Menkouともや@鈴鹿市寺家町:ラーメン2種

今月1日にオープンした新店に訪れるべく、バイクでツーリングに出た。

本年1月2日の当ブログで、京都千丸しゃかりきグループの成長を長年支えてきたミヤ君がしゃかりきを卒業することを書いたが、その彼がオープンさせたお店である。「カンバンに店主の似顔絵のある店は不味い」というジンクスがこの業界(?)にはあると聞くが、そのジンクスにあえて挑まんとするのか堂々たるイラストが幹線国沿いの目印となっている。(そういえば去る2月にオープンした大阪・寝屋川の中村商店もそうだった)それにしても、今ひとつ店主に似てない気がするのだが、どうだろう(笑)

そして店先には「つけ麺」の文字がどーんと掲げられている。また、4月1日のオープンを告知するA5サイズのチラシも「つけ麺屋オープン」というフレコミでのアピールがあった。

また、麺屋棣鄂初の三重県進出ともなるお店になるそうな。

メニューはつけ麺4種とラーメン2種及びトッピング、

裏面に定食・一品・飲み物。今回、まずは「煮干しそば」を注文してみる。

厨房を司る店主ミヤくん。さて、似顔絵と似ているかどうか、皆さんゼヒ確かめに行きましょう(笑)因みにこの日は開店後初の土曜日でもあるため、京都千丸しゃかりき店主・梶さんも応援に来ていました。

やがて「煮干しそば」登場。目の前に現れたとたんに煮干しの香りとネギ油の組合わさった香りがフワワと漂う。出てくるまでは京都千丸しゃかりきの「和風煮干ラーメン」のようなものかと想像していたが、その姿、香りとも別物である。また、食べるワタシの目の前にいた梶さんは「レシピそのものからしゃかりきとは別物です。」と言う。また、「使っている煮干しやタレに仕込む醤油等、しゃかりきとは違って、なるべくコチラ(三重・東海)のものを積極的に取り入れるようにしたようです。」とのこと。

具材に味わうしっかりとした仕事にはしゃかりきDNAを感じる。メンマは拍子木状の太いものでなく、一般的なサイズのどちらかというと口当たりの柔らかいもの。スープは煮干しがガッツゥーンというタイプと違い、土台の動物系ダシ、醤油ダレやネギ油の風味と上手くバランスさせてあって、アッサリとしながら深みのある味わい。プレオープン時のプロトタイプを食べに行った人のブログで紹介された時点では、斜め切りの白ネギを載せていたようだが、小口切りの青ネギを載せるのは関西文化圏の発祥ということがつながってるのかな。


また、麺屋棣鄂製の黄色い発色が強めの中太縮れ麺、これもしゃかりきのレギュラーメニューのラーメンとは全く違う麺。札幌の西山製麺に代表されるようなコシのある力強さとともに、西山麺に比べれば軽やかな口当たりと喉越しで、しゃかりきとの明確な違いが面白い。
このブログ記事の前段階で書いたSNS日記に、ある方が「NEOしゃかりき」という表現のコメントをくださったが、なるほど言い得て妙だ。
この煮干しそばをいただいてのちしばらくしてから、せっかくここまで来たんだからともう一度訪店。今度は「鶏そば」を注文。
麺と具材は「煮干しそば」と共通。また、煮干しそばと同様に、出てきた時の香りが非常に高い。コチラもプレオープン時のプロトタイプに比べればネギ油がちょっと多めのよう。いわゆる濃厚鶏白湯スープ。鶏のダシが一直線にバシーンとくるような直球勝負とはちがって、ダシ、タレ、香味油を高次でバランスさせながらじわじわっと鶏の旨味を楽しませてくれるようなタイプ。
結論:どちらもそれぞれに非常に美味い。

つけ麺がウリのお店で、今回はつけ麺をいただかなかったが、ソレは次回のお楽しみにとっておくことにした。ココはきっとリピート必至のお店になる。また、もしかしたら、三重のラーメンがいっそう盛り上がるきっかけになる可能性も感じるところである。



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【Menkou ともや】
 11:00~23:00
 2011年5月までは不定休。同年6月以降に定休日設定の予定。
 059-388-6036
 三重県鈴鹿市寺家町1536-1
 P:あり


 

Menkou ともや ラーメン / 鼓ケ浦駅白子駅
昼総合点★★★★ 4.0

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