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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
えなが
<2016年
🐁🐃🐯🐇🐉🐍🐎🐑🐒🐔🐕🐖 丙申(ひのえさる・ヘイシン)>
①10干=甲・乙・
丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸(コウイツ・ヘイテイ・ボキ・コウシンジンキ)
②12支=子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・
申・酉・戌・亥(シチュウインボウ・シンシゴビ・シンユウジュツガイ)
③木火土金水(モッカ ドキンスイ)+兄弟(エト)➪きのえ/きのと、
ひのえ/ひのと、つちのえ/つちのと、かのえ/かのと、みずのえ/みずのと・・・「木+兄」=きのえ ~ 「水+弟」=みずのと・・・丙=火+兄=ひのえ 申=
さる 丙申=ヘイシン・ひのえさる・・・
*来年の2017年は、
丙→丁(テイ、火+弟=ひのと)、
申→酉(ユウ、とり)・・・➪ 丁酉(テイユウ、ひのととり)
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●先日のグッドモーニング(テレ朝)を見ていたら「聖徳太子が実在していたかどうかに疑問符」とかなんとかの特集があった・・・今更ながら驚いた・・・まだ、こんなのが特集になるんだ・・・推古天皇の甥に「厩戸皇子(うまやとのみこ)」が居たのは、ほぼ歴史上の事実だけど、日本書記によって創られた聖徳太子の実在を疑わない人たちがまだいるんだ・・・実は家のやつも、そばで「えっ、聖徳太子って実在していなかったの?」なんて言うから、余計、驚いた・・・(^^;)
●27-③受験票到着・・・アッという間に年度第3回目の受検か・・・今度は歯ごたえと云うか、骨のある問題を出してよ、漢検さん👍
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●成美堂の問題集から・・・熟語・一字訓読問題で、「詼笑 ー 詼る」なんてのがあった。この「詼る」は現行訓読みの「たわむれる」「おどける」「あざける」のどれに該当するでしょうか・・・。これはレベルの高い人ほどひっかかりやすい問題かもしれない・・・。
●<詼:カイ、たわむ(れる)、おど(ける)、あざけ(る)>
・漢検漢字辞典第2版:音訓は<カイ、たわむ(れる)、おど(ける)>*「あざけ(る)」は意味欄に記載あるのみ。(ちなみに、第1版では、音訓「カイ、たわむ(れる)」のみ・・・。) 掲載熟語:「詼諧(カイカイ)」「詼謔(カイギャク)」「詼笑」(音読みナシ、意味説明ナシ)
・第1版だけで学習している人は「詼笑ー詼(たわむ)れる」レベルで、「詼(たわむれ)る」と誤答してしまうかも・・・(注)「たわむれる」の場合は送り仮名は「・・・れる」だから注意。
・第2版で、ようやく、「詼笑ー詼(お ど)ける」までたどり着けるかも・・・でも、問題の送り仮名が「・・・る」だから「おどけ(る)」は×。
・だから、「詼笑ー詼る」は・・・送り仮名「・・・る」だけなので・・・「あざけ(る)」と正答しないとイケナイ・・・。
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●「詼」・・・まだ、音訓整理で公開していませんでしたが、ついでにここに書いておく・・・
<詼:カイ、たわむ(れる)、おど(ける)、あざけ(る)>
・たわむ(れる):詼謔 ざれごと、詼俳=滑稽、詼譎:ふざけ、でたらめ、
詼笑=たわむれ笑う
・おど(ける):詼謔、詼諧=おどけ=諧謔、
詼笑:おどけ笑う
・あざけ(る):詼嘲 ふざけからかう(あざける)=詼調、
詼笑=あざけ笑う
<詼笑>・・・「詼笑」には複数の意味が(上記のように)あるので、以下のような訓読み分けが必要・・・ちょっと厄介なケース・熟語です。
「詼笑(カイショウ)」―詼(おど)ける、詼(たわむ)れる、詼(あざけ)る
*「おど(ける)」と「あざけ(る)」は送り仮名に注意して訓読みする要あり。「たわむ(れる)」しか知らない人は特に注意・・・「・・・る」では「たわむ・れる」とは読まない・・・。ま、この「詼笑」は難しすぎるから出ないだろう(^^)
👍👍👍 🐵 👍👍👍