本家鶴㐂そば@大津市坂本:冷そば定食&天ぷらそば

知ってる人は知ってると思う。「鶴㐂そば」は、実は結構オオバコなチェーン店だということ。ほれ、名神京都南インター付近のR1大阪方向にあるあの鶴㐂そば「上鳥羽店」、同じく名神京都東インター付近のR1京都市街方向にあるあの鶴㐂そば「山科店」、滋賀県道高島大津線の天下一品唐崎店斜め向かい、高島方向にある鶴㐂そば「唐崎店」、私は訪れたことはないが比叡山延暦寺境内にあるという鶴㐂そば「大講堂店」、また延暦寺には「一隅を照らす会館」という館があって、その地下一階には鶴㐂そば「比叡山和労堂店」があるらしい。そんな中で、山科店と唐崎店は過去に何度かお世話になったことがあり、いずれの場面でも非常に満足感の高い食事を楽しんだものだ。そして、何の視点にも「そば」に限らず「うどん」もあり、その独特な細うどんが案外イケてるやつだったり、ウナギのメニューを注文すれば、逢坂峠の「日本一うなぎのかねよ」のウナギなんかよりもずっと立派なウナギがしかも割と安価で楽しめたりするという意外な一面も併せ持っているチェーン店で、私自身は結構好感を持っていたりする。
そしてこの日、近所への買い物ついでに、比較的空いている午前中に近くに差し掛かったので、久しぶりに寄ってみることにした「総本家」。この本格的木造建築の重厚感は、他のオオバコチェーン店とは明らかに一線を画す「趣き」に満ちている。
そう。本家本元は文化庁登録有形文化財でもある。
そんな趣深い店内はテーブル席のほか、二階に上がれば畳敷きの和室もあったと、昔訪れた記憶にある。いずれにしても今のご時世にあって、コロナ対策は万全の印象。
お店の外には毛筆の書による「おしながき」。
店内には写真付き冊子の「おしながき」。天ぷら付きの定食は割とお高めな印象。私はココから「冷そば定食」を選択。
同行者は「天ぷらそば」を注文。このほか、お品書きの冊子には多数のメニューがあるが、気がかりな点を列挙してみると、
・ざるそば単品970円
・かけそば単品740円
・「※うどん承ります」と表記あり
・うなぎ丼(国産うなぎ使用)1940 円
と、ココ総本家でも、メニュー的には他の大箱チェーンの支店と大きく変わるものではなさそうな印象。【ちなみに、お店の外にあった毛筆による「おしながき」に比して、全体的に値上がりしている模様】
で、これが同行者注文の「天ぷらそば」。シンプルなかけそばに、別盛りの天ぷら。

コチラ、私が注文した「冷そば定食」。
徳利のツユをぶっかけていただく。久しぶりに味わってみた印象としては、オオバコチェーンの支店でいただく蕎麦と、そう大差ない感。とはいえ、ちゃんとした蕎麦だし、ツユもしっかりしていて安心感はある。
定食のかやくごはんもいい塩梅の味付け。
そばを平らげた後、リクエストすれば持ってきていただける蕎麦湯。ドロドロでもなく、薄すぎでもなく、ちょうどいい感じの蕎麦湯。
数々のオオバコチェーン支店と比べて、なんだか総本家だけが別格みたいな印象があるが、久しぶりに食べに行ってみたら、総本家であってもメニュー的に大差はないかな?と感じた次第。とはいえ、そもそものオオバコチェーン支店そのものに安心感があるところに、歴史のある文化庁登録有形文化財建築の中に身を置いて味わうことができるのはココ総本家ならでは。
私たちがお店を出ようとする頃、店内はほぼ満席に近い感じだった。早めに食べに行って、ヨカッタ。


本家 鶴喜そばそば(蕎麦) / 坂本比叡山口駅松ノ馬場駅比叡山坂本駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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