花紋@松阪市久保町:「塩」

先ほど訪れた青雲志のことはかねてから知っていたが、ここ「花紋」についてはこれまで全くノーマークだった。
オープンしたのは2010年9月だそうで、青雲志より3ヶ月ばかり早いことになる。
瓦屋根に犬矢来。格子戸のエントランスにはきちんと塩が盛り、「和」を意識したエクステリアであるかと思えば、



いつだったかテレビの中でみたことのあるキャラクターのフィギュアが、あちらこちらにさりげなく飾ってあるかと思えば、京丸団扇もまたさりげなく掲げてあったり...と、老いも若きも訪れては目から楽しむことができる演出が細やかになされている。



メニューです。隣席の同行者は中華そば(醤油)をランチメニューA(味噌煮牛すじのっけご飯(小))で、私は中華そば(塩)を無料でつくゆかりご飯はナシで、それぞれ注文。
先に同行者の「醤油」が到着。ずいぶん失敗作な写真だけど、後の「塩」との比較のため、あえてあげておこう。

続いて、同行者注文の味噌煮牛すじのっけご飯(小)。味について聞くの、忘れてたよ(笑)

そして、私が注文した「塩」登場。器、薬味のあしらい等、「醤油」とは全然違った顔。

画像では確認しづらいが、分厚つ目のチャーシュー、ちょっと甘めの独特な味付けが特徴的な穂先メンマ。表層をアブラで覆い、アツアツ状態を保ちながらも豊かな味わいに満ちたアッサリスープ。

そこに#20程度のツルシコなストレート細麺。 食べ進んで行くと、その店名に因んでか、スープの底から桜花の塩漬けがひょこっと出て来たり...と、このお店においてはあくまでスタンダードメニューであるにもかかわらず、格下感をまったく感じさせない充実度。かつ、トータルバランス的にも非常に良く出来ている。
仮に、この界隈にいて、家族で「ちょっとラーメンでも食べに行くか」なんて状況の場合、青雲志かココ花紋のどちらかを選ぶとするなら、やはり花紋に軍配があがる気がする。(逆に、一人でマニアックな楽しさを求めるなら青雲志を選ぶだろう...と、いうこともできる)「青雲志」の、「大将がやりたいことがなにより優先」的イメージに比して、「花紋」ではいろんなことが、まずお客の目線を軸として考えられている感を強く受けるからだ。
ってな感じで、青雲志から約12kmの距離を隔てたところに、こんなお店があったことはちょっとオドロキでもあった。三重方面にラーメンツアーするなら、訪問候補店として実にオススメな佳店と感じた。


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 【花紋】
 11:00~15:00(L.O14:30)   17:30~翌0:00(L.O23:30)
 無休
 0598-29-4750
 三重県松阪市久保町1887-8
 P:あり(8台)

花紋ラーメン / 徳和駅東松阪駅松阪駅
昼総合点★★★★ 4.5

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