この選挙戦、最初で最後の地元入りをしました。
小雨混じりの寒い中、沢山の皆さんが集まって頂き感激しました。
五年前一度失った、政治家としての命をもう一度吹き込んで頂いたのは、まさに地元の皆さんの暖かい声援でした。
「日本を必ず取り戻す!」との決意を新たに致しました。
今日も記者の質問を受けましたが、毎日新聞の平川記者から「下関は中国、韓国との深い経済がありますが、国防軍にして大丈夫ですか?」というお馴染みの中国側にたった小学生並(笑)の質問を受けました。
「国防軍にする為にはまず憲法を改正しなければならない」ということ。
「その改正案は今年の4月28日に谷垣さんが発表した」ということ。
「9条1項の平和主義は残し2項を変え、シビリアンコントロールを明確化する事や、日本政府は従来から『自衛隊は外国からは、ジュネーブ条約上軍隊とみなされている』と、ずっと答弁している」ということ。
また、「そう見なされなければ、自衛隊員は捕虜として取り扱われる権利を持たず、ただの『人殺し』になってしまう」ということ。
「だから国内に向かっては軍隊ではない、海外には軍隊ですと言わなければならない、奇妙なことになっている」ということ。
「それは、やはり恥ずべき事であり、自衛隊の諸君の立場も曖昧になっている中で命を懸けなければならない」ということ等、説明をいたしましたが、何も知らずに質問している事が、彼の質問を聞いていてわかり愕然としました。
これは記者だけの問題では無いかも知れませんが、安全保障の議論が未だに情緒的未熟さの中にある事は残念です。
自民党の公約、「自衛隊を国防軍として位置付ける」という事について
安倍総裁や自民党を批判する為に、
野田首相はじめ他党党首やマスコミは印象操作しているように思います。
位置付けると言っているのに「国防軍」に名称を変えると言い換えています。
これは論点をすり替える印象操作ではないでしょうか。
自民党HPには
「国防軍」に関する誤解や批判について
平成24年11月28日
「国の独立を守る組織を憲法に書くのは当たり前。名前がけしからんと言い掛かりに近いことを言って争点にしようというのは健全な考え方ではない」(石破幹事長)
自民党があたかも戦争を引き起こすかのような報道や批判がでていますが、それは間違いです。
私たちは、シビリアン・コントロールの鉄則を変えるつもりはありませんし、憲法の「平和主義」や「戦争の放棄」もまったく変わらないのです。
私たちは、実態に併せて矛盾を解消しようとしているだけです。名前が問題なのではありません。
どの国も自分の国と国民を守るために軍隊を持っています。
自衛隊は、国内では軍隊と呼ばれていませんが、海外では軍隊として扱われています こうした矛盾を解消するために、私たちは憲法を改正することで、自衛隊を国防軍として位置づけることを公約に掲げているのです。
今度こそ有権者はマスコミに騙されてはいけません。
自分たちの政党を有利にする為に
異常反応している党首たちの発言に騙されてはいけません。