道の駅おおの荒島の郷@大野市蕨生

この日の目的地は、この道の駅。今回は同行者とともに初めての「車中泊」を試みることにした。2021年4月22日にオープンした、比較的新しい道の駅で、宿泊用のRVパークも併設されており、当日のネット予約でも受け付けてもらえるようだったが、果たして利用料金(電源付きサイト3,000円、電源無しサイト2,500円)を支払うだけの価値があるかどうか、ちょっとわからなかったので、予約はせずに現地に赴いた。

午後4時頃、現地着。この日はかなりの雨で、道の駅の広大な駐車場にクルマはまばら、流通業のトラックもゼロだった。出かける前に気になっていたRVパークにも利用者の姿はなく、またRVパーク自体がトイレのある施設棟から隔離されたところにあるため、観光シーズンの混雑期ならともかく、警報級の雨天日だったゆえ予約しないでおいたのは正解だった。また、敢えて電源が確保できない場所でオフグリッド状態の車がどれほどのポテンシャルを発揮するのかを試してみたかったこともある。で、地場産品直売所「荒島マルシェ」が閉店する前に、この日の夕食を調達。


また、この道の駅にはモンベルストア(モンベル越前大野店)があり、さらにそのモンベルがプロデュースする併設のベーカリー&カフェ「ベルサイドカフェ越前大野店」がある。

すでに夕刻なので、商品の多くは売り切れだったが、せっかくなのでココで翌朝のパンを調達。

その後、いったん近くの入浴施設に移動。

「あっ宝んど」というネーミングセンスが、しょーもないオヤジギャグ的。

利用するのはもちろん風呂のみ。だって、水着持って来てないし。

温泉ではないが、和風と洋風の風呂を日替わりで楽しめる。この日は奇数日なので、洋風が男湯、和風が女湯だった。流石に中の画像は撮らないでおいたが、露天風呂に薬湯、ジャグジーに寝湯、うずまき湯、サウナなど、600円で十分以上にゆったりと楽しめる施設だった。

で、再び「道の駅おおの荒島の郷」に戻り、この日はココで一泊。

夕刻に「荒島マルシェ」で調達し、車内の冷蔵庫に入れておいた品々で夕食。唐揚げと厚揚げの煮たのは、レンチンしていただく。人生初のクルマでレンチン。また、人生初の車内飲酒www

翌日午前3時12分、トイレへ。施設棟に人影はほぼ、ない。クルマにもトイレはついているが、今回は道の駅のトイレを借りることにした。

全くの無人、というわけではなかった、それにしても静か。雨の日だったのが却って良かったのかもしれない。

最初は車内でエアコンをつけていたが、窓を開けて天井の換気扇(マックスファン)を弱く回すだけで十分に涼しく過ごすことが出来た。

翌朝、バンクベッドの車窓から。数は少ないとはいえ、車中泊のクルマは何台かあった。それと、十分快適に眠ることが出来た。

実際に使ってみるまでは、バンクベッドのすぐ横にマックスファンがあるは、ちょっと、なんだかなぁ...と思っていたが、寝そべった状態で手軽にマックスファンのスイッチを操作することが出来るのは実は非常に便利であることを知った。

ちょっと変わった室内レイアウトのクルマで、バンクベッドは一人用と割り切って作られており、左側バンク部分にはタンスが設えられている。朝、車内でカセットコンロを点火し、湯を沸かし、コーヒーを淹れる。また、車内で水道を使う。

そして車内でゆったりと朝食。ありとあらゆる初めて尽くし。

朝8時頃になって、出発。道中で「七間朝市」に立ち寄ってみた。

400年以上の歴史を誇るという朝市だが、今年3月に訪れた輪島朝市とは随分違っていて、かなり寂れた感があった。

面白かったのは信号機。雪国仕様の縦型であることに加えて、レンズに独特な形状のカバーが付いている。吹雪による着雪でも信号が見えるように工夫してあるのだろう。

次に「あさくら水の駅」に立ち寄る。

立派な水車に水車小屋だが、シューベルトのあの連作歌曲集とは随分趣きが違う(当たり前か)。

ここで「名津井牧場のアイスモナカ」を買って、エアコンを効かせた車内で休憩がてら、いただく。そして、この後「中華そばRyo」にラーメンを食べに訪れるが、その件については後ほど別の記事で書くことにする。

今回の旅は「クルマに慣れる」のが目的だったので、高速道路は使わず全て下道を走ることにした。敦賀から追坂峠を越え、もはやウチの普段使いな「橋本かしわ店」に立ち寄る。

ココで飼育されている「近江しゃも」や「近江黒鶏」など、美味い地鶏が安くで買える。前もって予約しておけば、鶏ガラも格安で売ってくれる。大津市堅田「かしわの川中」は今や関西ラーメン界における一大ブランドだが、個人的にはこちら橋本かしわ店に買いに来ることが多い。ウチから多少遠くとも。

「橋本かしわ店」から自宅までの帰路の運転は同行者に代わってもらい、助手席で湖西道路から琵琶湖を眺めて過ごす。車の挙動、乗り心地は全くトラックそのもの(って、トラックに乗った経験ないけど)。運転席のポジションもこの手のクルマのもの。だから、バスの運転手さんごっこみたいな気分になる。目線は高いので、前のクルマ(MINI F56)ではみることのできなかった眺めを楽しむことが出来る。

車高の高さ(275cm)ゆえ、いかにもでかいクルマに見えるが、車長485cm・車幅174cmと、実はアルファード&ヴェルファイアよりずっとコンパクトで、ノア&ヴォクシーとほぼ同様の車格。だから、サイドミラーから見てもキャブコンバージョンならではの「ヨコの出っ張り」がなく、キャビンとほぼツライチなのが特徴。
今回、買うにあたって、決め手になったのはこのサイズ感。自宅のガレージに余裕とは行かないけど、前の道路にはみ出さない範囲で確実に置くことが出来る。まだ慣れることが必要だとは思うが、ミラーとバックモニターカメラで、確実にクルマの四方を把握することが出来る。ただし、運転席から左後方だけは、ほぼ、見えない。ミラーの電動格納機能を使えば、一瞬だけ、見えるのだが。
あ、それから、エンジンはガソリンエンジン。ディーゼルモデルは高くて手が出せなかった。確かに、乗ってみた実感として、車の重さに対してエンジンが負けてるけど、そもそもぶっ飛ばすタイプのクルマではないので、割り切ることにする。その分静粛性には長けているみたい(といってもぶん回せばそれなりにうるさいけど)。燃費はリッターあたり7〜8km程度みたい。この辺も、ディーゼルだともう少し伸びるようだ。
まあとにかく、早く慣れて使い倒してやろうと思っている。
このブログにおいて、前車がMINI F56であったことはなるべく伏せていたが、今後は旅のスタイルが大きく変わることなるだろうし、この際カミングアウトすることにした次第。


 




 
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