漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

宇江佐真理 「古手屋喜十 為事覚え」

2016年01月02日 | 読書
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ

●残念ながら昨年亡くなられた宇江佐さんのシリーズもの1作目・・・
●軽くて読みやすい江戸の市井もの。ほんわかムードの漂う、正月のんびりしているときにはぴったりの本。
●このシリーズ、第2作目も刊行されてるけど、惜しいかな、これも中途で終ってるのかな・・・ま、一話完結型の内容なので、読めることは読める。

👍👍👍 🐵 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

志賀島の金印・・・蟠蛇鈕か螭鈕(チチュウ)か・・・

2016年01月02日 | 古代史
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
<この記事は漢検1級とほとんど関係ありません・・・ちょっとは関連していますが・・・>

●ブログ開設当初から作成しておいたカテゴリー「古代史」に書き込みを開始しています。
●私事の単なるメモ帳のようなものですので、興味のない方はスルーしてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●志賀島で発見された金印の鈕(つまみ)・・・
・以前、福岡市歴史資料館に行ったとき、レプリカを買ったけど、よく見ると、確かに、鈕の部分は蛇なのか違う動物なのか、ぐじゃっと潰れているようで判別できない。一般には「蟠蛇鈕(バンダチュウ)=蛇がとぐろを巻いた形」と言われているらしいが、同資料館では「螭鈕(チチュウ)」としているらしい。*「螭(チ)」は中国の想像上の動物で、いわゆる「みずち」といわれる生き物。
・漢検1級がらみで「印鈕」の「鈕」を調べてて、この「鈕」にはいろいろな種類があることがわかった。
・字通によれば、
 ①古くは「紐(ひも)」の字を用い、のち、「鈕」を用いた。   *糸・絹の時代から金属の時代への移行の反映だろうな。
 ②飾りによって、「亀鈕」「蟠蛇鈕」「螭虎鈕(チコチュウ)」のように云う。諸蕃には「蟠蛇鈕」の類を与えた。
との事。
●印鈕の種類
・ホント、ネットって便利だ。信頼できそうなものを拾うと・・・、(とりあえず、「綬」の種類はカットしている。)
 皇帝玉璽:崑崙山産出の、鈕形は龍・虎
 皇后:白玉虎鈕
 皇太子:金印。亀鈕。
 丞相・将軍:金印。亀鈕。
 地方長官・中央官僚:銀印。亀鈕。
 官僚:銅印。亀鈕。銅印。環鈕。
 諸侯王:金印。駱駝鈕。
 列侯:金印。亀鈕。
 周辺諸民族 =金印~銅印。 北方は羊・馬鈕、西域は駱駝鈕、南方は蛇・蟠蛇鈕・虺(キ)・螭(チ)、東方は亀鈕。 *虺(キ)はマムシの一種らしい。
・さらに、
 *『漢旧儀』の規定によれば、皇帝・皇后は「螭虎鈕」、皇太子・丞相・大将軍・列候などは「亀鈕」、諸候王は「駱駝鈕」、・・・なんて記述もあった。
 *また、出土印を網羅した『秦漢南北朝官徴存』(羅福頥編1987)なんてものもあるらしい。
●志賀島の金印
・皇帝・皇后が「螭虎鈕」だったら、志賀島の金印は「螭虎鈕」じゃないだろう・・・中国が東夷の国にこんな位の高い印を下賜する筈ないと思う。
・ただ、「滇王之印」蛇鈕金印(雲南省晋寧県石寨山6号墓からの出土との事)と比べるとどうも違うらしいから、ちょっとわからないけど・・・。
●卑弥呼(俾弥呼)の金印
・志賀島の金印以後の、卑弥呼(俾弥呼)の「親魏倭王」は「金印紫綬」・・・見つかっていないから、「鈕」は不明・・・位からしたら、諸侯・列侯ぐらいの立場になっているといえるか・・・そうすると、「鈕」は、もしかしたら「亀鈕」だったのかも・・・。諸蕃の中でも相当高い位置づけにされているのが理解できる。
・なお、「綬」も当然見つかっていないが、「紫綬」で、当然“絹”が使われていたと思われるので、現在のところ、古代の遺跡から“絹”の残骸が見つかっているのは九州博多近辺、もっといえば、たしか、(一番古そう?なのは)須玖岡本遺跡(福岡県春日市)からだから、この辺からも、いわゆる“邪馬台国”がどの辺にあったか・・・なんて、理性的・常識的に考えれば、わかりそうなもんだと思うが、相変わらず、「近畿説」と「九州説」が並立しているのはどういうことなんだろ・・・なんて、話がずれた(^^;)
●須玖岡本遺跡
・ここも見に行ったけど、甕棺とか、発掘当時のものが再現されてて、古代を髣髴とさせる雰囲気を十分味わえた。さらに、あの地下深くに何が埋葬されているかなど、想像するだけでもホント楽しい。

👍👍👍 🐵 👍👍👍 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする