初日

新しいアルバイトはやんごとなきに終わりましたが、バイト先の社員(おそらく30歳代)に日本拳法三段の若者が僕に段位を聞いて来たので、ちょっとサバを読んで四段だと答え、実際に彼に蹴りを仕掛けてやりました。

随分と速い蹴りだと驚いていましたが、彼が僕には段位を聞いた時点で彼の敗けが半分決まっていたのです。

本当は空手や拳法の段位程あてにならないモノは無いのですが、やはりたかが段位されど段位で、段位は一つの目安になります。

従って、三段よりも四段の方が強いという先入観に捕らわれ、その時点で僕が優位に立てるのです。

現役の頃、僕に先生が四段を取ったらどうかと勧めてくれた事が有ったのは事実ですから、四段と称しても全くのデタラメではありません。


戦わずして勝つのが武道の極意ですから、僕は極意に一歩近づいたのかも知れません。

親友の言葉

四十年の付き合いの友人は、僕を貪欲な性格だと言いました。

確かに、僕は自分でも貪欲だと思っています。←此れはドン亀

いつまでドン欲な自分で有りたいと思います。

それは生き方のドン欲さです。