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らーめん酒場 海坊主@近江八幡市安土町下豊浦:ラーメン&ミニチャーハン&ハンバーグ定食
そぼ降る雨の中、初訪を企んでいた某店はGW期間臨時休業につき、近くのコチラに急遽行先変更。
相変わらず、未舗装の広い敷地にポツネンとたつプレハブ店舗。初めて訪れたのは7年前。あの時は、一体この中がどうなっているのかの情報がなく、「昼間っから茹で上がったタコみたいなヨッパライが集団でクダを巻いていたらどうしよう...。」とか思いながら恐る恐る入店したものだった。
しかし今となっては複数のYouTuberらがこのお店を紹介していることから地元滋賀で人気に火がついたのか、以前にはなかったウエイティングシートが店頭に出ていた。
店内、厨房に面するカウンター席と小上がりのテーブル席。私たちはカウンター席に通していただいた。メニュー表は前回の初訪時とはガラッと変わっていて、またその内容も非常に充実。で、同行者はハンバーグ定食を、ワタシはラーメンとミニチャーハンを注文。
カウンター席の目の前にはさりげなく花が生けてある。この花、きっと敷地に咲いているのを摘んできたものだろう。店内、女性店主(おかあさん)と、息子さんの二人体制で切り盛りされていて、主な調理担当はおかあさん。目の前でその様子を見ていると、数々の注文に大忙しのご様子。とりわけ、定食には必ずミニラーメンを付けるので、オペレーション的にはどうしても非常に煩雑になるようだ。そんなだから、注文の品が出来上がって来るまでには30分以上かかってしまう場合もあり得る。そこは気長に待とう。
そんなわけで、実に35分程度待って、やっとラーメンが出来上がってきた。もやしにたっぷり目のネギ、半熟煮玉子、メンマ、若干レア気味なチャーシュー、と、フルスペックのトッピングで600円という価格。素晴らしい。
低加水ストレート細麺に豚骨醤油のあっさりスープで、まあ、よくある感じの普通の味だが、値上げ値上げの世の中で、このお店もまたそれなりに価格改訂を繰り返してはいるようだが、それでもこの価格でこの価格で実現しているのはネ申だ。
さらにしばらくして出来上がってきたミニチャーハン。具材は玉子・ネギ・人参・刻んだハム、紅ショウガを添えて。レンゲではなくシルバーウェアのスプーンで提供される。ラーメン店の、というより喫茶・軽食店的仕上げで、その辺がラーメンとの相性に若干の距離を感じたかな。
同行者注文のハンバーグ定食も、ようやっと出来上がって来た。こうしてトレー全容を眺めると、ミニラーメンの存在感が意外に大きい。
ミニラーメンにも、ラーメンと共通の具材が載るが、半熟煮玉子はウズラに変更となる。
小鉢にナスの煮浸し、お漬物にごはん。
そしてメインのハンバーグ。熱々の鉄製ステーキ皿に載っけて自家製オリジナルソースをたっぷりかけて提供される。やはりこの価格にしてこれだけの内容はネ申だ。
定休日は水曜日。5月の営業情報がカレンダーに書いてあった。
基本的に昼営業のみだが土曜日だけは夜営業もやってるみたい。この時だけは本格的に「らーめん酒場」になるのだろうか?けれど、どう考えてもクルマ・バイクでしか来ることのできないロケーションではある。
それにしても、野生の草花が生い茂る未舗装の地面にポツンと建つこの感じは、やはりなかなか味わい深い。奈良市押熊町にある「長崎うまか亭」も、そういえばここに似た雰囲気があるが、やっぱり周囲の広々感が圧倒的に違う。
駐車していた車の運転席から見える風景は、こんなですから。
ラーメン酒場 海坊主 (ラーメン / 安土駅、能登川駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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