らーめん酒場 海坊主@近江八幡市安土町下豊浦:ラーメン

しっかし、なんとも怪しげな店名だこと。どんなお店なんだろうか?というコワイモノミタサ的興味で赴いてみた。参考にしたサイトの情報では、どうやら地図に示されている位置が実際の店舗がある位置とはかなり違っているようで、行ってみてからずいぶん迷ったが住所を手掛かりに周辺を探すと、幸い目的地を発見。

周囲に建物がまったくない、広々としたところにポツネンと店舗がある。道路脇のノボリと稼動している電光掲示板が無ければ、ここが営業している飲食店とはおおよそ認識しにくい。ますます怪しい。はじめにここにたどり着いた時には、まだ営業時間前であり、店内も周囲も人の気配がなく、現在も営業しているお店なのかどうか判別し難かった。そのため安土町内のスーパーで暖をとって休憩したのち、開店時間を過ぎてから店舗前を再び通ってみたら、店先にはさっきなかったクルマが数台停めてあり、店内には明らかにお客がいる様子だったので入ってみることにした。

それにしても、なんせラーメン酒場海坊主である。
昼間っから茹で上がったタコみたいなヨッパライが集団でクダを巻いていたらどうしよう...。と恐る恐る入ってみた。

 ところが、店内はいたって普通...というにはちょっと場末的ボサ感はあるが、働くオトコが昼飯時に立ち寄るにはいい感じ。10席程度のエル字カウンター席と、小上がりの座卓が4卓。一杯メシ屋ではないのでショーケースからセルフで取って後で精算みたいなオカズや惣菜はないが、ラーメンのみならずゴハンものと定食は働くオトコには魅力的に見える構成(あ、働いていなくてもいいか)だけど、ただただラーメンが食べたい私は、ただただラーメンを注文。

やってきたのは背脂醤油なラーメン。ちょっとカタめ寄り仕上げの半熟玉子。白ネギ青ネギ両方をたっぷり目に盛ってあるのに目がいく。レンゲには非常に安っちいプラスチックのやつを使っているのはナゼ?

最初の見た目では「ますたに」の系統みたいな味かなと思ったが、実際に食べてみるとほんのりと甘みのある独特の味。ネット上の情報では動物系の出汁にシャモを使っているという記述も見かけられるが、実際には「おお!シャモ!!」というほどには感じなかった。だけど今時500円という価格で頑張っているならコレも致し方なしとも思える。そんなスープに合わせる麺は、切刃番手22番程度と思しき極細ストレート麺。

率直なところ、メチャクチャ美味いから是非わざわざ食べに行くべし!というようなお店ではないと感じたが、甘みのある背脂醤油に極細麺のなんか独特な感じは面白かったし、情報が無ければかなり怪しい感じとはいえ、何よりお店の内外を含めたロケーションはなかなかにのどかでよろしい。なんせ、プレハブの店舗のすぐ横には、お地蔵さんですから!

そして、でっかい琵琶湖とはまた趣のことなる西の湖もすぐ近く。そんなだから、ドライブやツーリングのついでに立ち寄る、という選択肢にはこのお店、大いにアリだと思う。駐車場も広々してるし。
それから、これは後でわかったことだが「ラーメン酒場 海坊主」という店名については、かつては夜営業でご主人が酒場的に営んでおられた店舗で、今は奥さんが昼営業限定で営業しておられるお店だということのようである。 

【ラーメン酒場 海坊主】
2016年1月16日現在、食べログ上での住所は「近江八幡市安土町下豊浦6-3」となっているが、現場で撮影した画像のEXIF情報から判断すると、住所は「近江八幡市安土町下豊浦7426」のようです。
google mapなら以下のリンクから確認いただけます。
https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B009'34.6%22N+136%C2%B007'39.4%22E/@35.1596093,136.1254223,17z/data=!4m2!3m1!1s0x0:0x0?hl=ja 

 

ラーメン酒場 海坊主ラーメン / 安土駅能登川駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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