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特製ラーメン第一旭(元祖第一旭)久御山店@久御山町佐山東代:焼めしセット

ここのところ恒例、木曜夜の腹ごしらえシリーズ。府道15号宇治淀線沿いにあるこのお店の前をクルマで通りかかることはしばしばだけど、このお店に訪れたことは…実は一度だけある。それは今のようにインターネットが世に普及するより前のことだった。
駐車場はしっかりあって、お店から少し西側のセブンイレブンがある交差点のところにクルマを駐めることが出来る。
店内に入ると先客数名。どこに座っても良いとのことなので、とりあえず三連釜前カウンター席に着席。
ターロー・ジャンボ・デラックス…今では見かけることが少なくなった「元祖第一旭」ならではのメニュー構成は健在だった。
ラーメンメニューの横に、黄色いA4一枚でセットもののお品書きがあったので、コレを見て「焼めし」セットを注文。
ラーメン以外の一品物というか、サイドメニュー的のもの一覧は、カウンター席後ろの壁面とは別に、厨房のダクト下にまとめて掲げてある。夜の時間帯にやってくる常連客にとっては、むしろコッチのほうが馴染みみたいで、ワタシ以外の先客はおしなべてラーメンを注文せず一品物を当てにビールや焼酎を飲んでいる。



奥の方にあるテーブル席の壁面には、昭和遺産的なペナント(!)とともに、アルコールドリンクメニューが。運転代行の「安全カエル」、昔、一度だけお世話になったことがあった記憶。
いつもはどうなのか知らないが、このとき店主ワンオペ営業で、先にセットヤキメシを作って持ってきてくれた。「お好みでかけてください」と、醤油とソールのボトルをわざわざ添えてくれる。レンゲではなくシルバーのスプーン。醤油やソースをかけなくても、味付けちょっと強め。この炒め具合でいいから、も少し薄味に仕上げてくれたらなぁ…。
続いてラーメンをつくってもって来てくださる。豚バラスライスチャーシュー三枚。
ビジュアル的にも味わい的にも、やはりテラダアキラの系統とは明確に別物のスープ。このお店の斜め向かいにある、先日食べに行った新福菜館久御山店も近藤製麺の麺を使用していると思うが、ここ元祖第一旭もやはり近藤麺だろう。新福菜館のデフォでしゃっきりカタメとは好対照なクタクタ・ヤワヤワ加減(笑。
周りの飲み客はいずれもタバコプカプカ。このタバコのケムリさえなければいいんだけれど、かつて桃山南口にあった「立花軒」に匹敵するレベルの昭和レトロな草臥れ具合は「今あるうちに行っとけ」的貴重な空間かもしれない。しかし、この店内の風景は、タバコのケムリとセットで存在しているものかも知れない。
R24と交差する大久保田原交差点から西の府道15号宇治淀線沿線、この20年のあいだには数々のラーメン店が新規開店し、そして閉店していった。そんな中、泰然自若として今日も灯りが灯っている。

元祖第一旭 久御山店ラーメン / 久津川駅
夜総合点★★☆☆☆ 2.5

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