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らーめん伊の屋@草津市野村3丁目:開店前レセプション

この度、滋賀県草津市野村に新進気鋭の鶏清湯ラーメンのお店がオープンするということで、開店前レセプションへのお招きをいただいたので行って来た。その場所は、かつて何度か食べに行った「中華そば満丸」が入っていた物件。けれど外装には大きく手が入っていて、満丸だった頃の面影は、ほぼ感じない。

店内の厨房と客席のレイアウトも満丸だった頃を基本的に踏襲してはいるが、外装と同様に内装も結構手入れがなされている結果、ああ、新しいお店に来たんだという実感があるのがいい。メニュー構成の柱は、鶏そば・つけそば・チャーシュー丼がそれぞれに、塩か、醤油かという構成。チャーシュー丼が塩か醤油かってのは、ちょっと珍しいかな?

この日はレセプションということで、現時点で予定しているお品書きがカウンター席のテーブルに置かれたトレーにあった。

その詳細は、こんな感じ。「価格は予定価格です。」とあるが、「開店後も多分、このまま行きます」と答えるのは、実は「らーめん与七」代表の川村さん。

5月10日の開業以降は、食券制になる予定。券売機の上には男性二人のツーショット。

右側に映るは、ここ「らーめん伊の屋」店主、伊庭さん。そして左側には、みなさんご存知豚骨の神様、ラーメン無鉄砲の赤迫CEOじゃあーりませんかっ!しかも、この店内で撮影したことがわかる画像だ。つまり、ここ「伊の屋」の主人となる伊庭さんは、「らーめん与七」で修業された方。そういう点で、無鉄砲系列の孫弟子に当たる方がこの度滋賀県草津市にデビューという運びになる。そういえば、ここ数年の「らーめん与七」では鶏清湯のラーメンを限定メニューで出すことがちょくちょくあったが、アレはこの度、伊庭さんがデビューするにあたっての伏線であった、ということになるようだ。

まず、注文してみたのは「鶏そば醤油味玉」。豚ロースのレア、豚バラロールに低温調理鶏と三種のチャーシューをデフォルトに、味玉を追加したバージョン。味わってみると、奇を衒わないながらも、ものすんごく奥行きというか深みがあるというか、そんな抽象的な表現しかできない語彙の少なさか悔しくなるほどに旨味が載って、洗練された鶏清湯醤油。オーソドックスにして、滅茶苦茶美味い。濃厚豚骨がお家芸の無鉄砲系列から派生するお店だが、美味いラーメンでお客を楽しませる「ラーメン無鉄砲」に、はたまた「らーめん与七」に貫かれている理念をしっかり継承していることを存分に感じさせてくれるもの。とりわけ、塩蔵メンマを戻したという極太メンマのカツオ風味の絶妙な歯触り、食感、味わいは絶品。まさに「こんなメンマを作りたい」を理想形で行くやつ。感動的に、美味しかった。またこのメンマ、他のお店で味わったことのない味。「俺のラーメンあっぱれ屋」の、あのジンジャーテイストを、巧みにカツオ出汁チューンに置き換えた感じ。まあ、本営業スタート後も期待して間違いないと思う。

そしてこちら、「つけそば塩チャーシュー」。

麺の器にはラーメンと同様に三種のチャーシューにカツオ味メンマが載っかり、

さらに別皿で三種のチャーシューが別皿に追加される構成。

平打ち太麺の啜り込み感に申し分なく、コチラも十分以上に美味い。が、現時点ではつけ汁の温度が下がると出汁感がスポイルされてしまいがちになるかなぁ???とかいう注文をつけておいた。「敢えて、文句を言って欲しい」と言われるものでwww

さらに、「チャーシュー丼塩」をモニターさせていただく。ラーメン用の塩ダレとは別に丼用の塩ダレにはニンニクが加わっている???
肉に炙りを加えてみると、脂のカホリが立って良いかも?とか意見してはみたんだけど、厨房のオペレーションではそれで一手間増えることになってもしまう。さて、本開業後はどうなりますやら?
肉に炙りを加えてみると、脂のカホリが立って良いかも?とか意見してはみたんだけど、厨房のオペレーションではそれで一手間増えることになってもしまう。さて、本開業後はどうなりますやら?
いずれにしても、期待度満点のお店が、5月10日、滋賀県草津市にデビューだ。
らーめん 伊の屋 (ラーメン / 草津駅)
その他総合点★★★★☆ 4.5
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