石山飯店@大津市粟津町:やきめし飯類セット(ミニ醤油らーめん)&塩らーめん

この日、二週間ぶりにソトメシに赴く。
最近、自分の生活圏に新規オープンしたお店は数あまたあるが、自分はと云えば、近頃なんだか新店ハンターへの意欲が少なくなってしまっている。その理由は簡単で、期待値を上回るようなお店に出会うことが殆どないからだ。尤も、私のようなロートルラヲタの新鮮味のないブログ記事なんかより、新しく出来たお店を積極的に狙って訪れる若いYouTuberさんらの動画のほうが、新着情報的にはずっと価値が高いことであろう。てか、当ブログ、ただ長く続けているだけで、いつまで経ってもマイナーだし。いいんです。もう。(って、誰に向かって書いてるオレ)
そんなわけで今回は、昭和から連綿と続くレトロな町中華を訪れることにした。ラーメン店が開店しては撤退していくこと頻りな修羅の湖国にあって、長年続いているということは、つまり…そういうことなのだ。中華料理店だけあって、メニューは多彩。出来れば、ラーメン+半チャーハンセット的な食べ方がしたいところだったが、メニュー内にはソレに相当するものが見つからない。そこで、同行者には「飯類セット」から「やきめし」と「ミニらーめん」に「醤油」を選んでもらって、私は「塩らーめん」を単品で注文し、「やきめし」をシェアすることにした。
しかしだ。冷麺とか冷やし担々麺だったら、ミニやきめし付きのセットがあるのだから、ラーメンにもミニやきめし付きがあっても良いのではなかろうか?もしかして、「なぁなぁ」って云うたら対応してくれるんだろうか?でも、初訪で「なぁなぁ」は無いよなぁヤッパリ… 。
店内、レトロ感満載。創業は昭和40年で、現在は二代目店主が先代の味を守っているとか、何処かに書いてあったなァ。
やがて出来上がって来た飯類セットの「やきめし&ミニ醤油らーめん」。
「ミニらーめん」は、ホントに、ミニ。麺量も半玉分程度?
で、やきめし。単品で720円と、けっこうなお値段。けれどこのやきめし、お値段以上。炒め具合、具材の豊かさ、味付、実にいい仕事がしてある。このやきめしを味わうためにわざわざ訪れる価値… あると思う。
そしてレギュラーサイズの「塩らーめん」、誰かが書かれたレビューによれば、「ほのかに鶏ガラを感じさせる超清湯」と表現されており、だとすればはるか昔に食べた記憶がある大阪・梅田の「揚子江」的な味わいを期待しつつ味わう。
…うーむ。さほどに鶏出汁を感じるものではないかなぁ…率直なところ、かなり化調に依存した感の味。そんな淡麗な味わいの中で、モヤシのカホリと味わいが結構な存在感を放つ。多加水気味ストレート細麺は啜り込むのが容易い。業務用味付けメンマをそのまんま載せ、また、独特のチャーシューを載せ、ある意味、たいへん町中華らしいラーメンだ。
やきめし単品は720円だったが、ミニラーメンはプラス110円で格安っちゃあ格安。
塩らーめんも単品630円で、コレで鶏出汁利きまくりだったら、きっと仰け反ることだろう。
お店駐車場は無いが、斜め向かいに格安コインパーキング。ただし道幅狭小につき軽自動車利用が吉。


石山飯店中華料理 / 京阪石山駅石山駅唐橋前駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

石山飯店中華料理 / 京阪石山駅石山駅唐橋前駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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