京都千丸しゃかりき@千本丸太町:限定「つけそばブギー」200g

 この日、午後から近所で業務。この機会に久しぶりに訪れてみる。およそ三年ぶりか。入店すると、アルコール手指消毒をするよう求められた後、「お好きな席にどうぞ」とおっしゃるので、カウンター席一番奥から三つ目の席に着席。
平日のお昼時、混雑しているというでなく、閑散ともしておらず。それにしても、以前よりなんだかスッキリとした印象の店内。たとえば、以前は角張った背もたれつきの椅子が、床に固定された丸椅子に改装されていたり、カウンター席と厨房の間に置いてあるものがなんとなく整理されていたり、etc…。
眼の前にぶら下がるPOPには〜復活第1弾〜(20食限定)「つけそばブギー」。
条件反射的にコレを注文。大盛りにはせずそのあとで思い出す。はて?一乗寺ブギーでレギュラーメニューのつけそばを食べたことって、あったっけ???
注文した後に、冊子になっている「お品書き」を観察。から揚げや豚の角煮の定食、いつ頃からレギュラーに?
暫し待つ後、出来上がってきた注文の品。注文が通ってから、麺を茹で始め、調理にとりかかるため、どうしたってある程度の時間は待つことになる。これは至極当然のこと。
麺の器には、麺だけ。刻み海苔やらカイワレやらで飾り付けたりはしない。それでいい。縮れがかかった太麺は低加水気味でもっちりとした食感。
つけ汁の器には、広面積かつ分厚い二枚のブタ肉がどぉ〜んと器を覆い尽くす。
して、そのつけ汁は味噌味っぽい風味も感じる旨辛酸のバランスに、意外なほどにたっぷりのキャベツとモヤシ。恥ずかしながら、やはり、コレまでに食べた記憶のない味わい。これまで、一乗寺ブギーではもっぱら限定メニューばかりを追いかけてきたことを思い知る。(いや、一度だけレギュラーの中華そばを食べたことはあるんだけど。)
そうこうしていると、麺屋棣鄂の配送軽トラックが麺の搬入にやって来た。
千丸しゃかりき本店の黎明期、二条城北西の町家っぽかった麺屋棣鄂旧工場は徒歩圏にあり、棣鄂が麺を試作してはしゃかりきのつけそばと合わせてみて、あーでもない、こーでもないと試行錯誤していたあの頃、梶さんを始め、ミヤくんや、決して笑顔を見せず無愛想がトレードマークみたいだった野球帽コシタンが厨房に居た。そんな時期にちょくちょく寄せていただいては一期一会的ならーめん、つけそばを楽しませていただいたのはナツカシイ思い出だ。

京都千丸しゃかりきつけ麺 / 二条駅二条城前駅
昼総合点★★★★ 4.5

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