煮干し中華そば加藤@山科区東野百拍子町:煮干し中華そば&ごはん(小)

ワタシの場合、開店日早々に食べに行って誰よりも早くレビューをあげて悦に入るだけのモチベーションを保ち続けることはなかなか出来ないでいるが、今回はたまたま自分の休みとタイミングが合った。
ここ数年、間借り店舗を転々としていた「煮干中華そば〇〇」あるいは「煮干中華そばまるこう」のロバートがクラウドファンディングに成功し、4年ぶりに自店舗での再出発となる日に食べに行くことができた。
で、その場所は…よりにもよってかつての「麺屋裕」跡。実はこの界隈、ワタシの出身小学校の校区内であり、この店舗北隣のアポロ自動車は昭和40年代から連綿と続いていたり、かつての旧友が住んでいた家がすぐ近くだったり…と、よりにもよってなのだが、これは個人的なこと。いざ訪れてみると、麺屋裕の時とは違って店先に幟を並べ立ててはここにラーメン店があることを視覚的に訴えるロバートの「やり方」が伺えた。
そしてこの暖簾、このブログにおける記録では草津駅前「煮干中華そばまるこう」だった当時から店先に登場するようになったことがうかがえるが、これまではずぅーっと左端の「加藤」の二文字のところはクリップで止めるなどして隠していたことをワタシは知っている。ようやく、こうして堂々と「煮干し中華そば加藤」としてキチンと暖簾が出せるようになったことを、とりあえずは慶ぶものだ。
券売機は、やはり前から使い続けてきたものをココに持ってきた。先日まで、あちこちに貼り付けていたPOPのテープ跡が生々しすぎるぜ(笑)
メニュー表も従前の「〇〇」「まるこう」の頃のソレと一見同じようだが、ココに「幻の中華そば(まぼちゅ〜)」が復活している。ただし、1日限定10食と、少々ハードルが高い。
ワタシが訪れたのは13時を過ぎたころ。狙いの「まぼちゅ〜」はとっくに売り切れだった(そうと予想はしていたが)。で、このお店のスタンダード、「煮干そば(並)」と白ごはん(並)を注文。
店内、麺屋裕時代のカウンター席はそのまま流用するとともに、麺屋裕にはなかったテーブル席が設けられている。車椅子の方、背の高いカウンター席は苦手という方も安心して食べに行くことが出来る。コレ、重要。
ということで、注文の品、到着。
ごくシンプルな煮干しの出汁に醤油ダレのスープだが、その香りと味わいは、やはりロバートが作ってくれるアレ。油分はどうしているのだろうか?キャノーラ油で作る煮干油だろうか?また、薬味にはネギをあえて用いず、カイワレと大葉(青しそ)を起用。とりわけ大葉のハーブ感が煮干しの海の中で映える。
麺は、かつての「まぼちゅ〜」に味わえた、洛東フーズ製の少々ヤワな平打ち全粒粉麺とは全く違うもっちりとした中太麺だが、煮干のスープとはよくマッチし、啜り込んで快し。こりゃ、いい。
さて、いよいよ自店舗として本拠地を得たロバート。もうこれ以上は、あっちこっち行ったら、アカンよ!


煮干し中華そば加藤ラーメン / 東野駅椥辻駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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