自家製粉石臼挽き小麦 洛中その咲@壬生馬場町:小麦の定食「餐」丸鶏〜烏骨鶏・天草大王 ご飯と放牧鶏の煮卵付き

午後から近くで業務。その前の昼食に寄る。少し早めに現地についてシャッター&ポールで開店を待った。ちょうど2年前の今頃に初めて訪れ、今回で二度目の訪店になる。
その二年の間に、店内の様子は色々変わっていて、まず券売機のボタンは商品名ではなく、金額が示されており、1,400円、1,500円、1,650円の三択となっている。
券売機の傍らには「小麦の定食『餐』」として、メニューの写真が紹介されている。さらに、その右側には手書きのメニューボードがあり、この日は「本日のお出汁」として、「焼きあご(飛魚)長崎県平戸産」と、「丸鶏〜烏骨鶏 天草大王(熊本県産地鶏)超極太麺です」と、この二種のようだった。
そして、この二種が「放牧鶏の煮玉子付き」だと1,400円(コレが一番廉価)、「ご飯付き(山わさび・黒豚しぐれ煮付きのお茶漬けセット)」だと1,500円、「ご飯と放牧鶏の煮玉子付き」だと1,650円になる、というメニュー構成だった。
(と、ここまでのことを画像ではなく文字情報で記すのは、このお店、料理以外の撮影は禁止となっているからである。)
で、結局押したボタンは1,650円。かなり高いが、どうせならフルセットで頂いてみたくなったから。
食券を買って、カウンター席に通していただくと、トレーに「小麦の定食『餐』」の紹介文があった。
・異なる麺を2種類調理しますので、通常よりお時間頂戴しております。
・十割小麦は、本来の小麦そのものの旨味、香りをお楽しみください。
・白い麺は、小麦のもう一つの特徴である喉越しや食感をお楽しみください。
・十割小麦は最初にお出汁やつけ出しを少しかけて頂くと食べやすいです。
・オーガニックのお野菜やお肉は箸休めにどうぞ。
・食べ方に決まりや手順はございません。
・かけそばスタイルで食すもよし、つけ麺スタイルでもよし、ゆっくりとお好みのお召し上がり方を見つけてみてください。
つまり、こういうお店なので、急いでいるときには向かない。が、この日は午後の業務までまだ十分に時間があったので、思う存分満喫することができた。
して、暫し待つ後出来上がって運ばれてきたのがコレ。ほー、なかなかに、にぎやか。
十割小麦の麺と思しき器はでっかいチャーシューで蓋をしたみたい。
この十割小麦の麺を、何も付けずに啜ってみる。おおお、風味、香り、なるほど。
つぎに、つけ麺スタイルで啜る。烏骨鶏&天草大王の旨味ぎゅぎゅっと、そこに、濃いめの醤油のつけ出汁。じんわり、味わい深い。
放牧鶏の煮玉子の黄身ウルルン具合よろしく、箸休めのお野菜&お肉も出されてくる時にナニナニのホニャララでございますとひとつひとつを説明してくださるが、そのひとつひとつを明確に記憶する能力はワタシには無いようだ。とにかくオーガニックにこだわったものであるってことで。
十割小麦の麺は、さらに、かけそばスタイルでズルズルと堪能する。
次に太麺にさしかかる。この時点で結構時間は経っているが、超極太麺は伸びてしまうような気配は見せない。一見、伊勢うどんのような食感を想起するようながぞうだが、食してみれば、まさに小麦にガッついている感。
そうやって楽しんでいる間に、頃合いを見計らって、お茶漬けセットのご飯を出してくださる。
この御飯に、極太麺のほうの出汁をかけて、ジルジルといだたく。
食券購入時に高いと感じた1,650円は、いただいてみると、価格相応あるいはソレ以上に楽しむことの出来る豊かな内容であると感じた。
さいごに、オココロヅカイで小麦のデザートを出していただいた。極太麺の麺帯を応用したものかな?もっちりとした食感をほんのり甘い黒蜜ときな粉とともに、堪能。ごちそうさまでした。

自家製粉石臼挽き小麦 洛中その咲ラーメン / 四条大宮駅大宮駅二条駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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