北朝鮮との非核化をめぐる交渉について、アメリカのポンペイオ国務長官はメディアのインタビューで、迅速に進める方針は変わらないとしながらも、具体的な交渉期限は設けない考えを示しました。
アメリカのCNNテレビは、ポンペイオ国務長官に電話によるインタビューを行い、25日、その内容を伝えました。
それによりますと、ポンペイオ長官は、北朝鮮との非核化をめぐる交渉について「両国の首脳が決めたことを実現できるか確認するため、迅速に進める決意だ」と述べ、迅速に進める方針は変わらないと強調しました。
その一方で、ポンペイオ長官は「2か月あるいは半年という期限は設けない」と述べ、具体的な交渉期限は設けない考えを示しました。
また、CNNテレビは、ポンペイオ長官がインタビューの中で、詳細な非核化の行程表を作成するのは時期尚早だと示唆したとも伝えています。
北朝鮮の非核化をめぐって、先の米朝首脳会談では、具体的な行動や期限が共同声明に盛り込まれませんでした。こうした中、北朝鮮側との交渉を担うポンペイオ長官が、今後どのようにして非核化に向けた成果を引き出せるかが注目されています。****************************************************************************
米朝首脳会談で北朝鮮の非核化はある程度見通し出来ると思っていました。
しかし、なかなか道のりは遠いようです。
北朝鮮の完全で検証可能な非核化、いわゆるCVIDは難しいと。
それでも工程表というか、具体的な期限ぐらい設けてもらいたいです。
迅速にことを進めなければなりません。
北朝鮮に一刻の猶予も与えてはならないのです。
相手は北朝鮮です。
一筋縄ではいかないからこそ、時間を与えてはならないのです。
ポンペオ国務長官が北朝鮮との交渉役ですが、どうしてもヒル元国務次官補とダブってしまいます。
本当にポンペオ氏を信用できるのでしょうか。
ヒル氏の様に北朝鮮に騙されるのではないか、そう思ってしまいます。
また完全な非核化が実現する前に、韓国や中国が制裁緩和に動き出すのではないかと心配です。
そうなると、非核化が有耶無耶になり、過去の失敗を繰り返すことになるでしょう。
それだけは止めてもらいたいです。
また振り出しに戻ります。
北朝鮮のミサイルや核に怯え続けるなど我慢できません。
ですから北朝鮮が経済的にも困り続けてもらわなくては困るのです。
そうでないと、北朝鮮は日本の言い分を無視します。
結果、折角の拉致被害者を取り戻すチャンスが遠退いてしまいます。
日本の援助を喉から手が出るほど、欲しがらせなければなりません。
援助を得る為に拉致被害者を返そうと思わさなければならないのです。
もしも北朝鮮へ経済制裁が緩めば、日本の援助金を当てにしなくて済みます。
そうなる前に、何としても拉致問題を解決させてもらいたいです。