味道場よってんか@吉野町河原屋:ラーメン4種

「ラーメン河」を訪れたバイクツーリング一行が、「せっかくここまで来たのでもう一軒」とターゲットにしたのがココ。
…放し飼いの烏骨鶏。
リアルな水車。動いてないけど。
手作り感満載の「せんとくん」。
とかく満点のその怪しさは滋賀の西の湖近く「ラーメン酒場海坊主」や木京都府井手町「梅本商店」、はたまた大津市膳所の「蛸ゲルゲ」を軽く凌駕する。で、恐る恐る店内に向かう。
店内、厨房に面するカウンター席にホール中央に大きなテーブル席、奥の方にはこれまた12人程度は楽々収容できそうな座敷席。恐る恐る入ってみたが、店内は多くの客人(いずれもすべて男性)で賑わっていた。
メニューは実に盛り沢山。ラーメン+ごはんものにコーヒー付きの「お昼のセット」に、
平日限定だけど、ボリューム・コスパ充実の日替り定食。
4名で訪れた我々は、それぞれに特製ごまらーめん・とりパイタン・ぴりからもやしを注文し、私は極めて特徴的な「ぐりーんらーめん」を注文。
「調理してるのが一人やから、違うもんそれぞれやと時間かかりまっせ。おんなじモンにしゃはった方が早いですよ」とマスターは仰るが、何も急ぐことなく休日のラーメンツーリングを楽しむ我々としては、その色々をみてみたく、構わず4種を注文した。ということで、複数でこのお店にくる場合、急ぐようなら全員カレーとか、全員天津飯とか、そういうチョイスが賢明であろう。外観の怪しさは満点ながら、ひっきりなしにやってくる地元客の多さに、高いコスパでしっかり食わせてくる佳店と認知されている様子を感じた。
メニュー表右下には萌え萌えキュンなイラスト。「一応ラーメン屋さん」だそうな。ますます、怪しい。して、萌え萌えキュンは、お店公式HPに行けばより深く味わえる(笑
そして、タバコ自販機は故障中にして(それでいい)、マンガ本充実。さらに、トイレに行かずとも気兼ねせずに手を洗うことが出来る洗面所が用意されている。この「手を洗うことができる」のは個人的にポイントタカシ君。お冷とともにちゃんとした布おしぼりを持ってきてくれるのも、また、ありがたい。
で、コレが特製ごまらーめん。コロナの御時世ゆえ「ちょっと味見」は遠慮した。これを選んだ同行者は「なるほどゴマゴマしてる」とのこと。
こちら「とりぱいたん」。「ん〜、ちょっと薄めかな?」
尤も、コレだけラーメンのメニューが数多いお店だけに、厨房の様子がどのようなものであるか概ね想像はつく。
こちらの「ちう悶www 」は「ぴりからもやし」。「オレには全然控えめな辛さやけど、けっこうイケるなぁ。」というコメント(って書くと、わかる人にはわかるでしょ)
さてさて、いよいよ最後は、ワタシが注文した「ぐりーんらーめん」。
うわー、スープが緑色!大量の野菜炒め(豚肉&シーフード入り)!
けっこうなボリューム。
ところがだ、この緑色のスープ、決して青汁的な苦さが柱でなく、しっかりと野菜出汁を伴い、意外といっては失礼ではあるが、また来てコレを食べてみてもいいかなとさえ思える味。これも意外といっては大変失礼なことを承知で書くが、「一応ラーメン屋さん」と、自らを称しておきながら、このお店、自家製麺だそうで、縮れのかかった中太麺は弾力性に富むというものではないにしても、コシ・啜り込み感・スープとの相性も上々だった。
先に訪れた「ラーメン河」も、吉野の名店として久しぶりにその味を楽しんだところだが、このお店は「ラーメン河」とは別方向のベクトルで、訪れてみて、味わってみて楽しいお店であった。その名も「よってんか」なので、どうぞ寄ってみてください。



味道場よってんかラーメン / 吉野神宮駅大和上市駅吉野駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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