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屋台ラーメン まる担 おがわ@樫原山ノ上町:ワンタン担担麺

最近、洛西方面に美味い担々麺を食べさせてくれるお店ができたというハナシが聞こえてきていた。この連休中に捜査網を総動員して調査した結果、具体的な場所が特定出来たので本日開店一番の客として赴いて来た。
そのお店は、なんと住宅街の中にある一戸建ての庭に据え置きした軽トラ屋台であった。
大将のハナシでは、ここに開店したのは昨年の12月。ひと冬を過ごしてコレからがここで迎える初めての夏になるという。以前は中華料理店の厨房に立たれていたこともあったそうだ。
メニュー一覧。麺類はすべて担々麺。左端の「本日の肴」が気になるところ。今回はワンタン担々麺(これだけ「ン」がつくメニューも珍しい。どうでもいいけど)と数量限定の炒飯を注文。麺類については、辛さの好みを聞いてくれる。今回は初めてなので「このお店の普通で」とお願いした。

出来上がりを待つ間、なんで担々麺の屋台を始めたのかなどを聞いてみると、もとからラーメンの屋台をやろうと思っていたんだけど、まだ「担々麺」なるメニューが今ほど知られていなかった20数年前、中華料理店時代にまかないで食べてその美味さに感動したのが担々麺だったそうである。で、ラーメン屋台やるなら担々麺でやろうと決心したのだそうだ。...このハナシを聞いていて、この人はいい人だと思った。つまり大将は、自身が食べて一番美味いと思うものをお客に提供しようとしているワケだ。

これがまる担おがわの「わんたんたんたんめん」。画像からではわかる由もないが、辛みの向こうにラー油、練りゴマ?ナッツ?等々が複雑に組み合わさった絶妙の香りの高さと美味さがある。特に美味いと思ったのはひき肉。どうやって作っているのか、アレはただのミンチではない。独特の食感と肉の旨味が豊かで、担々麺全体を支えている感があ る。麺は棣鄂製切刃番手24番の細い玉子麺で、率直なところソレ自体の主張は感じられない。茹で時間をもう少し短めに調整するとともに、クライアントの要望には出来る限り対応しようとするのが棣鄂の姿勢であろうから(事実それで改善して行った例を多数見ているし)、その辺りのこともどんどん相談されるとよいと思う。ちなみにこの麺、冷製担々麺用に冷水で締めて食べると、歯ごたえと啜り心地が大変わりするとの情報を得ている。次回は是非冷製を試してみたい。

数量限定の炒飯は、屋台でどうやって作るのかなと?目の前で中華鍋振って作ってくれるのかな?と思って見ていたら、目の前の電気炊飯器から取り出してよそってくれた(笑)。「炒める」じゃなくてピラフよろしく「炊いて」いるようだ。それじゃあ「炒飯」ではないではないかとツッコミたくなるが、なにより100円。コストパフォーマンスは抜群。また、炊飯器で炊く炒飯のレシピはネット上にも多数紹介されている。

先に述べたように、これから初めての夏を迎えるこの屋台では、暑さや虫への対策等、屋台であるが故の課題が待ち受けている。今後の変化と、更なる進化を見続けて行きたくなるお店である。

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