塩元帥 京都店@下京区西七条名倉町:天然塩ラーメン&焼き飯

まさに花盛り。殺風景な下水処理場でさえ、華やいだ彩りの日曜日。

こないだの4月1日にオープンしたという塩元帥京都店に赴いてみた。
もうずいぶん前のことだが、大阪の「総大醤」に行った当時に書いていたことをみれば、「総大醤」が2号店として塩ラーメン専門店の開店準備を進めていたことがわかる。あれから4年。一度行ってみたいなと思っていた塩元帥が、お店の方から京都にやって来てくれた。

店先にはその存在をアピールするように大きなガラス窓から中を見通せる製麺室が。


メニュー表。塩と醤油はつけ麺も選べ、味噌ラーメンもあるという構成。ゴハンものもいろいろある。一品に「どて焼き」を置くお店って、京都では珍しい。
今回は天然塩ラーメンと焼き飯を「チャーハンセット」で注文。

メニューの裏側はお昼のサービスセット一覧。ただしこれらは日曜祝日はやっていない。この日が日曜じゃなかったら、迷わずコッチの半チャンセットにしたんだけど。
店内はカウンター席のほか、中央の通路の左右に二人掛け、四人掛け、六人掛けのテーブル席がならぶ。なんだか旧国鉄時代の古い車両のボックスシートみたいな感じ。(もっとも、あんなに狭っ苦しくはない)店内、来来亭的なにぎやかさでスタッフの威勢のいい声があちこちから響きわたる。その接客はとても丁寧。



無料サービスのキムチバーあり。ご利用にあたっては、もったいないオバケが出て来ないようにいたしましょう。

天然塩ラーメン。目の前に出て来るなり、ネギ油と魚介ダシの組合わさった、なんともふくよかな香りが漂う。

やわらかなメンマ、白髪ネギ、菊菜のうえに糸唐辛子。そして食べ応えあるバラ肉のチャーシュー、
清湯系のダシの取り方でとったかなり濃密なスープ。見た目に透明感はないが、そんなことがどうでもよくなる豊かな味わい。美味い。
自家製麺による若干平打ち気味のストレート麺。弾力性のある感触とは対極にあるようなさっくりとした歯応え、ほどよいカタさ。スープとの相性よく、麺単体としても美味い。
焼き飯のほうも程よい味付けでパラッと仕上げてあり、今度来た時もまた食べてみたいと思えるものだった。
もとは「総大醤」の2号店という位置付けで始まった塩元帥だが、公式HPを見てみると、この度の京都店オープンは塩元帥ブランドによる大阪市内・兵庫県尼崎市・同県小野市のチェーン展開に続くものだそうな。
さて大阪を中心に奈良・兵庫・そして東京で大規模にチェーン展開しているあの「神座」でさえ、実は京都に一店舗も無い(距離的には非常に近いし交通も至便であるにかかわらず、これまでに京都に進出しようとしたというハナシもきいたことがない。)。
大阪的色彩の濃い塩元帥が、今後京都でどのように評価されるか、これは非常に興味深いところだ。
なお、店舗の南面が15台程度の駐車場となっているが、実は店舗の北側にも4台程度と駐車スペースがある。
南側が満車のときは北側に廻ればクルマが置けるかもしれない。


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【塩元帥 京都店】
 公式HP
 11:00~24:00
 無休
 075-316-3580
 京都市下京区西七条名倉町34-2
 P:あり(店舗南に15台程度、北に4台程度)

塩元帥 京都店ラーメン / 西大路駅西京極駅丹波口駅
昼総合点★★★★ 4.0

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