支那そば元祖(旧支那そば屋)諸江店@金沢市諸江町:支那そば

この日、突如として朝から北陸方面へ。道中は非常にスムースで2時間ばかりで金沢入り。で、朝ラーできるお店を探す。日曜日でなければ候補となるお店はいくつかあるようだが、こと日曜日となると、朝9時から営業を始めるココぐらいしか見当たらず、これも何かの縁と思って行ってみた。
ところでこのお店、某口コミ投稿サイト上では「支那そば屋 諸江店」という屋号になっているが、実際の店内には「支那そば屋」の表記は一切なく、あるのは「支那そば元祖」という表記。
この事実から、ネット上でいろいろ調べていくと、かつて2014年の頃には「炭鶏麺」を主力としていた「支那そば屋」の諸江店だったが、その後いろいろあって、かつての「支那そば屋」をあらため「支那そば元祖」とし、主力商品を見直しリニューアルした。ということだろうか。
入店し、メニューを見れば主力はやはり「支那そば」である様子。店内、複数のスタッフの従業員教育ビシバシな言葉が飛び交う独特の雰囲気。
面白いというか珍しいというか、ラーメンSサイズを「お試しください。」と推している。注文はこれにしようかと、一瞬思ったが、結局普通サイズの「支那そば」を注文。同行者は「背脂魚介醤油そば」を選択。
そしてコレが「支那そば元祖」の「支那そば」。
それは「支那そば」というより、喜多方ラーメンを想起するようなモチモチの多加水平打麺。スープは豚出汁がグッと効いているのはとてもいい。けれど、塩分濃度もかなり高い印象。ゴハンが欲しくなるように、意図的にチューンしてるのかコレ?かつ、課長さんもかなり任務をこなしている感。
結局、途中で味変したりせず食べてしもうたが、ふとメニューを見ると、ただでさえ塩分濃いめのスープなのに「追い塩」が卓上にあったり、はたまた「割りスープ」の用意があったりすることに後になって気づいた。コレらを駆使すればより自分好みの味になるだろうか。
同行者注文の「背脂魚介醤油そば」。背脂に魚介出汁、タレは支那そばのそれに比べ、確かに醤油。今回、厨房から離れたテーブル席に案内されたため、これらのラーメンがどのように調理されているのかを見ることができなかったが、あの「支那そば」のあの豚出汁は、そして「背脂魚介醤油そば」の魚介出汁は… 今、思い返すと、店内に動物系はたまた魚介系のカホリはさほど感じられなかった。
それにしても、さらに過去をほじくってみると、今でこそ営業開始時間は午前9時からだが、かつては午前11時からだったり午前7時からだったり、屋号も「支那そば屋」だったり「支那そば豚中」だったり…かなりの紆余曲折を経ているお店だということは、よくわかった。


支那そば屋 諸江店ラーメン / 磯部駅割出駅上諸江駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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