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俺のラーメンあっぱれ屋@城陽市奈島下小路:祝10周年の、濁とろ塩ラーメン 大盛

「そうだ、あっぱれ屋に行こう」と思い立ち、R307を宇治田原方面に東進し、上方温泉一休京都本館を通過したあたりにさしかかるときの、あのワクワク感って、僕だけ?
10年前からそうだった。そしてかれこれ10年が経とうとしているが、ここいらあたりにさしかかるワクワク感はあの時も今も変わりはしない。

 

ちなみに、10年前はこうだった。店舗向かいの「→ラーメン」の看板はあるけれど、「カーブ注意」や「すべりやすい」「鹿出没注意」の警告標識って、なかったのね、10年前のあの頃。さらに「コンクリートブロック販売致します」の看板があって、隣のガソリンスタンドのレギュラー価格は105円だった...。やっぱり、10年ヒトムカシだねぇ...。ちなみにこの当時の記事はコチラです。

この日の開店時間を少し過ぎた頃の様子。外待ち10名程度、20食限定のスーパーつけ麺はすでに売り切れの模様。本気でつけ麺を狙うなら、それなりに早めにお店に向かった方がいいだろう。しかし、あっぱれ屋の本質は、つけ麺よりラーメンにこそあると自分は(勝手に)思っている。

暖簾自体は10年間、更新されずに来た。が、

五年前に「第2章」としてスタートし、ああ、もう、あれから、はや5年かぁ...。

5年前より、「塩とんこつ魚介」専門とするようになった。そんなこんなの間に数々のお弟子さんを輩出し、また、弟子とはならずともこのお店のラーメン作りを参考とするラーメン店が京都や奈良に増えた。が、「あっぱれ屋」以前に、ここのラーメンのようなものを食べさせてくれるお店はあっただろうか?私はそのようなお店を知らない。やはり、ここが「はじまり」の場所なのだ。

上掲の二つの画像は2008年12月26日に撮影したもの。もちろん、開店前の画像である。当時、建物の中では、着々と新店舗としての改装工事が進められていたことだろう。いつだったか、仙度さんから「あの時、『何かヘンなヤツがカメラ携えて写しに来よったなぁ』..とかいう話を当時の建物の中でしてましたわ〜...」とかいう思い出話を聞かせてもらったこともあったっけ。それにしても今見ると実に殺風景な画像だこと。

ハナシを現在に戻す。この日、お店の駐車場はすでに満車だったが...

かつてトナリにあったガソリンスタンドの場所は更地になっていて、この土地が第2駐車場となっている。まあ、100台は余裕で駐車できそうだわ(って、前にも書いたっけ?ま、エエか。)

本日も、「濁とろ塩ラーメン」を大盛りで注文。カウンター席後ろの待合スペース最先端にあるこのメニュー表の右側には、特許庁から交付されたあっぱれ屋のロゴマークについての商標登録証がある。平成27年7月28日に出願し、登録されたのは平成29年2月3日となっている。なんと、ちょうどおよそ1年前ではないか!商標登録って、おおむね1年半はかかるんだ...。

この日、じゅんちゃんに案内していただいた席は、三連行平鍋前のアリーナ席。偶然にも、10年前に初めて訪れた時と同じ場所。いま、ここから見える寸胴には、2012年2月26日「無鉄っぱれ屋」の時にラーメン無鉄砲の赤迫CEOシゲちゃんがコンロの熱を確保するために増強改造した寸胴を囲むステンレス板に加え、創業当時は木べらで撹拌していた寸胴には自動で撹拌する装置が備え付けられていることが確認出来る。

 少し角度が違うが、10年前、創業当時の厨房心臓部の画像。今見ると、かなりシンプル。当時の木べらやシノワも見える。10年の間に、より効率的に、安定的に上質なスープを作るための投資を惜しまないで来たことが伺える。

さてさて、そうこうするうちに(現在の厨房から)仙度さんの調理によって、濁とろ塩の大盛りが出来上がってきた。

これまでも、何度も味わって来たが、それでも思い出した頃には無性に食べに来たくなる、どこまでも惹きのあるラーメン。お懐かし系のレトロな中華そばとは対極にある、ラーメンというよりスープパスタなんやないのコレ?みたいな力強くもしなやかな麺。洋のテイストっぽくも魚介の味わいもじんわり感じる濃醇なスープ。いつも絶えずに説得力あるジンジャーテイスト極太メンマに黄身ウルルンな半熟煮玉子にブラックペッパー塗してフライパンでジャーっと焼き目をつけたあと、じっくりと低温調理されたレアチャーシュー。これら、麺、スープ、具材を安定的に作り続け、夫唱婦随で待ち時間を最小限にする工夫を重ねた営業スタイルを確立し、営業時間に融通はきかねど、営業時間に食べに来た客には絶対に満足感を味わわせることに心血を注ぐことに集中するというスタンスを一切ぶれることなく貫き通すというスタイルを確立し、継続されてこられたこと。心から(勝手に)リスペクトする。
どうぞ、どうか、これからも、末長く。祝・10周年。

ちなみに、当ブログにおける「俺のラーメンあっぱれ屋」に関するこの10年のアーカイブはコチラから。 

俺のラーメン あっぱれ屋ラーメン / 山城青谷駅山城多賀駅長池駅
昼総合点★★★★★ 5.0

 
 
 
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Wasssssnn. ㊗️10周年! #祝10年 #俺のラーメンあっぱれ屋

t_cognacさん(@t_cognac)がシェアした投稿 -2019年 1月月27日午後9時13分PST

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