麺家チャクリキ＠与謝野町：組み立て式醤油そば「くろそば」

「ラーメンたかはし」を訪れたあと、せっかく北播磨まで来たのだから、与謝野町方面にもちょっと足を伸ばして見る気になった。で、約１時間ほど走って着いた「麺家 床屋のトナリ」。

前回もいただいた「くろそば」を注文。このメニューの詳細については、前回の訪問記を参照されたし。

今回、「オーダーシート」を前にして、あえて３品とも「店長おまかせ」にチェックを入れて提出。
店長：「コレが一番悩ましいんですよねぇ...」
...こういう選択肢を堂々と用意してるの、アンタやんか。（笑）

で、出てきたのはこんなの。出汁の入った徳利、何やら鮮やかなオレンジがかった黄色のトロトロなペースト状のもの。そして、油にまみれた緑色のもの。
酢味噌と岩海苔ペースト？...ノンノン！

取り敢えずは、青ネギ＆玉ネギ＆ペッパーにカムフラージュされた麺を...

ほじくり出しては天地返しにし、底に沈む醤油ダレを麺に十分に絡める。この「くろそば」は、薬味の追加がなくても、この状態で、すでに喰って十分に美味い。

さらにここから、右にある別皿に麺を移して薬味と絡め、その変化を楽しむのである。コレが「くろそば」ならではの独特の世界。で、今回「３品とも店長おまかせ」オーダーで、店長がチョイスしてくれたのは、左の徳利に、濃厚豚骨＋和風だし（タレ抜きの出汁だけ）＆ペースト状のチェダーチーズ＆バジルのオリーブオイル。
正に、「店長おまかせ」ならではの大胆、かつ、ぶっ飛んだ組み合わせ。
この、「豚骨魚介な妙にイタリアンなくろそば」....自分の考えでは、まずオーダーシートに書き込み得ないような組み合わせだが、味わってみると、コレがまたよく合ってて非常に美味い。
まったくもって、作り手側に食べ手側がするするすると引き込まれてしまうような、優れた料理人の手中で「参った」と思ってしまうような、あの世界（最近、私はソレを「まる担おがわ」で味わい、圧倒されてしまった）に、またココで出会ってしまった。
ソレは、ありていに言えば、

「ウメェェェ━━━(゜∀゜*)━━━ェェェ!!!!!」

とか、

「(*⌒?⌒*))) スペシャルスマイル」


とかを、軽く凌駕するものである。と、本日は、申し添えておこう。

麺屋チャクリキHP

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