
菅官房長官「解決すべき領有権の問題ない」 尖閣国有化丸2年で(産経新聞) - goo ニュース
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は10日の記者会見で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)国有化から11日で丸2年になることに「尖閣諸島がわが国固有の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いがなく、現にわが国は有効に支配している。尖閣諸島をめぐって解決すべき領有権の問題は存在しない」と強調した。
菅氏は、尖閣諸島周辺海域で中国公船による領海侵犯が相次いでいることを踏まえ、「情勢は依然として予断を許さない状況にある。今後とも海域の警備は緊張感を持って、関係省庁が連携して情報収集に努め、警戒監視に万全を尽くす」と述べた。
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尖閣諸島は日本固有の領土です。
そして領有権問題は存在していません。
それはわかっています。
当然の事です。
なぜ突如中国が領有権を主張し出したかもわかっています。
日本領土であるとわかっているのにもかかわらず
この問題を避けてきた理由は何でしょう?
日中関係を損ないたくなかった為、そして争いを避けたかったからでしょう。
しかし何となくウヤムヤにして来た結果が、一触即発に繋がりそうな現状です。
中国を甘く見ていました。
そして決断の機会を逃し、成り行き任せの結果、危機的状況になりつつあります。
正真正銘、尖閣諸島は日本領土というならば、なぜ我が国領土としての扱いをしないのでしょう。
無駄な摩擦を起こしたくないからでしょうか。
争いから避けた結果、どうなるか。
無闇な配慮をした結果どうなるのか。
対話で解決しようとしても、不利だと感じたら中国は応じないでしょう。
というか、日本領土であるのに対話する余地はありますか?
中国の南シナ海での無法者振りを知っています。
どれだけ野蛮で卑怯者かを知っています。
その海賊さながらの行いを中国共産党は弁護し、標的になったベトナムを非難する始末です。
こんな中国を相手にしている事を認識すべきです。
まさか、まさか、日本に対してはあのような乱暴な行いをしないとでも思っているのでしょうか。
もう対話でこの問題を解決する時期は過ぎました。
尖閣諸島は日本固有の領土だと言うならば、それなりの事をするべきではないでしょうか。
正々堂々と上陸し、島内を調査し、保護する物は保護し、整備が必要なら整備すればいいのです。
争いを避けたが為に、取り返しがつかなくなることを危惧します。
当然、政府は想定できる全ての事をシミュレーションし、その対策を考えているでしょう。
最悪の事も想定しているでしょう。
この期に及んで「想定外だった」などとの言い訳は聞きたくありません。
素人目線ながらどうしても現状の対応には納得できません。
危機は突如としてやってくるものです。
その時慌てても間に合いません。
後悔だけしか残らないでしょう。
尖閣諸島は我が国領土なら、通常の国境の離島と同じ扱いをしてもらいたい。
もしも自衛隊員なり警察官が常駐したり、島内の整備をした時のリスクと
中国漁民が上陸した時のリスク、
中国に居座られて、それを奪還する時のリスク。
人命の被害を考えると、公務員の常駐と湾港の整備の方がリスクが少ないと思いますが
専門家の人達はどう考えているのでしょう。