漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

お知らせ: 「蟾」 ~ 宵暉 月蟾 ~(月の異称・月光・・・)

2018年07月28日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●「宵暉」「月蟾」を、以下のところに加筆しています。(俳句で色々と調べている途上で見つけた熟語です)
●その他、時々、<同音異義熟語><三文字熟語>も追加していることがあります。


<熟語の読み・一字訓読(その254) 蟠 蟒(蠎) 蟾 蟶 蠖>(2016年05月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-)

<蟾:セン、ひきがえる、つき、みずさし>*漢検2:「みずさし」訓よみ掲載ナシ。
・ひきがえる:蟾酥(センソ)=ひきがえるの皮膚から分泌する白色の液、<蟾蜍(ひきがえる)>、蟾蜍、蟾桂=ひきがえるとかつら
・つき:蟾蜍、蟾桂、蟾円=満月、蟾宮=月の異名=蟾窟、蟾魄、蟾兎、蟾光=月の光、蟾輝、蟾彩=月光
・みずさし:蟾硯=文房具の名、水入れ、みずさし、蟾蜍=(上記の各意味以外に)水差し、水いれ、硯の名の意味あり
(2018.7.28追加)
宵暉(しょうき):(大字源)月光。つき。
月蟾(げっせん):(広辞苑)「蟾蜍(せんじょ):①月中にいるというヒキガエル ②月の異称。月蟾。」
 (注)「月蟾」は、大字源、新漢語林、大辞林にはナシ。

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漢検1級受験歴(H24-1~H30-1) <その2(学習編)>~毎回上書き更新~

2018年07月28日 | 漢検1級受験歴
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・事故の為(H29年度)、中断していましたが、恒例の、毎回の記録化&開示を再開しています。学習方法その他さまざまな問合せもあるので、改めて開示していくものです。少しでも参考になれば幸いです。
・毎回上書き更新の記事にしています。また、<受験歴その1(成績編)>と<受験歴その2(学習編)>に分けて掲載します。
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●これまでの受験歴(主として学習内容)を掲載します。1級初合格をめざすチャレンジャーの方、また、高得点を目指すリピーターの方の参考になれば幸いです・・・
●これまで行ってきた勉強の方法・内容等の詳細については別途他の各カテゴリーでもご案内しておりますので参考にしてください。
●なお、私の場合、準1級以下のチャレンジ経験はありません・・・最初から1級に挑戦しました。

<各受検回別得点&寸評>
H24① 127点・・・任天堂DSおよび「完全征服(1級)(準1級)」のみ。見事に不合格。大反省。1級の受検範囲を知らず。
H24② 160点・・・過去問+「四字熟語辞典」。自己採点170点以上、でもトメハネ・崩し字減点多でぎりぎり合格。書き問題で採点不能の「ー」が10個以上あった。
H24③ 176点・・・前回の反省を踏まえ、丁寧に回答。でもまだ見たことも聞いたこともない字句・成語等あり。
H25① 182点・・・満点めざし特訓開始。ネットで他の方のブログ等も活用、自己流に整理させてもらうことに。
H25② 187点・・・同上。更に「広辞苑電子辞書」、「難読漢字辞典」(三省堂)から抜粋・整理。
           「難読漢字辞典」は今から思えば不要。当て字はほぼ「漢検辞典」からの出題だから、ここまで学習する必要なし(当時は出題範囲知らず・・・)
H25③ 184点・・・同上。更に、「論語」「老荘」ほか自主的に学習範囲を拡大。ノート・バインダー整理。
           「平成25年度 日本技能検定協会連合会 会長賞」受賞
H26① 197点・・・これまでの勉強内容を反復学習。今回は太刀打ちできない字句等はなし。満点までアト2問!
H26② 187点・・・「卵塔場」と「因由」はムリだった。アトは安易なミス・・・。
H26③ 192点・・・奔騰⇔惨落、嘉尚⇔詆毀、拓落(失路)、(聖人に)権道・・・満点までアト4問! すべて漢検辞典掲載熟語➪ 漢検漢字辞典(第1版)購入。
H27① 187点・・・「頃刻(きょうこく)」だけは絶対ムリだった・・・自己採点191点でも「証憑」と「羽觴」で×(たぶん、崩し減点)。
H27② 198点・・・4辞典(大漢和・字通・大字源・漢字源)を図書館での閲覧を通じての音訓整理(ノート5冊分)
             並行して20回分の模擬試験問題の作成&公開、漢検漢字辞典(第1版&第2版)の学習・・・等々。痛恨の凡ミス2つ・・・
             ①「澹い」の読み(「あわい」か「うすい」かで選択ミス) ②当て字「金鐘児」(すずむし)の読み(「金雀児」と勘違い) 
H27③ 191点・・・自己採点195点。書きの「楔形」、語選択の「管窺」がなぜか✕(ーー)多分、トメハネ崩し字での減点(ーー) 文章題50題作成開示、
             模擬試験問題12題作成開示、その他学習方法は前回とほぼ同じ・・・。漢検漢字辞典第2版購入
H28① 193点・・・H27年度はレベル易。H28①は難度・大(H26レベルに回帰?)。「旰(く)る」「耿介(の士)」「賛襄」「捨て嘴」
            ・・・出題者側の思惑どおり4問不正解。・・・漢検漢字辞典第2版の詳細読み込み&記事作成・開示、模擬試験問題(8回分)作成・開示、
             熟語の音訓整理の公開(継続中)、1級過去問の過去すべての出題分(+準1級の過去問のほとんど)を復習(2回)
             四字熟語辞典3回復習、広辞苑掲載熟語の自己ノートの見直し・・・などなど。また、自己の復習・学習も兼ねてブログへ諸々の記事・問題を公開。
             <反省>広辞苑の再・読み込み&自己作成ノートでの復習が不足した感あり。
H28② 195点・・・自己採点197点。文章題書き「靉靆」がなぜか✕(たぶんクズシ字減点)。今回はどうしても出来ないという問題がなかったのでちょっと惜しかった
             広辞苑の再読み込み・整理。➪語選択問題ほか分野別問題にしてブログに公開済み。「故事ことわざ辞典」購入、整理。
             ➪同様に問題形式などにしてブログに公開済み。漢検2辞典の精査➪一応完了し、適宜、ブログで案内。<音訓整理>一応完了(主要1級対象漢字
             の訓読みに対応する熟語の整理)。ブログの再編・・・極力、分野別カテゴリーに編成し直し・・・自分のためでもブログをご覧いただく方のためで
             もある・・・学習(復習)がしやすいように再編(ほとんど完了)。模擬試験問題(上級者用)3回分作成案内・・・などなど。(学習の途次、息抜
             きに“創作文学シリーズ”を出版?自分としては面白かったけど(苦笑))・・・なおH28①の時と同様、受検対策としては、1級過去問の
             すべてを復習
四字熟語辞典の複数回の復習は必須作業、「漢検1級模擬試験倉庫」ブログの模擬試験などを活用
             *今回はこのブログの内容にだいぶ恩恵を受けました・・・初合格をめざす方にも おすすめのブログです・・・ぜひ、ご覧ください。
H28③ 196点・・・「盥漱」(✕盥澡)・「澆薄」(✕「薄」の13画目のテンを抜かす)の2問。今回もどうしてもできないという問題がなかったので惜しかった
          ・・・角川<大字源>購入電子辞書新規購入(シャープ・Brain:搭載辞書<大辞林・新漢語林・明鏡国語辞典>) 

・28-2終了後から「漢検2辞典“悉皆”調査」を開始、完了(A4ノート1冊、すべてWP化済み)。ブログにて、随時、記事にして案内済み。また、分野別問題としても開示済み。1級対象漢字に限らず、すべての記載項目(特に小項目の熟語、下つき熟語に注目して整理)
・漢検2辞典悉皆調査を大字源・電子辞書などで行なって整理した内容を踏まえ、“漢検1級 実力試験問題”(5回分)を作成、開示・・・ただし、“実力試験”なので、“模擬試験”と異なり、かなり難度大。初合格を目指す方には不向きかもしれない・・・。
・<四字熟語&故事成語類の紹介>過去問で「必求壟断」とか「禍棗災梨」とか、漢検2辞典と漢検四字熟語辞典に掲載されていない四字熟語がごく稀に出題されることがある。「新明解・四字熟語辞典」(第2版)から、そのような四字熟語を洗い出した・・・四字熟語は故事成語類にも成りうるものもあるので、そのような四字熟語は故事成語類としても紹介。(注)漢検2および漢検四字熟語辞典に掲載されている四字熟語が理解の前提になるものもあるので、それらを熟してから、この記事はご覧いただいたほうが良い。また、初合格をめざす方には、この記事はまだ不要と思う。
(参考)<28-3に向けての受検のための学習記録>(1月からの復習・・・ほぼ時系列で・・・今後のための記録・・・)
①漢検DS書き練習:恒例のDS練習・・・1級対象漢字2699字の書き問題、終了。ミス116字。念の為、<準1>対象漢字の復習はできなかった。
②自己作成模試の復習:全48回分、復習完了。やっぱり、忘れていたり勘違いしているもの多し・・・復習・反復練習は大事!!
③ブログのカテゴリー別復習:「語選択問題」「対義語・類義語」「文章題」「27-① 向け 実践問題(20)」「26-③ 向け 実践問題(47)」「書き・読み問題」「難読・当て字」 ・・・完了
④(念の為)広辞苑電子辞書にある小辞典「慣用句」のチェック・・・一度学習したような気もするが・・・ ざっと復習完了
⑤成美堂「本試験型1級試験問題集(15年版)」ひととおり完了・・・主として書き問題の練習のため。幾つか読み・書きともまちがった・・・
⑥ブログのカテゴリー「故事成語類」ひととおり完了・・・やはり幾つか忘れているものがあった・・・
⑦ブログのカテゴリー「四字熟語」ひととおり読みかえし完了・・・これはあまり役に立たないかも・・・次回は復習する必要ないかも・・・
⑧漢検2辞典・巻末「熟字・当て字」1回通読完了。ミスしそうなものをいくつか書きだした。いつもの作業。
⑨「漢検1級模擬試験倉庫」(1月~)模試25~28までトライ。最終回の28回も完了。模試1からの再度の見直しはミスした部分のみの確認。
⑩H25-1~H28-2過去問おさらい:済み。
⑪漢検2辞典ノート(WP)の見直し:3回読み直し。模擬試験問題に出してないものもあり、勉強になった。
⑫H18~H24の過去問のおさらい:特に、漢字・熟語を書いて回答する問題の書き練習&過去に誤答・ミスした部分のチェック。・・・完了。
⑬(最後の1週間):漢検四字熟語辞典のおさらい、広辞苑ノートの復習、巻末の熟字・当て字の復習、ブログ記事の再・おさらい
・四字熟語辞典は1回だけおさらい済み。巻末の熟字・当て字復習(2回目)。ブログ記事(特に漢検2辞典掲載熟語中心に、対義語・類義語、語選択問題記事を再復習、ついでに広辞苑からの語選択問題も復習)おさらい済み。

H29① 181点・・・(H29.4末事故。満足な学習、受験対策できず)模試5作作成に止まる。周辺知識として広辞苑などを再度見直した程度。
H29② 180点・・・(事故の後遺症などで、なお満足な対応できず)それでも模試7作作成。模試作成を通じての受検対策にとどまる。“書き”練習もできず。
H29③ 188点・・・(後遺症などの改善傾向あり。視力も回復しつつあったので、通常のペースに・・・内容は下記のとおり)
(参考)<29-3向け>学習内容 (「2018年02月03日 | 漢検1級受験歴」から抜萃)
(0.漢検DSによる書き練習・・・準2・2級、準1級についておさらい・・・“精度”を“5”から“8”に上げて、徹底的にチェック)
1.広辞苑ほか国語辞典の学習・・・以下の、新たな視点での学習(完了)・・・
 ①熟字・当て字の調査・学習(漢検2に掲載されていない当て字が出題されたことを踏まえて)
  *WP化完了。通用性がありそうで重要と思われるものはブログに開示済み。
 ②その他の調査・学習(手持ちのシャープPC-9100と同機種の電子辞書をもうひとつ新規購入。2台を同時に活用しながら調査。)
  ・常用漢字で語選択問題になりそうな熟語があるかどうか・・・
  ・1級漢字を含む熟語で(過去の「賛襄」のように)見逃している熟語があるかどうか・・・ 
  ・今回の訓読み出題の“孅なる”みたいな日本語表現になっている訓読みのようなものがあるかどうか
  ・ついでに、音熟語の意味説明もも一応虱潰しに見るようにして、その説明の中で対・類になりそうな熟語があるかどうか・・・
  なども併行して調査・学習
  *完了。WP化済み。それぞれ、<29-3向け模試>(5作)、分野別問題、個別記事などでほとんどブログに開示済み。
2.<29-3向け模試>・・・5模試作成完了、開示済み・・・ 
  ・模試作成の内容は、(詳細は、「<29-3向け模試>作成秘話? 2017年12月24日 | 模擬試験問題」にて開示したとおり。)
  (一)音読み問題:過去整理した(主として)1級漢字音訓熟語から選択(一部は大字源から新規に拾った)。
  (一)訓読み問題:主として広辞苑ほか国語辞典掲載熟語の読みを意識して取り入れた。また、漢字一字でなく二字以上の複合読みも取り入れた。
  (二)書取:(一)同様、広辞苑ほか国語辞典掲載熟語を中心に拾った。
  (三)語選択:漢検2掲載熟語を多く取り入れたが、下つき熟語であったり意味説明のない熟語が多く、難問といえば難問となった。
  (四)四字熟語:基本は漢検四字熟語辞典。1、2問は同辞典以外からの出題(国語辞典や故事成語類にある四字熟語を新規に出題)した。
  (五)当て字・熟字訓:ほとんどは漢検2辞典収録のもの。ただし、1、2問は(通用性のあると思われる)国語辞典掲載の当て字から出題した。
  (六)音訓:(一)の音読み問題を整理・復習するなかで、抜萃したもの。音による意味分けのある熟語も意識して設問した。
  (七)類義語・対義語:主として広辞苑、漢検2辞典から出題。
  (八)故事成語類:ほとんど当ブログ掲載の故事成語類から。が、各回、1~2問は新規出題(ただし、熟語そのものは漢検2掲載のもの多し)。
  (九)文章題:ほとんど青空文庫から出題。最近の難化傾向も加味して、歴史的熟語、聞き慣れない常用漢字熟語なども意識して取上げた。
3.「漢検1級模擬試験倉庫」さんのブログ内記事の学習 ・・・今回は特に“書くこと”にこだわって、すべて紙に書きながら学習した。
  ・模試1~模試38:復習完了。
  ・大見表問題1~32+特 :学習完了。
  ・分野別対策1~12:学習完了。 ➪すべて完了。
  ・四字熟語特訓(10):(その9)まで終了(・・・1/15完了)。
  ・チャレンジャー向け模試(1~3)・ミニ模試(1~5)・直前模試(29-1、29-2)終了。
  ・「漢検1級模擬試験倉庫」さんの問題群で間違ったところを再々度学習。・・・一応済み(追加していろいろと周辺調査も行った)
4.(1/27時点)
  ・当ブログ模試(<29-3向け>~<28-1向け>全33作)を復習&深掘り終了・・・一部、適宜記事化済み。 
  ・(同時並行で)広辞苑・漢検2掲載熟語(主として大見出し以外の熟語)の「語選択問題」を作成、開示済み。
   
●<やろうと思っていたこと>
 ①漢検2辞典
  ・巻末の熟字・当て字&関連ブログ記事&巻末にない熟字・当て字の復習
  ・本文大見出しを中心に再度網羅的な復習・・・「読み、書き 語選択など、出題されそうなもののピックアップ・整理」は今後の課題・・・
 ➪今回は断念。でも上記4で一定の復習は出来たと思う。
 ②漢検四字熟語辞典 全般、1~2回復習予定。
 ➪こちらも断念。ただし、これも上記4でだいぶ消化できていると思う。
 ③自分のブログの模試の復習:残りの<27-3向け模試(12作)>と<27-2向け模試(20作)>は、敢えて、もうやらないことにする。
 ➪混乱回避&残りの期間はこれまでやってきたことの再再度の見直し&チェックに費やすことにする。
 ➪と、思ったけど、結局、<27-3向け模試(12作)>と<27-2向け模試(20作)>も(読み問題を除いて)すべて復習・・・特に今回は前回の原因解消のため“書き練習”のつもりで全部筆記して復習してみた・・・
 *あと2日、残りの読み問題と当ブログの当て字関連の記事の復習に費やす予定。
➪(2/2~2/3)読み問題もすべて終了。当て字関連もブログ記事&漢字ペデイアの当て字をすべてチェック済み。
➪これから明日受検時まで:筆記して遺しておいたすべての問題(模擬試験倉庫さんの上記問題すべて&当ブログの全模試)の解答について、主として間違ったところをざっとチェックしながら本番へ望む。

●<今後の課題>
 ・漢検2辞典の網羅的・徹底的学習は今回は若干不足感あり。
 ・29-3本番内容(難易度、傾向、出題内容など)次第で、上記学習方針&内容を再構築する。
(追加)・今回はいわゆる“過去問”はやらなかったが、どう影響するかも受検後チェックする。

H30① 194点 ・・・<29ー3>終了後から<30-1>までの学習記録は、「30-1に向けての学習(随時更新) ~6/11更新~」(2018年06月11日 | 漢検1級高得点獲得のためには)にほぼ記録してありますので、そちらをご参照ください。
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漢検1級受験歴(H24-1~H30-1) <その1(成績編)>~毎回上書き更新~

2018年07月28日 | 漢検1級受験歴
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・事故の為(H29年度)、中断していましたが、恒例の、毎回の記録化&開示を再開しています。学習方法その他さまざまな問合せもあるので、改めて開示していくものです。少しでも参考になれば幸いです。
・毎回、上書き更新の記事にしています。また、<受験歴その1(成績編)>と<受験歴その2(学習編)>に分けて掲載します。
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(注)スペースの関係もあり、<分野別得点>中、配点10点だった時の「国字」書き取りもすべて「書取」に包含しています。)

      合 計〇〇読み〇〇書き〇〇語選択〇〇四字書取〇〇四字選択〇〇当て字〇〇熟語読み〇〇対義類義〇〇故事成語〇〇文章書取〇〇文章読み
H24-1 127〇〇20〇〇〇28〇〇〇〇〇〇〇〇10〇〇〇・〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇14〇〇〇〇〇12〇〇〇〇〇14〇〇〇〇
H24-2 160〇〇28〇〇〇28〇〇〇〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇10〇〇〇・〇〇14〇〇〇〇
H24-3 176〇〇27〇〇〇40〇〇〇〇〇〇〇〇18〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇〇〇〇〇〇〇〇16〇〇〇〇〇14〇〇〇〇〇14〇〇〇〇10
H25-1 182〇〇28〇〇〇38〇〇〇〇〇〇〇〇18〇〇〇〇・10〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇18〇〇〇・〇〇18〇〇〇〇10
H25-2 187〇〇30〇〇〇38〇・〇10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇16〇〇〇〇〇18〇〇〇・〇
H25-3 184〇〇27〇〇〇36〇・〇10〇〇〇〇〇18〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇18〇〇〇〇10
H26-1 197〇〇30〇〇〇40〇・〇10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・10〇〇〇〇・20〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇18〇〇〇・〇
H26-2 187〇〇29〇〇〇38〇・・〇〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・10〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇16〇〇〇・10
H26ー3 192〇〇30〇〇〇40〇・〇10〇〇〇〇〇18〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・10〇〇〇〇〇16〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇20〇〇〇・10
H27-1 187〇〇28〇〇〇38〇・〇10〇〇〇〇〇18〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇16〇〇〇〇
H27-2 198〇〇29〇〇〇40〇・〇10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇・〇〇・〇〇・〇・10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇20〇〇〇〇10
H27-3 191〇〇30〇〇〇36〇・・〇〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・・〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇18〇〇〇〇10
H28-1 193〇〇29〇〇〇38〇・〇10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・10〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇20〇〇〇〇10
H28-2 195〇〇29〇〇〇40〇・・〇〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇18〇〇〇〇10
H28-3 196〇〇30〇〇〇38〇・〇10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・10〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇20〇〇〇〇10
H29-1 181〇〇29〇〇〇38〇・〇10〇〇〇〇〇18〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・〇・10〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇16〇〇〇〇〇12〇〇〇〇10
H29ー2 180〇〇29〇〇〇30〇・・〇〇〇〇〇〇18〇〇〇〇・10〇〇・・〇〇〇〇・・〇・10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇16〇〇〇〇10
H29-3 188〇〇29〇〇〇40〇・〇10〇〇〇〇〇18〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・・〇・〇〇〇〇・〇20〇〇〇〇〇20〇〇〇〇〇12〇〇〇〇10
H30-1 194〇〇29〇〇〇40〇・〇10〇〇〇〇〇20〇〇〇〇・10〇〇・〇〇10〇〇・・〇・〇〇〇〇・〇20〇〇〇〇〇18〇〇〇〇〇18〇〇〇〇10
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漢検1級 平成30年度 第1回 答え合わせ(暫定版➪ほぼ確定版)

2018年07月27日 | 漢検1級受験歴
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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2018.7.27加筆(当方の採点結果とのみ比較・・・赤字部分)・・・その他、標準解答とは別の解答でも〇だったら、お知らせいただけると幸いです。

●別解もあると思いますが、取り急ぎ・・・
●なお、頂けたコメントやその後の調べなどで、適宜、この答え合わせ欄は補筆訂正などを行っていく予定です。あらかじめお含みください。
2018.6.22.10:33更新(文章題「眛眛」に補足)・・・そろそろ、標準解答到着するので、補足することもないのだが・・・一応。
ー2018.6.22.15:20更新ー(午后、標準解答到着)・・・左欄:標準解答。暫定の答え合わせと同じ解答は左欄ナシ。なお、補足したもの以外にも標準解答以外で〇になるものもあると思われます。疑問があったら、遠慮なく、漢検さんに照会したほうが良いでしょう・・・。

(1)読み問題
1.しゅうきょく
2.いし
3.はんけつ (3.ばんけつ?はんけつ? 🔺*大辞林・大字源は“はんけつ”。新漢語林は“ばんけつ”・・・どっちも〇か、“はんけつ”が有利か?大字源では音による読み分けナシ・・・同じような意味合いで“バン・・・”だったり“ハン・・・”だったりの熟語が混在している・・・。こういうのは処置ナシ。) *“ばんけつ”は〇かどうかわからないな、こりゃ・・・➪“ばんけつ”でも〇だった ・・・
4.べんぺい (4.べんぺい・べんへい ・・・どちらの読みも漢検2掲載だった・・・)*たぶん、“べんへい”でも〇
5.ざんがん
6.そうてん
7.きんじん・きんしん (7.きんじん、きんしん? ・・・“きんしん”読み辞書アリ、〇かな?)
8.かんけん
9.けいぜん
10.ふおう
11.すいぶ
12.たん
13.さんがん  ・・・出ましたねえ、「孱顔」。これは“さんがん” *当ブログ模試「さんがん:*畳韻なので“サン”読み。通常は“セン”読み。」・・・“せんがん”と読んでいる辞書を(私は)知らない・・・。➪*ハブ先生から連絡あり、“せんがん”と読んでる辞書ある由・・・どうなるか、興味津々・・・。
14.てきちょう
15.びしゅく
16.おうふ
17.ほんど
18.いんじょう
19.せんさん
20.きょくそつ  ✖*何の迷いもなく“キョクリツ”としたけど、大字源では「きょくそつ:つとめ、ひきいる・・・」
21.にしん
22.しいな
23.うねめ
24.む(せる)
25.おそ(る)
26.し(い)
27.めどぎ・めどはぎ (27.めどぎ  ・・・直近の記事を見てくれた人は出来たかも? “めどぎ・めどはぎ”読みあるも、ここは“めどぎ”でしょうね・・・。) *“めどはぎ”でも意味は通じないこともないということで〇なのか・・・読者のためにはよかった、直近の記事で“めどはぎ”記事出してたから、混乱させたかもと思ってしまっていたんで・・・。
28.さか(ん) 
29.う(ち)
30.あこめ

(2)書き問題
1.噦
2.俘虜
3.咎(め立て)
4.蘚苔
5.閼伽棚
6.歯軋(り)
7.塹壕
8.俚耳
9.抉(じ開ける) 
10.拗(れた)
11.範疇
12.饅
13.隠約
14.僭称
15.先蹤
16.船檣 (16.船檣・船艢) *「船艢」が間違いの筈ないので、別解で〇になるでしょう・・・。 ➪やはり「船艢」も〇だった・・・
17.木槿・槿 (17.木槿・槿・蕣) *「蕣」も✖には出来ない筈。
18.尨毛・毳  ・・・「毳」も多分OK。広辞苑には「毳・尨毛」とある。
19.袰
20.鵤

(3)語選択
1.膺懲 
2.蹉躓 
3.鯨鯢
4.耽湎
5.社稷

(4)四字熟語  
ー問1ー
1.苛斂(誅求)
2.依怙(贔屓)
3.眼高(手低)
4.晨夜(兼道)
5.超軼(絶塵)
6.(麻姑)搔痒・搔癢  6.(麻姑)掻痒
7.(肉山)脯林
8.(黄中)内潤
9.(環堵)蕭然
10.(竜攘)虎搏 
ー問2ー
1.らくせい
2.びきゅう
3.しかつ
4.そくせき
5.はんえん

(5)熟字訓・当て字 
1.たたら
2.あまご
3.むかで
4.ひきだし
5.ブラジル
6.にわとこ
7.ふし
8.いちょう
9.かいらぎ
10.ひわ

(6)熟語・一字訓読み 
1-2 きんしょう - ちぬ(る) 
3-4 どんりょく - わか(い) 
5-6 ほういん  - すく(う) 
7-8 わんしょう -す(べる) (7-8 わんしょう?わんせつ? - す(べる) 🔺✖ 綰摂(ワンショウ):(大字源)すべおさめる  ・・・これはぬかった・・・*こちらも音読みは辞書によって違うようだ・・・“わんせつ”でも〇なら、1点助かるが・・・(笑) ) *音読みは漢検さんの裁量ということになるのか・・・わからん。 ➪“わんせつ”でも〇だった
9-10 ふつじょう -はら(う)

(7)対義語・類義語
1.膏腴
2.苦楚
3.殃禍
4.万斛
5.家慈
6.眸子
7.好下物
8.膠柱
9.揺籃
10.撮土

(8)故事・成語・諺
1.速贄・早贄  (1.速贄   *たしか“早贄”も過去問で正解だったかも・・・)
2.桑田
3.吮疽
4.干城
5.焙烙・炮烙
6.鄒魯
7.毫末
8.麝香
9.鼾睡
10.瑕瑜

(9)文章題  ・・・原文をお調べいただいた方のものを一部参考にしています・・・
1.齷齪 (1.齷齪・偓促) *「偓促」ももちろんOKでしょう・・・。
2.綽綽・綽々 (2.綽綽?)
3.六合
4.澆季
5.苟且
6.対峙
7.眛眛・昧々 (7.眛眛 △昧昧   原文は「眛眛」らしい 「眛眛」は、大漢和・字通・漢字源・大字源その他国語辞典には見当たらず。「昧昧」でも✖にはできないと思うのだが・・・。もし、「眛眛」だけが〇なら、超難問・“満点阻止問題”といえるかも・・・。(ちなみに、「邁邁」も一瞬考えたが、文意・文脈から却下した) )
8.哭
9.一粟
10.垂教   ✖これは浮かばんかった(汗)  ・・・「睡郷?垂拱?他に、「酔郷」「酔狂」など考えられるが・・・文脈からは「睡郷」か「垂拱」か・・・。」なんて、全然違うじゃないかあ・・・


ア.ただ(に)
イ.こんこん
ウ.いっさい (ウ.いっさい?いっしゃ? *「灑」に音読みによる意味分けナシ(大字源) 当該熟語もナシ・・・これはどちらも〇かな?)・・・う~ん、やはり“サイ”読みなのかな?私は“さい”読みにしておいたけど・・・。
エ.はや(く)
オ.しき(りに)
カ.ざん(せらるる) *「はな(せらるる)」はちょっとおかしくないかな? 音調からも“ザンせらるる”でしっくりくるのだが・・・。➪広辞苑に「竄(ざん)する」読みあり。
キ.えいてつ
ク.こうてん
ケ.みだ(りに)
コ.お(しむ)
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漢検1級<30-1> 194点  

2018年07月27日 | 漢検1級受験歴
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●196点ぐらいかなと思っていたら、故事成語「スウロの学」・・・✖にされてた。“おおざと”をつなげて書いたか、ハネか・・・よくわからん。

●今回は久しぶりに“満点”のチャンスだったのにな・・・惜しい・・・

●でも、こんな問題で、190点超えても、満点取っても嬉しくないゾ・・・つらつら考えるに、「29年度のようなレベルじゃ、お前ら、ムリだろ、この位で勘弁してやる」てな感じで、舐められてる気がしてならない・・・とっても不愉快・・・。

●俳句もやり出したし、今後もこのぐらいのレベルで続くとしたら、“オープンエンド”じゃないので、<漢検1級>は刺激なくなってきたな・・・

(注)オープンエンド:(脳科学の専門用語)どんなに学んでも必ずその先のステップがある状態をいう。学習して何かを知れば知るほど次の疑問がわく。「学習の本質とは、知のオープンエンド性の楽しさを知ること」(脳科学者・茂木健一郎氏)

●茂木健一郎氏と俳人・夏井いつき先生の対談を読んでいたら、脳の活性化、認知症・ボケ防止には俳句もかなり良いらしい・・・今の状態だと、小生にとっては脳の刺激にとっては俳句のほうが良さそうだ・・・

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俳句あれこれ⑤ 現況&四方山話

2018年07月24日 | 俳句
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●もう彼此、31句も投稿してる(未投稿の推敲中の句は12句あり)・・・締め切りと掲載日の関係がわからんので何とも言えないけど、たぶん半分は没・・・ま、やり始めてまだ1か月も経ってないからなあ・・・20年も30年もやってる人たちも多いようなので、こりゃなかなか難しいわ・・・
●ネットなどで、俳句関連の記事や情報なんかを読むと(ちょっと古い記事だが)、朝日俳壇への毎週の投稿は6000とも8000とも・・・今なら毎週10000句ぐらいの投稿になってんだろうか・・・毎週100句ぐらい投稿してる人もいるらしい・・・はは。
●毎週30句(選者3人の場合)~40句が掲載されてっから、入選率は(投稿10000句として)大体0.3%~0.4%かあ!!はは、相当の難度だな。

●でも、最近の投稿句や推敲中の句は(自分でいうのも何だけど)割と俳句っぽくなってきてる気がする・・・“自信作”も2つ、3つ、出て来たし・・・毎週毎週の掲載日と掲載有無が楽しみなこの頃・・・驚いたことに、最近の2週で我孫子の人(別人)が入選してた・・・我孫子って俳句さかんなのか・・・最近の句は、少なくとも歌謡曲の歌詞のようなのから脱却したな、はは。ちょっと記事にしたい句なんかもあるんだけど、そうすると「未発表句に限る」という投稿規程に抵触してしまうらしい。

●ネットなどで見ると、1年に1句でも入選すると“嬉しい”レベルのようだ(^^;)また、
 1句入選・・・まぐれか偶然  (今流行の番組的にいえば、“凡人”から“才能あり”レベルか)
 2句入選・・・まあまあ    (“才能あり1位”連続か、特待生レベルか)
 3句入選・・・一応“俳人”として認められるレベル (段位取得ってところか)
という、きわめて高いレベルのようだ・・・

●実作を始めて痛感してるけど、漢検1級と同じく、やはり、基本は、読み・書き・そろばん・・・
 読み:歳時記、ものの本、有名句ほかの鑑賞
 書き:実作
 そろばん:読み・書きの復習ほか
ってことのようだ・・・この繰り返し・・・ホントは“そろばん”ということで、句会への参加とか添削指導なんかを受けると更に良いらしいけど、まだまだそれは先の話かな・・・。

●それにしても、俳句の歳時記・・・
 ・古めかしい季語が多すぎる・・・歴史的には仕方ないんだろうが、現代的にはもう“死語”のようなのが多すぎ・・・全然使う気が起きないし、実際に(物の季語なら)見たことも聞いたこともないものも多い・・・少しずつではあるけど、新“季語”として認定されるものもあることにはあるらしいが、“凡人”レベルではまず認められないようだ・・・はは。

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佐伯泰英 「げんげ 新・酔いどれ小籘次(十)」

2018年07月23日 | 読書
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
●ま、特に書くことはないのですが、一応、記録のため・・・
●もう(十一)も新刊で図書館にきてる・・・予約済み。
●簡単に読めて骨休めにはとても良いシリーズものです。

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俳句あれこれ④ 和語・文語の世界へ

2018年07月23日 | 俳句
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●つづく炎暑のお見舞いを申し上げます。また、ブログを大変ご無沙汰しております<(_ _)>只今、創作活動に嵌りに嵌っているだけですので、どうかご心配なく・・・<(_ _)>
●というわけで、他人様のブログやツイッターなどもほとんど拝見していないこの頃ですが、嬉しいことに<30-1>漢検1級初合格のご報告をいただいたこともあり、ざっと、最近の他ブログなどを拝見したところ、見事に“返り咲き”を果たされた方もいらっしゃるようで祝着至極であります。合格を果たされた方には祝着至極とお祝い申し上げます。おめでとうございます。

●というわけで、俳句の話・・・
・以前・・・だいぶ前の話ですが・・・<今年のテーマ>には、「③非公開・・・」ってのが表示されていたのですが、この「③非公開」の一つが、俳句(創作)のつもりでした。(創作活動の類で、他にもしたいことはまだあるんですけどね・・・)
・また、これもだいぶ前の話ですが(以前どこかに書いた記憶ありますけど)、まだ私も勤めていたころ、代理店会の会長さんが90歳前後のお年寄りの方々に“人生を振り返って今一番後悔していることは何ですか”と聞いた時に、多くの方が“したいこと、やりたいと思っていたことをやらなかったこと”“やれなかったのではなく、やらなかったことを一番悔いている”云々ということだった由・・・。
・この話が妙に印象に強く残っていたのですが、よくみると、これ、<今年のスピリット>の孟子の言にそっくりだった・・・<為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>・・・
・「出来る、出来ない」ではなく、やったかどうかということが大事だということですね・・・。

●歳時記購入・・・夏の季語はほぼ読み終えた・・・作句するたびに、一々見てるけど・・・季語といってもその背景となる情景なり詩情も理解しておかないと頓珍漢な作句になるらしい・・・たとえば、「春の雨」と「春雨」は違うとか、春の雨といったら“あたたかい”というイメージも当然付随しているものとして詠むとかかんとか・・・
●図書館から新規借り出しの2冊・・・
<今さら聞けない 俳句の基本 Q&A>(小島 建)
俳句実作的文法 /・・・文語の文法          ぞ・・・連体形 こそ・・・已然形

<NHK俳句  俳句上達9つのコツ>(井上弘美)
・やってはいけないこと
 ①過去は詠まない  ②時間と場所を省く ③答をいわない ④報告しない 
 ⑤状況を説明しない ⑥動詞を少なく   ⑦助詞の工夫  ⑧俳句はシンプルに
●俳句を格調高く、また、俳句らしい俳句をつくるためには、文語、文語の文法は不可欠・・・また旧かな遣いの表記の工夫なども重要・・・
・ほぼ50年ぶりに文語や文語の文法を学習してる・・・断片的には覚えているもんだな・・・でも、まだ一々調べないと自信ナシ
・旧かな・・・たとえば、
 紫陽花(あじさい) ⇒ あぢさゐ
 葎生(むぐらふ ) ➪ むぐらう
 などなど、文語による旧かな(歴史的かな遣い)はたくさんあるわ・・・また、「ゐ」とか「ゑ」とかもよくつかわれてるようだ・・・

●ま、とりあえず、久々の挨拶がてら、この程度で・・・ブログも偶には更新しておかないと忘れ去られちゃうからな(^^;)

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俳句あれこれ③ 慈悲心鳥 糗麨(はったい)

2018年07月10日 | 俳句
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●大阪の大地震につづき、広島などでも大規模土砂崩れ災害・・・広島も知り合いが多いけれど、みんな大丈夫かなあ・・・ご心配&お見舞い申しあげます。千葉でもここのところ不気味な地震が続いているので他人事でなくこちらも心配ではあるけれど・・・日本列島、どうもオカシイ・・・。

(このカテゴリーは俳句に関するアレコレを綴る記事です。漢検の学習にはほとんど役に立たないと思います・・・でも、最初は漢字がらみの話もいろいろとあるような気はします・・・)

●只今、詩腸が鼓吹されっぱなしで、あいかわらず“創作”活動を継続中・・・句を推したり敲いたりして、とても刺激があってオモロイ・・・ちょっと、漢検1級は刺激がなくなってきたから、丁度良いカモカモ・・・
●昨日、また5句投函・・・残りの5句はまだ推敲中・・・一句につき10~20案ぐらいは考えて、“ああでもない、こうでもない”とかなんとか、テニオハも含めて、言い回しやもっと適切な言葉や表現なんかを、探したり考えたりして創ってる・・・
●並行して、参考書や歳時記なども読みながら学習・・・(手持ちはほぼ読了)
●図書館から、借りてきた3冊・・・ほぼ読了。
<合本現代俳句歳時記>・・・これは覚えきれない・・・やはり歳時記は手元に置いていつでも見られるようにしておかないとイカン・・・早速アマゾンに発注済み。
<俳句のルール> ・・・基本的なことをわかりやすく解説。読み易し。
<NHK俳句 今日から俳句―はじめの一歩から上達まで>・・・こちらも読み易い。基本から応用編までとても勉強になった。
特に、「季語を深く知る」ことが重要だということがよくわかった。また、“切字”や“文語”の使い方も勉強になった。応用編では「漢語と和語」の使い様などの説明もあって、なかなか面白かった。
・助詞てにをは
 「は」は強調しすぎだから注意   ・・・
 「に」も不自然、散文的なもの多し ・・・「の」とか・・
 「で」耳障りなことが多い ・・・「の」とか
・俳句は文語表現が基本 
  もともと五七五の定型が文語から生まれたことによる。 季語は文語 季語以外にも文語で表現することによって一句の統一感が生まれる。
・文語の文法 已然形ほか注意
・<生活>の季語:人間にかかわる季語・・・日向ぼこ~猫が日向ぼこをしているとか、山が更衣(ころもがえ)をする、冬支度をするなどとは言わない。白息(しらいき)も人間の季語。馬の白息とはいわない・・・馬の吐く息が白く見えるという描写はしても、馬が白息を吐くとはいわない・・・これが季語の約束。・・・

●今、夏の季語を学習中・・・その中に、見慣れない、聞き慣れない季語があった・・・
<慈悲心鳥(じひしんちょう)>
(歳時記など):慈悲心鳥 三夏  十一:ホトトギス科の十一の古名。自身では巣を作らず、コルリ、オオルリ、ルリビタキ等に託卵する。慈悲心鳥、十一、の名は鳴声が「ジヒシン」「ジュウイチ」と聞こえる事に由来する。
(広辞苑):(鳴き声がジヒシンと聞こえるところから)ジュウイチの別称。
(デジタル大辞泉)ジュウイチの別名。鳴き声を「慈悲心」と聞きなしていう。《季 夏》
(野鳥の会)ジュウイチ:(カッコウ目カッコウ科)ジウイーチーィという鋭い声(雄)。全長:32cm 九州以北の山地の林に飛来。他のカッコウ科より標高が高いところに多く、コルリ、オオルリなどに、托卵する。ジウイッチーィと繰り返しながら、次第に早くなりジュビビビビで終わる。夜も鳴く。
*野鳥の会のブログでも撮影された都道府県は少ないようだ・・・千葉ナシ。それに、掲載されている写真で夏の季節のものはなかったけどなあ・・・ま、我孫子あたりでは見られないだろうから句にすることはないとは思うが・・・でも、野鳥の会の写真なんかを見るとホトトギスに似てて、しかも可愛らしい鳥だなあ・・・一度見てみたいけど、見る機会はないだろうな・・・

*例句が40ぐらい載ってた・・・なんとなく気に入った句を3つほど・・・
慈悲心鳥氷の詩碑に韻きけり 三嶋隆英 馬醉木
慈悲心鳥ひゞきて鳴けば霧きたる 水原秋櫻子 馬醉木
暁光にひと声零す慈悲心鳥 増田松枝 馬醉木
*なお、いろいろとネットなんかでも調べていたら、「「慈悲心鳥」(じひしんちょう)は、菊池寛原作の小説。婦女界社の雑誌「母の友」で連載された。1927年、1936年に日活で、1954年に新東宝で映画化された・・・」なんてのもヒットした・・・全然知らんかった・・・もちろん内容も知らん。

<はったい(糗・麨)>
(歳時記など)はったい(糗・麨):麦・米、特に大麦の新穀を煎いってひいた粉。はったい粉。麦こがし。香煎こうせん。[季] 夏。
   季語は「はつたい(はったい)」で夏、「麦こがし」に分類。麦を炒って細かく挽き、粉にしたもの。砂糖を加えてそのまま食べたり、湯に溶いて食べたりする。
(大辞林)糗・麨:麦・米、特に大麦の新穀を煎ってひいた粉。 はったい粉。麦こがし。香煎(こうせん)。 [季] 夏。
 *広辞苑にもアリ。漢字もそのまま<糗・麨>。また、<水の粉(みずのこ):麦こがし。はったい。いりこ。>
(ウイキペデイア)はったい粉:はったい粉(はったいこ、糗粉、麨粉)は、オオムギやハダカムギを炒った上で挽いた粉。麦焦がし、煎り麦、香煎とも呼ばれる。大豆から作られる「きな粉」と混同されやすいが、色は灰褐色である。夏の季語。
焙煎してあることにより、消化しやすく、素材の甘みがあり香ばしさがある。保存性がありながら、いつでも食べられる簡便食、携行食として重宝されている。徳川家康の好物であったとされる。昭和40年代(地方によっては50年代)まで、子供のおやつとして人気があった。食し方としては砂糖を混ぜた上で、白湯か麦茶で練り上げる方法が一般的であった。
・・・全然記憶ないけど、子供のころ、食べたのかなあ?・・・これも知らんかった・・・

*なお、漢字的には、
糗:キュウ、 ク、 ショウ、いりごめ(*) *この読みは「漢字の書き方」による。大字源では訓読み“ほしいい”のみ。
(大字源):読み:ほしいい 字義①いりごめ。また、煎って粉にした食品。②ほしいい。かれいい。③冷たいかゆ。④姓
麨:ショウ 
(大字源)ショウ(漢・呉音):字義:むぎこがし。麦や米をいり、ひいて粉にしたもの。
(漢字の書き方)「糗麨(はったい)」 
*「糗」で思い出すのが、漢検四字熟語辞典の「羹藜含糗(こうれいがんきゅう) ・・・漢検四字熟語辞典では「“糗”:ほし飯(保存用に乾燥した飯)。保存のため乾した飯。」などの説明アリ。 意味:粗末な食べ物のたとえ。「藜(レイ)を羹(あつもの)にし糗(キュウ)を含む」とも読む。

*糗麨(はったい)も漢語的には“キュウショウ”とでも読むのかしら・・・俳句ではありえないが・・・
*はったい 例句 ・・・他にも、とてもたくさんアリ・・・。 
はったいにあれむせ給ふ使僧かな 一茶
はったいに坐る板間や母も子も 長谷川かな女
はったいや母に貰ひし泣きぼくろ 金児とみ子
はったいの日向臭きをくらひけり 日野草城
はったいを吹き飛ばしたる畳かな 前田普羅
大いなる栗の木鉢や麦こがし 村上鬼城
鉢の底見えて残れる麦こがし 高濱虚子
麦こがし砂糖吝みて甘からず 鈴木花蓑
水の粉に風の垣なる扇かな 榎本其角
水の粉もきのふに尽るやどりかな 蕪村
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俳句あれこれ② 季重なり 切れ字の重複 “桑扈”

2018年07月07日 | 俳句
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(このカテゴリーは俳句に関するアレコレを綴る記事です。漢検の学習にはほとんど役に立たないと思います・・・でも、最初は漢字がらみの話もいろいろとあるような気はします・・・)
●只今、“創作”活動に熱中・・・こりゃ、刺激があってオモロイわ・・・今日、さらに6句投函・・・一句につき20作ぐらい、“ああでもない、こうでもない”とかなんとか、言い回しや適切な言葉やなんかを探したり考えたりして創ってる・・・
●並行して、ものの本なんかも読みながら学習中・・・手持ちのはほぼ読了したので、到頭、図書館から、歳時記も含めて3冊借りてきた(^^;)
●今は、夏なので、夏の季語を中心に、学習&創作中・・・

●以前から気になっていた“季重なり”や“切れ字の重複”・・・ネットに良いことを書いてくれている先達がいらっしゃった・・・
・曰く、「松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶、正岡子規、高浜虚子、(季重なりがダメだなんて)そんなことを言っている人は一人もいない。松尾芭蕉は、季重なりは全然かまわない、ただ、無理に作る必要はない、と言っている。高浜虚子は、主題になる季題がはっきりしていれば、季重なりもかまわない、とはっきり書いている。・・・」とかなんとか・・・(これらの人たちの季重なりの名句も幾つもあるということで何句か紹介されてた)
・曰く、「切れ字も同様・・・」とか・・・(こちらも何句か紹介あり)
*ただ、季重なりや切れ字の重複は“成功しづらい”ということらしい・・・。

●さて、夏の季語・・・漢検1級を学習している者にとっては、ちょっと目をひく「桑扈」なんて季語があった・・・

桑扈とは:季語・季題。 読み方:イカル(ikaru)アトリ科の鳥。翼長十センチ位 季節 夏・ 秋 分類 動物.
桑扈:三夏・ 鵤/斑鳩/豆回し  (九州以北に分布し、平地から山地の落葉広葉樹林に生息する、二十三センチほどの鳥。灰色の体は太目で、黄色く大きな嘴が目 立つ。キキョコキーとさえずる。豆を口にふくんでくるくる回しながら縦に割る習性があるので、豆回しともいう。 )

(広辞苑)まめまわし(豆回し):(動)イカルの異称。
     いかる(斑鳩・鵤) :・・・。マメマワシ。マメウマシ。マメコロガシ。三光鳥。いかるが。
*「・・・手賀沼周辺では、秋から春の終りに公園の林などで見られる。千葉県では一般保護生物としている。」(我孫子野鳥を守る会)ということなので、てっきり冬鳥で冬の季語かなと思ったら違うんだ・・・まだ見たことも撮ったこともナシ。

*ちなみに、
桑扈(そうこ):(大字源)①鳥の名。いかる。まめまわし。②隠者の名。(楚辞)③・・・④詩経・小雅の編名。幽王の時、先王の礼儀を行わなかった君臣をそしった詩。一説に、天子が諸侯を褒めた詩ともいう。⇦一説ではなく、現在は、こちらの説のほうが有力のようだ・・・
(参考)詩経・小雅・桑扈編
「交交たる桑扈、鶯その羽有り・・・」・・・この“桑扈”がまさに、この“まめまわし、いかる・・・”のことらしい。
 *詩経の当該一節:「交交桑扈、有鶯其羽 君子楽胥、受天之祜(=禄) 交交桑扈、有鶯其領 君子楽胥、萬邦之屏・・・」

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塚本青史 「仲達」

2018年07月06日 | 読書
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
●三国時代、魏の曹操死後から司馬懿(司馬仲達)の臨終間際までの物語・・・

●有名な“五丈原の戦い”がメインの、諸葛孔明と仲達の知恵比べの圧巻の場面が出てくるのかと思ったら、そうでもなかった・・・少しは出てきたが。

●倭人(卑弥呼)の朝貢の話もちょっとは出てきたりしたが、ま、“浅い”内容ではあった・・・

●徐庶と鄒娜の作る“鬼虞美人草”からの“嫦蛾散”で、呉の孫権が精神錯乱に追い込まれていくって筋ははじめて聞く話で面白かった・・・「曹操」のときもそうだったけど(やはり同じような薬で、曹操や曹丕が体を蝕まれていく筋)、この辺は作者の独創なのかしら?

●それほど難しい漢字はなく、故事成語類も大したものはなかったな、この本は・・・それと、前も書いたが、漢詩文を著者特有の和文風の詩に訳すのはやめてほしいなあ・・・これが著者のこの種著書の特徴にしたい気持ちはわかるけど、漢詩文特有の雰囲気は失われているような気がしてならない・・・

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佐伯泰英 「流れの勘蔵」~鎌倉河岸捕物控<三十二の巻>~

2018年07月06日 | 読書
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
●到頭、このシリーズも完結・・・17年も続いたシリーズだったんだ・・・藤沢周平さん無き後の江戸もの作家を物色していたときの一人・・・

●読み始めたのは広島時代からだから、彼是13年ぐらいになるのか・・・ま、サラリーマンにとっては手ごろな読み物ってところかな?書下ろし・文庫版てのも開始した人だったかな?

●それなりに楽しめました。

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俳句あれこれ

2018年07月04日 | 俳句
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(このカテゴリーは俳句に関するアレコレを綴る記事です。漢検の学習にはほとんど役に立たないと思います・・・でも、最初は漢字がらみの話もいろいろとあるような気はします・・・)
●また、4句創った・・・まだ投函してない・・・最初の4句は、今までの“鳥見”の経験(感動)を活かした句としたので、今度は、過去に旅行した時の思い出や感動の記憶を呼び戻して作ってみた・・・ははは、17音という短い句だけど、たとえば“京の夜、思い出の東山~”とかなんとか、歌謡曲の一節みたいなもんがたくさんできた(^^;)
●こんな事じゃイカン、と思って、手元の昔の書籍も同時に読んでるところ・・・その中に、こんなのがあった・・・

・漢語と大和言葉の使い分け・使い方

 春の海ひねもすのたりのたりかな(与謝蕪村) 
 *これを、漢語で表現するとすると、「春濤(しゅんとう)の終日蹌蹌踉踉たり」となるかもしれないけど、これではまったくダメ・・・。

・一方、(仏典の知識はいるが)、空の青さと深さをいうときに、宇宙的な規模に高める使い方・・・
 深雪晴れ非想非非想天までも(松本たかし)

とかなんとか、大和言葉もいいけど、漢語や仏典の知識も使いようによっては俳句になることがわかった
・・・漢検1級知識も少しは役にたつかも(^^)

●また、こんなんもあった・・・こんな字(季語)、知らんかった

 いのちあるかぎり蠛(まくなぎ)つきまとふ

 *季語は夏。「蠛」とか「蠛蠓」とか書いて“まくなぎ”・・・
 *季語は“「まくなぎ」で夏。「めまとい」とも。夕方、野道などで目の前に群れ、うるさくつきまとう微小な虫。”
     “まくなぎ 三夏。めまとひ、めまわり、めたたき”
 *要するに、糠蚊(ぬかか)のことらしい・・・。
 *広辞苑にもあったわ・・・ははは。
 *なお、「蠛(ベツ)」「蠛蠓(ベツモウ)」・・・大字源:「蠛蠓(ベツモウ)」は、虫の名。ぬかか。かつおむし。

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嚮(ひび)く 捫(と)る 汰(おご)る 驤(はし)る 蕪(みだ)れる

2018年07月04日 | 熟語・一字訓読み
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●お知らせ:<熟語の読み・一字訓読(その116:準1以下):蔚(ウツ、イ) 猗蔚(イイ)>(2018年06月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-)のタイトルを<熟語の読み・一字訓読(その116:準1以下):蔚(ウツ、イ) 猗蔚(イイ) 穢蔚(ワイイ)>に変更しています。また、記事中に「穢蔚(ワイイ)=雑草の茂っていること(大漢和)・雑草で荒れていること(字通) *大字源・新漢語林「穢蔚」ナシ。」を追加補筆しています。(「蔚」字で“イ”音のみで読んでいるものを発見したため・・・。)

<一字訓読み・・・送り仮名が同じで迷いそうな音熟語・・・>
●嚮(む)く 嚮(ひび)く
嚮往ー嚮(む)く   嚮導ー嚮(む)く 嚮赴ー嚮(む)く ・・・*「嚮導」は“嚮(む)かう”が適切かもしれないが・・・
嚮然ー嚮(ひび)く  嚮景(きょうえい)ー嚮(ひび)く  
・・・・・・
(漢検2)
意味①むかう。むく。「嚮往」 ②さきに。まえに。「嚮後」 類)①②向 ③うける。もてなしを受ける。類)享(キョウ)・饗(キョウ) ④ひびく。また、ひびき。類)響
「嚮」から始まる言葉 嚮日(キョウジツ) 嚮導(キョウドウ) 嚮に(さき-に) 嚮かう(む-かう)
(参考:既出)
<嚮:キョウ、むか(う)、む(く)、さき(に)、ひび(く)>
・むか(う)、む(く):嚮赴=むかいおもむく、嚮背=向背、嚮晦=日の入る時・暗にむかうとき、嚮邇(キョウジ)=むかいちかづく、嚮晨=明け方に向かう=夜明け、嚮導=嚮道=道案内する、嚮服=帰服=向服、嚮風=慕ってその風に傚うこと、嚮慕=心を寄せる、慕う=向慕
・さき(に):嚮時=以前、嚮日=①往日、(日にむかう・太陽の方にむく という意味もあり)、嚮者=さきに、嚮来=さきに
・ひび(く):嚮然=音のひびくさま、嚮景(キョウエイ)=響きと影
・その他:嚮使(キョウシ)・嚮令(キョウレイ):もし、たとえ、もしも、さきに云々して云々せしめば・・・

●捫(ひね)る 捫(と)る
捫蝨ー捫(ひね)る、*捫(ひねりつぶ)す ・・・「“ひねりつぶ”す」訓は漢検2にはナシ。
捫羅ー捫(と)る  捫月ー捫(と)る
・・・・・・
(漢検2)
捫:ボン、モン、な(でる)、と(る)、ひね(る)、ひねりつぶ(す) *漢検2“ひねりつぶ(す)”ナシ
①なでる。さする。手さぐりする。「捫着」 ②とる。持つ。 ③ひねる。ひねりつぶす。「捫蝨(モンシツ)」
▲捫着モンチャク:①手でひねりまわすこと。 ②もつれること。もめごと。紛争。「ひと―あった」
②「捫著・悶着・悶著」とも書く。 「モンジャク」とも読む。
(参考:既出)
問題2 「捫」 ①捫心(モンシン) - 捫( な )でる  ②捫蘿(モンラ) -捫( と )る  ③捫蝨(モンシツ) -(ひ ね)る 、(ひねりつぶ)す
問題2 捫:ボン、モン、な(でる)、と(る)、ひね(る)、ひねりつぶ(す)
①捫心:胸をなでること。他に「捫舌(モンゼツ)」:物が言えないこと(舌を強く押して撫磨する意)、「捫腹」:腹をなでる 「捫頭」:頭をなでる、「捫然」:なでさするだけで行動しないさま *「捫天」:故事(漢書)に「后、夢に嘗て天を捫(お)す」とあり、これも敢えて解釈すれば「ば「なでる」意かと・・・。「天を捫(お)す」という語句は吉兆ではないらしい・・・です。
②捫蘿:蘿(つた)をとる=つたにすがる意。他に、「捫月」など多数あるも略。
③捫蝨:放達の行為。人の前で虱をひねる:晋のころ、世俗の礼法を無視して捫蝨を風流とする俗があった由。
*大字源、新漢語林には上記熟語以上の適当な熟語ナシ ・・・

●汰(おご)る 汰(にご)る
汰侈(タシ・タイシ) - 汰(おご)る
汰流(タリュウ・タイリュウ) ー 汰(にご)る

(漢検2)
汰:中学…タ 準1…タイ、よな(げる)、にご(る)、おご(る)
②にご(濁)る。行いや志が清潔でない。 ③おご(奢)る。ほこる。「汰侈(タシ)・(タイシ)」類)泰
(参考:既出)、
<汰:汰(にご)る>に対応する音熟語について
*「にご(る)」訓に対応する熟語を調べたが、大字源にはそもそも、その読み・意味もなく、熟語も見当たらず・・・要・継続調査・・・。
 (2017.6.4追記 
  にご(る)訓に対応する熟語:汰流
   大漢和:“タイリュウ”:濁ること。「汰流淫佚」 字通:“タリュウ”:濁る。  )

●驤(はし)る ・・・*「驤(あ)がる」「驤(あ)げる」と間違いやすそうなため。念の為。
騰驤(とうじょう)ー驤(はし)る *「驤(はや)い」もアリ
(参考)
<驤:ジョウ、あ(がる)、あ(げる)、はし(る)、はや(い)>
(漢検2)下つき:騰驤(トウジョウ)
(既出)
 *騰驤:馬の首をあげて疾走する。 (大字源)おどり上がり、越える。また、疾走する。
<驤:ジョウ、あ(がる)、あ(げる)、はし(る)、はや(い)> 
・あ(がる)、あ(げる):竜驤(虎視)、驤首=馬の首をあげる、騰驤=馬の首をあげて疾走する
・はし(る)、はや(い):(驤=馳)騰驤=馬の首をあげて疾走する 

●蕪(あ)れる  蕪(みだ)れる
蕪荒ー蕪(あ)れる
蕪雑、蕪辞 ー 蕪(みだ)れる
(漢検2)
蕪:ブ、ム、かぶら、あ(れる)、しげ(る)、みだ(れる)
①あれる。しげる。雑草が茂って荒れる。「蕪荒」 ②みだれる。「蕪雑」
蕪雑(ブザツ):乱れていて、整っていないこと。雑然としていること。「―に書き連ねる」「―な文章」
蕪辞(ブ ジ):ごたごたして整っていない言葉。また、自分の文章や言葉をへりくだっていう語。「―を連ねて祝辞とした」

<音読み>
陂曲(ヒキョク)・・・漢検2掲載熟語読み振りナシ・・・調べた範囲では“ヒキョク”。他の辞書では“ハキョク”ってあるのかしら?知らない。
険陂(ケンピ)・・・既出だが、たまたま、読書記録「宮城谷昌光 「呉漢」 (上・下)」で見つけた熟語。これも“ヒ”音読みだった。やはり、「陂陀(ハダ)」以外は“ヒ”音読みのようだ・・・。

「憎悪をむければ険陂(ケンピ)がかえってくる・・・」宮城谷昌光 「呉漢」 (上・下)
 険陂(ケンピ):(漢字源)かたよる、ねじける (大字源)心がねじけて、よこしま。  *ブログ記事には漢字源の意味のみ掲載していた。大字源のほうがわかりやすいかも。
(注)漢検2には「陂」に“よこしま”訓は掲載されていないが、「陂:ヒ、ハ、つつみ、さか、かたむ(く)、よこしま」。

(漢検2)意味①さか(坂)。 ②つつみ。土手。 ③かたむく。かたよる。また、よこしま。「陂曲」
(参考)
 陂:ヒ、ハ、つつみ、さか、かたむ(く)、よこしま  *漢検2“つつみ”“よこしま”ナシ。
 陂曲
  大漢和:「陂曲(ヒキョク)=かたよってよこしまなこと」
 新漢語林:かたよってよこしまなこと。正しくないこと。
 大字源:(掲載ナシ)
*「陂陀」(ハダ)=「坡陀(ハダ))以外は、ほとんどの熟語、ほとんどの辞典が「陂(ヒ)・・・」で読んでいるようだ・・・字通だけは例外。
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金属の表面を鏨で“鏤”る:え(る)? ほ(る)? ほか(たれ・だれ、と・といし・・・)

2018年07月03日 | 書き・読み問題
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(<気をつけたい同音異義熟語>以外に、<三文字熟語>もときどき更新(追加)しています・・・)

●金属の表面を鏨で鏤る ・・・「鏤(え)る」・・・
・え(る)(獲 選 得)      鏨 鐫 雕 鏤
・ほ(る)(掘 塹)  彫 剞 勒 鏨 鐫 雕

*「え(る)」読みのみは、「鏤(え)る」のみ。あとは“ほ(る)”で読んでおけばOKか・・・。
*「ほ(る)」読みのみは、「彫 剞 勒 」の3つ・・・。(注)広辞苑ほか国語辞典などでは「彫(え)る」でも通用しているようだが・・・
(参考)
鏤:ロウ、ル、え(る)、きざ(む)、ちりば(める)、かざ(る)

●ボンヤリする
惘:ボウ、モウ、ぼんやり(する)、あき(れる)

●いちい 
櫟:レキ、ロウ、くぬぎ、いちい、こす(る)  *“いちい”訓の漢字一字はこれだけ。当て字なら、<赤檮〉(いちい)・・・こっちを書くのは難題・・・簡単な「櫟」で覚えておいたほうが無難。

●のはら
墅:ショ、ヤ、なや、しもやしき、のはら *漢検2“のはら”訓ナシ
壙:コウ、あな、むな(しい)、のはら (漢検2)・・・③のはら。「壙野」・・・

●たれ と だれ
たれ 孰 誰
だれ 疇 誰 

*「誰」は“だれ”でも“たれ”でもOK。「孰」は“たれ”、「疇」は“だれ”・・・。

●と、といし・・・
:レイ、といし、と(ぐ)、するど(い)、はげ(しい)、はげ(む)、しいた(げる)、えやみ、や(む)、わざわ(い) 
:シ、と、といし、と(ぐ)、みが(く)
(参考)
(異体字「砺」):レイ、と(ぐ)、あらと、みが(く)

●ものうい、ものぐさ(い)  
慵:ショウ、ヨウ、おこた(る)、ものう(い) 
嬾:ラン、    おこた(る)、ものう(い) 
:ラン、    おこた(る)、ものう(い)、ものぐさ(い)

*「ものぐさ(い)」は、「懶い」だけかと思ったら、広辞苑以外の国語辞典などには、
「物臭い/懶い(ものぐさい)の意味 - goo国語辞書・・・」とあるから、たぶん、「物臭い」でも✖にはできないだろうな・・・
*ただ、漢検2には、
 物臭(ものぐさ)
 物臭道心(ものぐさドウシン)
 しか載っていない・・・。
*また、広辞苑は“ものぐさ”関係の熟語は、
「懶道心(ものぐさどうしん)」
「懶・物臭(ものぐさ)」
「懶い(ものぐさ・い)」
「懶草履(ものぐさぞうり)」
のみ。「物臭道心」や「物臭い」の表記は無かった・・・。

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