石見銀山世界遺産センター@島根県大田市大森町【2024春 山陰の旅#10】

温泉津(ゆのつ)町にある「港の食堂 KAN」で朝食をいただいたあと、約16km走って8時43分に石見銀山世界遺産センター駐車場に到着。世界遺産センター自体の開館時間は8時30分なのだが、私たちが目的としている「展示室」の観覧時間は9時00分からなので、ココでしばらく時間を過ごす。

この時、ふと気になったのは2階部分が何やら展望室みたいになっている、この木造2階建ての建築。一階部分は、トイレになっている。

早速、その二階部分に登ってみる。と、梁に打ち付けられた床の板材はわざと隙間を設けてある作りで、その隙間から一階部分が丸見えになる。ここに立ってみると、自分がプチ高所恐怖症であることに気づいたりした。

9:00近くになって、世界遺産センターの方に行ってみると、この日の「間歩」一般公開限定ツアーの案内看板があった。「間歩」は「まぶ」と呼び、聞き慣れない言葉だが、つまりは銀を採掘するために彫られた坑道のことを、そういうのだそうだ。

また、ツアーに頼らず自力であちこちを見て歩く、という楽しみ方もあるようだ。その際はかなりの距離を歩くことを前提に、たっぷり丸一日をここで過ごすつもりで訪れた方が良いようだ。しかし、今回の人生初島根県旅では浅く広く、さくっと著名な観光名所を回ってみようという魂胆な私たちは、リアルな「間歩」見学ツアーに参加するでもなく、また自力であちこち見て歩くでもなく、「世界遺産センター」の展示室だけを見ておこうということでココにやって来た。

「有料展示室」の観覧料は大人400円。ところがイオングループの電子マネー「WAON」で支払うと、300円に割引されるという、なんでこんなところがイオングループと提携してんねん?www というちょっと不思議な割引サービスがあるので、WAONユーザーは絶対コレを使うべし。

展示室内にある各種展示は非常に工夫が凝らされていて、「石見銀山」の概要を手っ取り早く学ぶになかなか興味・関心をそそられる内容が多い。

その点、観覧料400円、WAON割引300円はそれなりの価値があると思う。しかし、撮影禁止物件が結構多く、ブログのネタ的画像は、今回かなり少なくなってしまった。

そんなことで、展示室を見学するだけで一時間以上の滞在となった。リアルな「間歩」見学ツアーに行かずとも、石見銀山の概要についてそれなりに学ぶことができるナカミが用意されているいい施設だと思った次第。




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