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2022北海道へ #1_フェリーあかしあ(舞鶴→小樽)

この夏、北海道へ旅することにした。5年ぶりになる。
北海道に初めて訪れたのは18歳の夏、悪友と二人でフェリーにオフロードバイクを積んで二週間程度のバイクツーリング旅だった。あの時は舞鶴〜小樽を「海の新幹線」と呼ばれた船首ドーム付きの「初代あかしあ」で、それが初めての長距離フェリー体験だった。もちろん当時は2等のザコ寝船室でプライベート空間など一切無し。また翌年の夏にも、別の悪友と二人同じように約二週間のバイクツーリングに出かけたものだった。
その後、個人的な北海道旅行はしばらく途絶えたが、2002年夏、妻と当時まだ幼かった二人の子らを伴い、今度は車をフェリーに積んで家族で初めて訪れた。その時は
往路・復路とも舞鶴〜小樽の「ニューあかしあ(二代目のあかしあ)」だった。
その後2003年夏は往路復路とも敦賀〜苫小牧の寄港便(いずれも船はフェリーしらかば)、2005年夏は往路・復路とも舞鶴〜小樽の「ニューはまなす」で、北海道に渡った。その様子は当時主宰していたホームページ=「Yahoo!ジオシティーズ」に詳細を書き残していたのだが、今はインターネットアーカイブにその片鱗が少しだけ窺えるのみだ。
その後、2017年に妻と娘を伴って旅した記録はこのブログに詳細を残しているが、
あの時は往路が敦賀〜苫小牧の「すいせん」、復路は苫小牧〜敦賀の「すずらん」だった。
北海道に初めて訪れたのは18歳の夏、悪友と二人でフェリーにオフロードバイクを積んで二週間程度のバイクツーリング旅だった。あの時は舞鶴〜小樽を「海の新幹線」と呼ばれた船首ドーム付きの「初代あかしあ」で、それが初めての長距離フェリー体験だった。もちろん当時は2等のザコ寝船室でプライベート空間など一切無し。また翌年の夏にも、別の悪友と二人同じように約二週間のバイクツーリングに出かけたものだった。
その後、個人的な北海道旅行はしばらく途絶えたが、2002年夏、妻と当時まだ幼かった二人の子らを伴い、今度は車をフェリーに積んで家族で初めて訪れた。その時は
往路・復路とも舞鶴〜小樽の「ニューあかしあ(二代目のあかしあ)」だった。
その後2003年夏は往路復路とも敦賀〜苫小牧の寄港便(いずれも船はフェリーしらかば)、2005年夏は往路・復路とも舞鶴〜小樽の「ニューはまなす」で、北海道に渡った。その様子は当時主宰していたホームページ=「Yahoo!ジオシティーズ」に詳細を書き残していたのだが、今はインターネットアーカイブにその片鱗が少しだけ窺えるのみだ。
その後、2017年に妻と娘を伴って旅した記録はこのブログに詳細を残しているが、
あの時は往路が敦賀〜苫小牧の「すいせん」、復路は苫小牧〜敦賀の「すずらん」だった。
そんなわけで、今回の舞鶴港からの北海道行きは17年振りとなる。乗る船は2004年就航の「三代目あかしあ」。新日本海フェリーで現在就航中の船舶としてはかなり古い船となるが、乗船するのは今回が初となる。

選んだ船室は「デラックスAツイン」。詳しい間取り図等はコチラからどうぞ。専用テラスから海の眺めを独占できる贅沢感はある。が、今時の新日本海フェリーは巡航速度がかなり速く、航海中は、はぼ常に強風にさらされることになる。カーテンの遮光性は非常に強く、陽がギラっと差し込む角度でもカーテンさえ閉めて仕舞えばほぼ真っ暗になり、どの時間でも安眠することができる。

テラスへの掃き出し窓にはクレセントが4つも付けられていて、ちゃんと閉めてさえおけば外からの強風の影響を受けることはない。まさにホテルのツインルームが船内にあるって感じで、すこぶる快適。

新日本海フェリーの現行船舶としては古い「あかしあ」だが、船室はもちろん、パブリックスペースも充実している。

5甲板の「プロムナード」。新日本海フェリー公式サイトによれば「※他のお客さまをご考慮し、時間にわたる占有はご遠慮ください。」とあるが、「ツーリストS」、「ツーリストA」の乗船客にとっては、競争率の高いスペースかもしれない。

船舶後方の「オープンデッキ」。巡航速度が速くなった分、昔の船に比べてオープンスペースはかなり狭くなってしまっている。仕方ないことだろう。18歳の時、初めて北海道行きで乗った「初代あかしあ」はそれこそオープンデッキだらけの船で、二等の雑魚寝船室を選んだこともあって、船で過ごすの日中はほとんど「外」で海を眺めて過ごしたもんだが、あの頃のことを思うと隔世の感がある。また、二代目「ニューあかしあ」も外に面した部分には結構寛容な船で、当時は小さかったウチの子供らが走り回っていたものだ…。

「プロムナード」と「オープンデッキ」の間にある「カフェ」。ここもテーブル席がたくさんあるので、PCや地図を携えてゆっくりじっくりまったり快適に過ごすことができる場所。

往路の「あかしあ」にあって、復路の「すずらん」にはなかったのが「給湯室」。

給湯器を通す水にはキチンと浄水器が付けられている。イイネ!

給湯室とは別のところに自販機コーナーがある。

巷で見ることはすっかり減ってしまったカップヌードル自販機がここでは現役。
「縦型どん兵衛」は、結構レア???多分「東」タイプ???(未確認)
…だとすれば、お土産用にコレを買っておくのも悪くないかも…と、ブログを書いているこの時点で思ったりする。
「縦型どん兵衛」は、結構レア???多分「東」タイプ???(未確認)
…だとすれば、お土産用にコレを買っておくのも悪くないかも…と、ブログを書いているこの時点で思ったりする。

この日の朝は、持ち込んだカップ麺にした。

ノンフライ麺のコレ、カップ麺にしてはなかなか上出来な味。メンマ&チャーシューも案外しっかりしとるし。

午前10時を過ぎた頃になると、姉妹船との行き合いになる。船内にはアナウンスが行き渡る。

で、船舶後方「オープンデッキ」は大勢の人で賑わう。

昼は船内レストランで。とりあえず「ラーメンとミニ炒飯のセット」を「知床塩ラーメン」で注文。

「フェリーあかしあ」では、スーパーのフードコートよろしく呼出ベルが渡されて、注文の品が出来上がったらベルがなって受取口に取りに行くスタイル。

で、出来上がって取りに行った知床塩ラーメンミニチャーハンセットがこれ。

まあ、船内レストランの塩ラーメンだけに、スープ材にリアル丸鶏をたっぷり使って…みたいな本格的なものを期待するものではない。

具材は岩海苔、鶏チャーシュー、ネギ。メンマ。

麺は多加水気味の中太麺。

あっさりとした塩ラーメンのスープに合わせて鶏チャーシューを起用しているあたり、それなりに今時のラーメンを研究している節はある。岩海苔も、具材としてはよく合う。

セットのミニ炒飯、ご飯茶碗に装われる。ココにレンゲを突っ込んでいただくことになるため、ついこぼしてしまいがちになる。量的にはコレでいいとして、もう少し大きさに余裕のある器で出してくれるとありがたいところ。

その後、ケータイの回線から完全に遮断される時間は続くが、北海道の大島付近に差し掛かるとかろうじてアンテナが一本だけ立つ状況となる。この時点で午後3時過ぎ。

退屈凌ぎに「フォワードサロン」に行ってみる。と、ここを利用している乗客はほぼおらず、貸切状態。

窓からは船首を狙ってこんな画像を撮ることもできる。どう?バエてる???

15時52分、そろそろ日は西に傾き始める。

17時30分になると、レストランの夜営業が始まる。朝・昼ともラーメンが続いたし…

夜は「ラムジンギスカン定食」を選んだ。

メインディッシュのラムジンギスカン。レストランのテーブルにはジンギスカン用コンロはないので、あらかじめ焼かれた状態で出てくる。ラム肉のほか、かぼちゃ、ピーマン、玉ねぎ、もやし等、野菜も盛りだくさん。ジンギスカンと共に味わうゴハンは美味い。思わず生ビールを注文したくもなるが、この後船を降りてしばらく運転することになるので、そこはガマン。なお船内で肉を焼きながら食べたい場合には、11:00〜15:00の間に船内カフェコーナーで注文するオープンデッキのビアガーデンで楽しむことができるジンギスカン専用テーブルが別途ある。

19時01分。この季節、空はまだ明るい。船は右側に陸を眺めながら、他の船と行き交いつつ小樽港へ進む。

19時20分。月が見えた。海から月を見るって、どれぐらいぶりだろ???
さ、そろそろ下船の準備だ。今回の航海、舞鶴港出航時はかなり遅れての船出だったが、小樽港へは定時より20分早く到着。早めに宿に向かうことができる。アリガタヤ。
なお、今回の航海では、船内大浴場は利用しなかった。また今回、3代目「あかしあ」に乗船し、過ごす間に具体的に感じたのは「トイレ座面の妙な高さ」。船内、どのトイレに行っても妙に座面が高い。コレには理由があって、つまり2004年の就航後、どこかのタイミングで船内の全トイレがウォシュレット化されたためなのだろう。今回、帰りの便で苫小牧〜敦賀の「すずらん」を利用したことも踏まえ、この時点であえて書いておく。「船内の快適性(特にトイレ)」を求めるなら、舞鶴〜小樽の「あかしあ・はまなす」より敦賀〜苫小牧の「すずらん・すいせん」を選んだ方が船そのものが新しい分、大きく違う、と。(さりとて舞鶴〜小樽の「あかしあ・はまなす」が全然ダメというわけではないです。ただし、乗り比べると、その差は明らかでした。)
さ、そろそろ下船の準備だ。今回の航海、舞鶴港出航時はかなり遅れての船出だったが、小樽港へは定時より20分早く到着。早めに宿に向かうことができる。アリガタヤ。
なお、今回の航海では、船内大浴場は利用しなかった。また今回、3代目「あかしあ」に乗船し、過ごす間に具体的に感じたのは「トイレ座面の妙な高さ」。船内、どのトイレに行っても妙に座面が高い。コレには理由があって、つまり2004年の就航後、どこかのタイミングで船内の全トイレがウォシュレット化されたためなのだろう。今回、帰りの便で苫小牧〜敦賀の「すずらん」を利用したことも踏まえ、この時点であえて書いておく。「船内の快適性(特にトイレ)」を求めるなら、舞鶴〜小樽の「あかしあ・はまなす」より敦賀〜苫小牧の「すずらん・すいせん」を選んだ方が船そのものが新しい分、大きく違う、と。(さりとて舞鶴〜小樽の「あかしあ・はまなす」が全然ダメというわけではないです。ただし、乗り比べると、その差は明らかでした。)
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