らーめんキラメキノトリ@河原町丸太町上ル:鶏白湯らーめん(並)

京都市内某所で午前中は炎天下、午後からは冷房の効いた講堂というスケジュールの合間、昼メシどきの移動中にちょうどこのお店があったのでこの機会に(やっと)初訪。かつては吟醸ラーメン久保田・北店だったが2013年4月に鶏専門にリニューアルしたことは、すでに各方面で御案内のとおり。

メニューは鶏白湯と清湯の二本。あとは麺量、トッピングのバリエーションを選ぶかたち。昼営業ではご飯ものがお得。

夏限定で、冷し中華なんてのもある。中華料理のお店でよく出てくるみたいなやつだろか?どうやら、そうらしい。
以上のことが店先で確認できるようにしてあるのは、情報を持たないで訪れる客の立場としては、ありがたいものだ。

 店内に入るとすぐのところに券売機があるので、着席してから「あ、食券をお買い求めください」なんてことにはならない動線。ボタンの構成から見れば、今は「冷し中華」となっているボタンのところに季節ごとの限定メニューを置こうというところか。

本日は、黄土ソックスに鶏白湯の並を注文。

テーブルに置いてある粉末系調味料。辛味とニンニクはお好みでどうぞと云うことね。

やがてやって来た鶏白湯。大振りのチャーシューにメンマ、青ネギと、特に変わったものはない。着席したのが調理の様子が目の前で見ることの出来るカウンター席だったので、調理の行程を観察していると、通常なら鉢に液体の醤油ベースなりのタレを入れるところだが、ここでは液体のタレではなく、半ば固体のペースト状のものをまずは鉢の底におき、さらに鶏油かラードか、明らかに脂分であるものを足す。そこに小鉢で温めた鶏白湯の出汁を注いだところに小型のホイッパーで軽く撹拌させ、最初のペーストと、脂分と、鶏白湯出汁を馴染ませてスープ完成となる。
味わってみると、鶏の旨味がストレートに来る...というより、鶏の旨味に加えて、最初のペースト状のタレに仕込んである味わいとの複合系という印象が、どこか変化球的。さらに味自体がかなり強め。いろんな試行錯誤を重ね、かなり手間隙のかかる作りのスープであることはうかがえる。そういう点で、複合的で強い味わいが好みの人にはとても魅力的な味わいであるかも知れない。私は「鶏白湯」というなら鶏の旨味が直球勝負で来るタイプが好みなので、タレやその他の強い味をもう少し引き算して出してくれたら、いうことないかも知れない。が、こういうことは好みの問題。作り手側の思っている「ウマイ」と食べ手の「ウマイ」は、いつも同じベクトルを向いているとは限らないものかも。

自慢の自家製麺による麺は、ザクリとした食感が特徴的。これは勝手な妄想だが、おそらく一般的な中華麺用の粉よりもさらにどちらかというとパン等に使われることの多い、灰分高めの粉によるものだろう。
きくところによると、スープの方は4月のリニューアルオープン以降も改良を重ねて来ているようで、今後もより進化していく可能性はあると思う。
...さて、清湯の方は、どうなんだろ? 


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【らーめんキラメキノトリ】
11:00~15:00(L.O.14:30)
18:00~23:00(L.O.22:30)
年中無休
075-231-2505
京都市上京区出水町281 永田ビル 1F
P:なし(近隣コインパーキング利用推奨)
 

 

キラメキノトリラーメン / 神宮丸太町駅京都市役所前駅丸太町駅(京都市営)
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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