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2022北海道へ #30_つべつ西洋軒@津別町字東4条3番地

今回の北海道旅行で、先に訪れた白糠町の「老麺やはた」もそうだったのだが、これから訪れようとしている「西洋軒」もまた、道内では名だたる老舗として知られるお店。

現地着は午後12時16分。地元の超人気店らしく、玄関開けたところに四人様ばかりの中待ちがあった。で、車の番号をお店の人に伝えて、お店の傍に停めた車内で20分ばかり待つ。と、程なく席が空いたらしくて、呼び出されて店内テーブル席に着席。

では、メニューを見てみよう。

お店としての一番の主力は豚丼のようだ。しかも、ロースかバラか、肉を選ぶことができるシステムなのは珍しい。「北斗ポーク」というのは美幌町にある株式会社ミートテックが手がけるブランド豚肉で、ココに興味深い記事がある。
同行者はこのページを見て「カツ鍋定食」を注文した。
同行者はこのページを見て「カツ鍋定食」を注文した。

で、これが注文の品。いわばカツ丼のゴハン部分と、カツとじ部分をセパレートにしたものと考えて良さそうなものではあるが、別皿のカツとじは登場してきた状態からしばらく経ってもグツグツ煮えたぎっているし、デフォルトのカツ丼よりもなんだかボリュームが大きく見える感じ。

昔買った「とっておき北海道 ラーメン50+2」(2003年7月30日発行&企画編集アドネット)という小さなサイズのラーメン本の53ページにこのお店の紹介がある。「ハイカラな先代が戦後まもなく、何とグラタンを出したのが西洋軒のはじまり。「グラタンって当時から洒落た食べ物ではあったけど、田舎じゃ流行らない。自分の時代に本格的にラーメンに取り組んだ」と2代目(以下続く)とある。
そんな西洋軒のラーメンは、三代目になってさらに、津別産小麦使用の西洋軒オリジナルブランド麺を起用するようになったりと、相変わらず進化させていくことに余念がない様子。で、ワタシはメニュー表でいちばんハバを聞かせている塩ラーメンを注文。
そんな西洋軒のラーメンは、三代目になってさらに、津別産小麦使用の西洋軒オリジナルブランド麺を起用するようになったりと、相変わらず進化させていくことに余念がない様子。で、ワタシはメニュー表でいちばんハバを聞かせている塩ラーメンを注文。

して、コレがこの日の西洋軒の塩ラーメン。具材はネギ・ワカメ・メンマ・チャーシューと、特に際立った特徴があるわけではない。

麺はなるほど、つるっとしこっとした、小麦の風味も感じ取れるしっかりとしたストレート細麺。

ラーメンのチャーシューに用いている豚肉も北斗ポープなのかどうなのか、メニュー表からは確認できないところだが、肉の味豊かにして厚みのあるチャーシューは結構食べ応えのあるもの。
ラーメン全体としてはよくまとまった感はあるが、同時に突出した何かがあるわけではない。地元の方に受け入れられるように、長い年月の中で地道に進化してきたことがうかがえる、そんな感じのラーメンだった。
ラーメン全体としてはよくまとまった感はあるが、同時に突出した何かがあるわけではない。地元の方に受け入れられるように、長い年月の中で地道に進化してきたことがうかがえる、そんな感じのラーメンだった。

このお店、あくまで津別という場所に在り続けることがお店としてのこだわりでありつつ、

「北海道津別ラーメン」を新たに開発したり、ここから新たなものを発信していこうというスタンスも併せ持っていたりする。これからもちょっと楽しみな予感のあるお店だと感じた。
つべつ西洋軒 (定食・食堂 / 津別町その他)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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