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中島屋食堂@長浜市北船町:きつねうどん 寿司セット

新しい店を追いかけるのもいいけれど、ヘリテージング的に近代化遺産というか文化財的価値がありそうな店を食べ歩くのもまた一興。
滋賀県長浜市方面だけでも行ってみたい店は沢山あるが、かねてからとりわけ一度は訪れてみたいと思っていたココに、この日やっと赴く。
近隣の建物が軒並み駅前再開発の対象となり、もしかしたらこの店も消滅してしまうのではないかと不安に思っていたが、周辺工事現場の様子から見るに、創業明治30年というこの建造物はそのまま残ることになったのだろうか。
耐震補強とかいろいろ言いだしたらややこしそうだが、一度取り壊してしまえば、もう二度と復元はできない、こういう建造物、個人的には文化財的価値は多分にあると思う。
もし「中華そば」がメニューにあるのなら、ソレを頼もうと思っていたが、麺類については「うどん」か「そば」のどちらかということだそうな(「中華丼」はあるんだけど)。
そういうことなので、きつねうどんを寿司のセットで注文。同行者はココの名物という「よもぎうどん」の寿司セットで注文。
先にやってきたセットのお寿司。
新香巻き・ビワマスの握り・鯖寿しの三種、と郷土色豊か。
特にビワマスの握りは珍しいところ。鯖寿しは、昆布味や酢で締めた感はなく、わりとシンプルな感じ。それが却ってこの店の持ち味かしらん。
しばらくして、注文のきつねうどん到着。
ナルトにワカメに山菜にチクワにネギに、そしてお揚げさん。なんとも具沢山な「きつねうどん」。
具沢山なことはいいんだけけど、肝心のうどんはかなりヤワ。かつ、うどんのツユは薄味指向の自分にしてみても、かなりの薄味。
同行者の「よもぎうどん」。確かにその麺は特徴的。けど食感とツユの味はノーマルのうどんと同様。
まあそれはそれとして、観光として訪れてみて、その歴史的な重みを感じ取ってみる価値は十分にある場所だと思う。
この日、ついでに元祖 堅ボーロ本舗・つるやパン「まるい食パン専門店」あやべとうふ店と、ウロウロしてみた。なかなか、楽しみ尽きぬ滋賀である。
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