麺屋白神@岐阜県関市巾2:えびそば

大津市木戸のパン麺ネ本屋で出汁冷麺をいただいたあと、マキノ・木之本からR303に入り揖斐川町を抜け、谷汲・本巣を通過し関市へ。目的地に着いたのは開店10分前あたり。すでに店前には待ち客4名。で、5人目に着く。その後からどんどんとクルマがやっていて、お店前の駐車場はたちまちほぼ満車となった。少し早い時間に到着できて良かったぜ。

このお店、随分前から気になっていた。このお店の麺はつい最近まで湖国でも味わうことが出来た。が、このお店自体の味を、自分は知らないでいた。とうとう、念願が叶う時が来た。
券売機のボタンは、それぞれに味わってみたいもののが多数ある。
今回は、シンプルにえびそばを並で注文。大でも価格は変わらないが、せっかく遠くまで来たのだから、もう一軒は行くつもりだったので、ココでは腹八分にしておこうと思って。
だから、昼営業時間には無料サービスとなる「ひとくち雑炊」も遠慮することにした。
そしてコレが初めて味わう麺屋白神の「えびそば」。それでは、いただきます。
一斉を風靡し、卒業生を多く輩出している名店の看板メニューにしては、具に太モヤシが入っているのはちょっと意外な感じに思えたが、「えびそば」として発売し始めた頃からのスタイルがコレなのだろう。個人的には、無くてもいい、いや、無いほうが良いんじゃないかい?と感じた。また、「えびそば」の「エビ」風味について、このお店では富山県産の白エビを大量に使用しているとのことだそうで、また、「えびそば」というからには、京都府木津川市にある麺屋じすりや、京都市内の本能寺近くの海老とんこつらーめん一義や、はたまた新千歳空港で味わえるえびそば一幻で味わったラーメンの記憶と、どうしても比べてしまうことになってしまうが、実際に味わってみると豚骨スープの向こうにほんのりと海老の味わいが感じられる、といった感じで食べる前に思い描いたほどにエビエビとしたものではなかった。この味が、ここ十数年来、岐阜を席巻し続けてきた味なのか...。
いっぽう、北海道産小麦粉100%使用のオリジナル麺、スープに馴染みつつも、捩れのある口当たり、さくっとかちっとした歯応え、コシ、小麦の味わいに満ちて秀逸に感じる。
具材のチャーシューは2センチ厚はありそうな超厚切り。メンマも、俺のラーメンあっぱれ屋のアレをなんなんとするほどの極太。ともあれ、コレが岐阜を代表し、多くの後進を輩出してきた、岐阜ラーメン文化のひとつの源流の味なのだ、と、やっと実際に食べられたことが喜ばしかった。他に色いろあるメニュー、雑炊等のオプションも大いに気になりつつ、今度来る時にはそういうのも試してみたいところだった。ソレが叶うがいつになるかはわからないが。

麺屋 白神つけ麺 / 関駅刃物会館前駅関市役所前駅
昼総合点★★★★ 4.0

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