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元祖ラーメン長浜家@中洲川端:ラーメン

この日、久留米で大砲ラーメンのあと、もう一つ博多でどうしても味わっておきたかったのが「長浜ラーメン」と呼ばれるやつ。ほれ、京都にあるじゃないですかココが。木屋町三条のあのお店は、果たして本当に九州の福岡の博多の長浜ラーメンとイコールなのか?はたまた別物なのか?そういう疑問は1983年に「長浜ラーメンみよし」が木屋町三条にオープンしてからこのかた、たま〜に食べに行くこともありながら、実際のところ、どうなんやろ???と、ずーっと、あった。
味わって見ずには解明しないこの疑問。いよいよその時が、来た。(おおげさ?)
食券の販売機は店内ではなくアーケード街に面するお店の外にあり、ここで食券を買って、店に入って、注文するシステム。その券売機のボタンはラーメン・替玉・替肉・瓶ビール・酒・焼酎、以上。ああ、やはりココは九州だ。
して、ラーメンの食券を買って、店内へ。
カウンター席のみの店内。厨房にはいくつものラーメン鉢を重ねてスタンバイさせ、その傍らに柄杓を乗せた縦長の寸胴。旭屋出版のラーメンの調理に関する専門書にある写真で見たことはあるが、実際に目の当たりにするのは初めてだ。
実際、調理の手際は極めて、速い。
麺場のほうは、シンク状の四角い湯層に麺をちゃっちゃっと泳がせ、平ザルで掬う茹で方。低加水の極細麺は、「茹でる」というより「ちょちょっと、湯に泳がせる」という感じ?けど、お客の中には「麺ヤワラカメ」とかいう人がいてもおかしくはないと思うんだけど、その辺はどうなんだろうか???
で、出来上がってきた注文の品。
率直に言うなら、しゃばしゃばの軽〜いスープ。それでいて、ちゃんと豚骨の香りと味わいは、まあ、ある。何処とは言わないが業務用スープを希釈しただけのスープを「味で勝負じゃ!」といってチェーン展開している京都の某豚骨ラーメン店とは明らかに違う。そして、木屋町三条の「みよし」の印象に比して、まだ、軽い。思っていた以上に、するっとさらっと食べてしまえる、「食事」というより「おやつ(または軽食)」と言った方がしっくりくる感じ。昼に無鉄砲でしっかり食べたら、もう晩御飯はいらない...みたいな、あのどっしり感とは対極なんだけど、それでも豚骨はしっかり感じさせてくれる...そんな感じだった。
ここでまた思う。やはり、百聞は一食に如かず、と。
このお店の真向かいには、さらに廉価な24時間営業のラーメン店があり、
さらに、その隣にも「長浜ラーメン」のお店があり(たぶん夜営業だけのお店だろう)、さらにその向かいには博多うどんのお店もある...と、つまりいたるところに廉価なラーメンとうどんの店が軒を連ねているということ。
そして、今回私がたまたま訪れた「元祖ラーメン長浜家」とはいわゆる「家2(ケニ)」であり、地元で「家1(ケイチ)」と呼ばれる「元祖ラーメン長浜家」があるらしい。さらに、「元祖ラーメン 長浜男」とか「「元祖ラーメン 元長屋」とか「元祖ラーメン 長浜元長屋」とか、まあ、いろいろと派生しているなんてハナシはココとかココとかに興味深い記述を見ることができる。そのあたりは京都の「第一旭」のややこしい系譜にも共通するような気がした。
やっぱり、行ってみて、味わって見なくちゃ、ワカラナイねえ。だからこそ、旅は面白い。
元祖ラーメン長浜家 (ラーメン / 中洲川端駅、呉服町駅、祇園駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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