瀬戸大橋は何度通っても興味深く面白い。
もし上の、自動車専用道がママチャリ走行できたら
存分に楽しめたろう。
これが電車と車だけなのはもったいない。
よく観ると、徒歩歩行ができぬでもなさそう。
ここの、どんどん過ぎ行く構造や設備を見るにつけ、
かなり複雑な機構の仕組みなのがわかる。
こんな色々と 何のためにあるのか?
塗装も随分やりがいがありそうだし
点検やらメンテナンス . . . 本文を読む
JR高知駅到着とともに、すべりこむように呑みこれる。
これが内藤廣設計の駅舎。
クジラの中に呑み込まれた感じの内部空間。
半シンメトリーで、こっちの、はりまや橋側の駅舎屋根が開講しているが
反対側は閉鎖したまま。
風除けとかの考慮? いや、表裏のデザインか…
太平洋側の高知はメモリ二つほど強い日差しで、まっことの強烈さ。
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だいたい
どこの美術館でも「箱」空間構成なのはわかっているが
この美術館の魅力は
「地」と「図」が一緒で空間と展示される作品が親密な関係にある
稀有な点にある。つまり
猪熊弦一郎のアート精神をアーキティクトしているのだ。
建築家谷口吉生の中でも最良の仕事だ。
まずこの、駅からすぐの、いきなりの開口スペースが素晴らしい。
これだけ特徴的なミュージアムはなかなかない。
壁面を使っ . . . 本文を読む
高松市内には1960年完成の体育館がある。
和船をモチーフにした巨大さで
数年前見た時には周りの家々と巨大なウミガメ、
ガメラみたいで建築当時にはなかった対比が面白かった。
現在内部は立ち入れず、外側からの見学だけだが
なかなか圧倒される。
その今後の行方も気がかり。
館内床の石と留め具の金属の円形ビスがいい。
なくてもいいんだろうが、あるべ . . . 本文を読む
日本を代表する建築家、丹下健三の名作。
あのルイス・カーンも見にきたというが、
そのカーンが褒めたカルロ・スカルパのサン・ヴィトの墓地建築にも通じる
ハンドメイド感がいい。
建築というよりも工芸的な結実の良さは設計者にとって
幸運な建築といえよう。
当時の県知事と丹下を引き合わせる縁となったのが
この陶板製作の画家、猪熊弦一郎。
お茶 . . . 本文を読む
実にかっこいい建築だ。
しかも過激さが今でもきっちりと残っている。
入館時に館内撮影のネットアップは著作権の関係でできないとか。
残念だがそんなわけでの外観写真のみ。
その撮影場所は、かつての大分医師会館。
このアートブラザの前に磯崎が手掛けた「蚊やりブタ」と言われた重々しく
鈍重な建築物の後にできた健康施設から。
このアートブラザの一つ前の建築物も実に気になるが . . . 本文を読む
大分駅の観光案内でバス時間を教えてもらったが
宿泊したからホテルからそのまま歩く方が近い。
ちなみに、朝のうちは傘が必要だった。
外観は、磯崎的だが大人しいスタィリッシュさ。
このエントランス棟の、天井には驚く。
これは、エントランスのためだけにある。
インバクトがあり、
飛鳥石舞台の内部空間のようじゃないか…
大分県の先哲資料棟と . . . 本文を読む
別府駅から歩いて来たが、道を知らずとも
塔、タワーだから見えるはずと思うが、見えない。道を聞いた。
なるほど、緩やかに坂を上り公園を過ぎると、視認できた。
ほう、これか。
こりゃ、展望台らしくない。
ビーコンプラザの意匠の一部とかしている。
展望台に上がると建築の位置的場所性に恵まれているのがわかる。
眺めが実に魅力的で素晴らしい。
夜景の優れたところに選ばれているのも . . . 本文を読む
2年前、益田に来た時にはやり過ごしていた。
今度は、やり過ごせぬ。ここでの展覧会「内藤廣展」で
この設計者がその、内藤廣だ。ちゃんと見る。
広島から来ると黒い瓦がある家々がところから赤い
石州瓦の屋根に変わっていく。
それと山陽と山陰の空の色が微妙に違う。
ここの施設壁面がその石州瓦で構成されている。
大きめのタイルの様にも見えなくはないが、赤い瓦の集合体。
無国籍的にも見えな . . . 本文を読む
白井晟一は、「書」の人だ。
建築のエスキースや図面、スケッチよりもたくさんの書を残している。
しかも達筆で個性的見事な字だ。(もらったらちゃんと飾りたい)
また
誤解を恐れずに言えば、直接的に関わる建築図面とかよりも
書の方が遥かに魅力的。
書は字にあるのではない。どんな文字を書こうかは書き手の思想だが
文字そのものはパブリック素材。
ここあるのは表現。筆や墨、水の . . . 本文を読む
実のところ、不都合な真実だけど
わざわざ佐世保くんだりまでこれを見に来るのもどうか、
と考えていたのは本当のところだった。
写真で散々知るつもりでいたのも、
行くまでに掛かる時間、それに要する費用も… と。
ああ、ついでの何かでも、あれば、なぁー、と。
しかし、
人生にはそんな都合いいことなんかない
いい加減そういうの分かるお年頃なのにさ。まだ習得しておらぬ。
夏み . . . 本文を読む
リバーウォークで映画を鑑賞してから、歩き出すと見えてきた。
磯崎が手掛けた図書館。
そして九州ゆかりの文学館が連なっている。
この日は休館、隣の文学館を見せてもらうう。
占領軍のかまぼこ兵舎…、今じゃそいう例えも古すぎてないもしれぬが
ここまでダイナミックにやると、
この設計アイディアは見事。
アイディアは大胆に表現されるべきと独創性を発揮する見本の建築。
注 . . . 本文を読む
さて。
ここで一番面白いのが、この空間。
本館から市民ギャラリー棟をつなぐ磯崎らしい長い回廊から
ここに出てくる。
なくてもいいスペースなのだけど、あるのが素晴らしい。
無用の門ではないけど
じつに面白く良い余韻をもたらしている。
プリツカー賞を最晩年になって受賞したが、
これの選考委員を長くやっていて、
多くの日本人の建築家が受賞しているのも磯崎の貢献だ。
普通な . . . 本文を読む
小倉駅の、ちょっと日本じゃなさそうな都市景観…
魚町からバスで来ること30分。
歩いてこようかと考えたが、多分、
小倉周辺から出るのさえ難しそう。
角形望遠鏡のような象徴性高いフェイスが特徴の、
1974年開館の美術館。
カテドラルをイメージして設計されたというが、
同じく山配置の、黒川紀章設計した広島市現代美術館と比べ、
内部の天井高がこっちのが素晴らしいかな。 . . . 本文を読む
磯崎新という建築家を初めて意識したのはNYのパラディアム。
廃屋の建築物の内部空間にユニット構成されたモニターボックス装置が
アームで上下するディスコだ。
のちに訪れ機会があり、踊った懐かし記憶がある。
先月の「芸術新潮」で特集され、藤森照信も書いているが
こう云うインテリア系は無視されているが残念。
面白い奇怪な建築作っているくせに本職の、
建築史になるとアカデミックになるのは . . . 本文を読む