漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その117:準1以下):醜 醜夷

2018年06月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●これも、以前の“準1以下シリーズ”を再開したわけではありません・・・
●違う学習をしていて、「醜夷」が気になったので、それを整理しただけです。
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<醜:中学…シュウ、みにく(い)準1…にく(む)、たぐい 1級…しこ>
(漢検2)醜・・・意味「③似ている。ひとしい。たぐい。」
●“たぐい”に相当する音熟語・・・
醜夷:(大字源)①大勢のなかま。同輩たち。(礼記:「醜夷に在りて争わず」)②醜いえびす。
醜類:(大字源)①悪人の仲間。②なかま。③類似のことで比べる。同種類のことを比べる。

(参考:漢検2の下付き熟語群)
九夷(キュウイ)・険夷(ケンイ)・四夷(シイ)・醜夷(シュウイ)・焼夷(ショウイ)・征夷(セイイ)・創夷(ソウイ)・坦夷(タンイ)・東夷(トウイ)・明夷(メイイ)・陵夷(リョウイ)

●そういえば、「醜夷に在りて争わず」って故事成語類に当たりそうなものがあったなあ・・・なんとなく覚えていたけど、仲間とか同輩だとかはハッキリ意識して覚えていたわけではなかったような・・・文字通り、周囲の“醜いえびす”のような奴らとは争わないとかの意味だと思ってた(^^;)

●漢検2下つき熟語の「四夷」とか「明夷」とかは別記事あるので、本記事では省略。

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熟語の読み・一字訓読(その116:準1以下):蔚(ウツ、イ) 猗蔚(イイ)・穢蔚(ワイイ)

2018年06月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●以前の“準1以下シリーズ”を再開したわけではありません・・・
●違う学習をしていて、「蔚」の字(音読み)が気になったので調べたので、それを整理しただけです。
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●猗蔚(イイ)=草木のしげるさま *大漢和・字通とも「蔚(ウツ、イ)」→「イ」読み。*大字源も“いい”:草木の茂るさま。
●穢蔚(ワイイ)=雑草の茂っていること(大漢和)・雑草で荒れていること(字通) *大字源・新漢語林「穢蔚」ナシ。

蔚:(準1級)ウツ、イ  ウツ(慣用音) イ(ヰ:漢・呉言)

(漢検2)
意味:①おとこよもぎ。キク科の多年草。②草木のさかんにしげるさま。「蔚然」類)鬱(ウツ)
下つき:薈蔚(ワイウツ) 「蔚」から始まる言葉 蔚蔚(ウツウツ) 蔚然(ウツゼン)

(以下は大字源から)
蔚藹(ウツアイ・イアイ):多くさかんなさま。
蔚恚(ウツイ):盛んに怒る。
蔚蔚(ウツウツ):(同)鬱鬱)①心が晴れないさま。草木のこんもりと茂るさま。
蔚煥(ウツカン):盛んに輝くさま。
蔚爾(イジ・ウツジ):盛んなさま。
蔚然(イゼン・ウツゼン):(同)鬱然)①草木の茂るさま。②星が並んでいるさま。③盛んなさま。
蔚藍(ウツラン・イラン):濃い藍色。
蔚薈(ウツワイ):①草木の茂るさま。薈蔚。②雲のさかんにわくさま。
蔭蔚(インイ・インウツ):樹木が茂り覆うさま。また、その所。同)陰蔚・蔭鬱(インウツ)
猗蔚(イイ):草木の茂るさま。

(新漢語林掲載熟語は、全部、“ウツ”読み。蔚起(ウツキ・ウッキ?) 蔚藍天(ウツランのテン)・・・「猗蔚」はナシ)

(2018.7.3訂正補筆)
*以上からは、「猗蔚(イイ)」以外は、すべて“ウツ・・・”で読んでおけばよさそうだ(というよりも、“読んでおいた方がよさそうだ”(イ音で読まず“ウツ”音だけの熟語が大字源ではあるので・・・))・・・なお、「猗蔚」も、上記辞典以外で“イウツ”と読んでるのがあるのかしら(笑)もう知らんけど・・・➪「穢蔚(ワイイ)」も蔚(イ)読みだった・・・大漢和・字通・・・
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熟語の読み・一字訓読(その115:準1以下):軒 軒(と)ぶ

2018年03月31日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●“準1以下シリーズ”も漢検2と照らし合わせながら整理しつつあったのに、事故で中断したり、その後断続的な発信にとどまっている・・・今回も体系的・網羅的な整理は断念、1級漢字の音訓整理(P441/P555まで進捗)の中で、ちょっと気になったもののみ整理して開示しておきます・・・
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<軒:中学…ケン、のき 準1…くるま、てすり、たか(い)、と(ぶ)>
(漢検2:軒:ケン のき  外)くるま・てすり・と(ぶ)・たか(い))

 意味:①のき。ひさし。「軒灯」
    ②家を数える語。また、雅号や屋号に添える語。
    ③くるま。轅(ながえ)の高くそりあがった車。また、車の総称。「軒駕(ケンガ)」
    ④てすり。「軒檻(ケンカン)」
    ⑤あがる。とぶ。たかい。高くあがる。「軒軒」「軒昂(ケンコウ)」
 下つき:高軒(コウケン)・飛軒(ヒケン)
 「軒」から始まる言葉 軒昂(ケンコウ) 軒輊(ケンチ) 軒(のき) 軒忍(のきしのぶ) 軒端(のきば)

軒駕:(大字源)①中国伝説上の帝王・黄帝(軒轅氏)のこと。②天子の乗物。車駕。
軒檻:(大字源)てすり。おばしま。欄干。 
(注)「欄(おばしま)」、「檻(てすり)」 また、「欄干」は「欄檻」(漢検2)とも書く。欄干・欄檻=軒檻なんて類義語ありうる・・・。
軒軒:(大字源)①満足するさま。自得するさま。②舞うさま。④高く上るさま。いまや止まろうとするさま。
高軒:(大字源)①高い軒。高い家。②りっぱな車。他人の車の敬称。
飛軒:(大字源)高い軒。

(ブログ既出) 類義語問題で「峻宇=飛軒」
・峻宇(シュンウ):高い軒。軒の高い家。
・高軒:「りっぱな車」という意味だが、文字通り、“高い軒、高い家”(大字源)という意味もある。=飛檐(簷)、飛宇、飛軒

(その他・・・大字源から・・・)
「軒(と)ぶ」「軒(たか)い」に該当しそうな音熟語 (漢検2もそうだが、大字源でも「軒」の意として「高くあがる」も「飛ぶ」も同様の意味としているので、「高くあがる」意の場合は「飛ぶ」と同様と理解してよさそう・・・単なる「高い」に該当する熟語とは意味が異なるようだ・・・)
軒挙(ケンキョ):高く上がる
軒騫(ケンケン):高く飛ぶさま。「騫」は飛ぶ意。
軒秀(ケンシュウ):高くぬきんでる。
軒矚(ケンショク):高く伸び上がって見る。
軒特(ケントク):高く優れる。

*なお、「軒昂」は、
漢検2:気力が大いに高まっているようす。ふるいたっているさま。「意気―な老人」
大字源:①高く上がるさま。「舟航軒昂兮」(柳宗元)②意気の盛んなさま。③物事の盛んなさま。
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熟語の読み・一字訓読(その114:準1以下):許(コ)

2018年03月07日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・中国古典に基づく故事成語類の“発展的な学習”も、あと少し(あと100頁ほど)で終了・・・
・現在、菜根譚・・・
・その中で「・・・許大(キョダイ)の世界ぞ・・・」なんて熟語が出てきた・・・大字源でしらべたら、この熟語そのものはなかったけど、「許多(キョタ):①あまた。数が多い。巨多。饒多(ジョウタ)。②いくつか。そこばく。」ってのがあった・・・だから、許多=巨多でたぶん良いんだろうと思った・・・
・漢検2では、当て字で、
 〈許多〉(あまた) 〈許嫁〉・〈許婚〉(いいなずけ) というのがあるけど、これらも夫々、音読みなら、“キョタ”、“キョカ”“キョコン”と読むようだ・・・
・ついでに、“許”の読みを漢字ペデイアで念の為調べていたら、「許(“コ”」音が気になったんで、脱線して、ちょっと調べた・・・「熟語の読み・一字訓読:準1以下)」シリーズも作っていたのを忘れていた(苦笑)・・・記録の意味で掲載しておく・・・

●許:小学…キョ、ゆる(す)準1…コ、もと、ばか(り) ・・・漢検2には“コ”音熟語は掲載ナシ。

(大字源)
 🈩キョ(漢音) コ(呉音) ・・・ほとんどはこちらの意味(漢検2にもある通り)。大字源の掲載熟語も、コ音でなく、キョ音での熟語。詳細略。
 🈔コ(漢音) 許許(ココ)

 許許(ココ) :かけごえ。よいしょよいしょ。許邪(コヤ)。邪許。また、一説に、木を伐るときの木片の落ちるさまをいう。詩経・小雅・伐木「伐木許許」同)滸滸(ココ)

 許邪(コヤ) :許許(ココ)に同じ。
 邪許(ヤコ)・邪呼(ヤコ):多くの人が力を合わせて重いものを動かすときの掛け声。よいしょ。烏呼(ウコ)。許邪。

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熟語の読み・一字訓読(その113:準1以下):斥 斥鹵 斥地・・・

2017年11月18日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●当て字以外の広辞苑の整理(A4用紙80枚ぐらい)、やっと半分以上をWP化・・・もうちょっと時間かかりそうだ・・・
●単に、広辞苑掲載熟語を闇雲にWP化するんではなく、派生する疑問点の解消や対義語・類義語の調査、書き読みでその表現(書き読み)が現在でも通用しているのかどうか(古語や古文の世界ではないか)等もチェックしながらまとめているので相当時間かかってる・・・1級の学習からかけ離れて“国語”の学習をしているみたいだ(苦笑)・・・そろそろ、1級の世界に戻らんと・・・
●さて、学習にかまけて、ブログ記事をおろそかにしていたけど、たまには記事掲載しないと忘れられちゃうからな(笑)ちょっとブログ記事もつくろう・・・まだまだ、そんな余裕というか時間ないんだけど・・・時間がいくらあっても足らん(汗)・・・
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●広辞苑所載の「鹵瘠(ロセキ)」から脱線して、こんなになってしまった・・・漢検2に載ってる「斥鹵」・・・「鹵瘠」は、「斥鹵」の逆さま熟語として、「鹵“斥”」とも書けるのかどうかという問題意識から脱線した・・・おかげで、「やせち」の同義語と、対義語となる「肥えた土地」の熟語をたくさん発見した(広辞苑、大字源、漢検2の熟語など)・・・これらは後日、模試などで提供予定・・・
(なお、「鹵瘠」の類義語で「鹵“斥“」という熟語は見当たらす・・・たぶん、無いと思う・・・とりあえず、まずは結論・・・)

<斥:中学…セキ 準1…しりぞ(ける)、うかが(う)>
(漢検2)
・意味:①しりぞける。おしのける。「斥力」「排斥」 ②うかがう。ようすをさぐる。「斥候」 ③さす。ゆびさす。「指斥」 *「斤」は別字。
・下つき:指斥(シセキ)・除斥(ジョセキ)・逐斥(チクセキ)・排斥(ハイセキ)・擯斥(ヒンセキ)
・「斥」から始まる言葉:〈斥候〉(うかみ) △斥ける(しりぞ-ける) 斥力(セキリョク) 斥候(セッコウ)
・その他①:▲攘斥(ジョウセキ) 非斥(ヒセキ) ▲貶斥(ヘンセキ)
・その他②:「斥鹵(セキロ)」(「鹵」のところで・・・漢検2では説明ナシ)
 
 斥鹵:(広辞苑)塩気を含んでいて作物のできない土地。
    (大字源)塩分が多くて耕作のできない土地。
    (漢検四字熟語辞典)
      荒瘠斥鹵:「荒瘠」は土地が荒れやせること。「斥鹵」は塩分を含んで荒れた土地。
            「斥」は塩分を含む土地。「鹵」は天然の塩。

 鹵瘠(ロセキ):(広辞苑)地味が悪いこと。やせち。 *「鹵“斥”」はナシ・・・。
         (大字源)「鹵瘠」「鹵“斥”」とも掲載ナシ。

  -参考-
  <鹵:ロ、しお、しおち、おろそ(か)、おろ(か)、たて、うす(める)、うば(う)>
   *漢検2で「鹵(しお、しおち)」に関係する熟語は以下のとおり。
     意味:①しお。また、塩分を含んだやせ地。しおち。「鹵田」
     下つき:鹹鹵(カンロ)・斥鹵(セキロ)

*「斥」に“「斥」は塩分を含む土地”とある(四字熟語辞典)が、一応、念のため確認した・・・漢検辞典のほうには「斥」の意味にそういう意味は載せていない。
 (大字源)「斥」
  字義⑥「塩分を含んだ土地。鹹地。「斥沢」「斥鹵」 同)潟 類)鹵」   とあった・・・。
 -関連熟語-
  斥沢(セキタク):塩分を含んだ湿地帯
  斥鹵(セキロ) :(前出)
 ー注意ー *調べていたら、「斥土」「斥地」という熟語もあったが、これらはちょっと違う意味だった・・・
  斥土(セキド):斥地に同じ。
  斥地(セキチ):荒れた土地や未開地域を開拓する。開かれた地。斥土。
  *こちらの「斥」の字義は、「字義⑤ひらく。ひらける。「斥地」「斥塞」」だった・・・
   (斥塞(セキサイ):辺境を開いて土地を広くする。)
  *こちらの字義も漢検には載っていない・・・。
  *こんなの、語選択問題かなんかで、ダミーで選択肢に出されたら、迷うというか間違っちゃいそう・・・
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熟語の読み・一字訓読(その112:準1以下):陽(いつわ)る

2017年11月03日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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・広辞苑の「老陽」を調べてたら、こんなに脱線してしまった(ーー)

<陽:小学…ヨウ 準1…ひ、ひなた、いつわ(る)>
(漢検2)
意味:①ひ。日の光。「陽光」「太陽」
   ②ひなた。日のあたる側。「山陽」
   ③あたたかい。あかるい。「陽春」
   ④易で、能動的・積極的なもの。「陽気」「重陽」
   ⑤いつわる。みせかける。「陽動」類)佯(ヨウ)
   ⑥電気・磁気の正極。プラス。「陽極」「陽子」 対)②④⑥陰
下つき:陰陽(インヨウ)・(オンヨウ)・山陽(サンヨウ)・残陽(ザンヨウ)・斜陽(シャヨウ)・夕陽(セキヨウ)・太陽(タイヨウ)・重陽(チョウヨウ)・朝陽(チョウヨウ)・落陽(ラクヨウ)
「陽」から始まる言葉 〈陽炎〉(かぎろい)〈陽炎〉(かげろう) △陽(ひ) 陽射し(ひざし) 陽画(ヨウガ) 陽関三畳(ヨウカンサンジョウ)
           陽気(ヨウキ) 陽狂(ヨウキョウ) 陽極(ヨウキョク) 陽光(ヨウコウ) 陽刻(ヨウコク) 陽春(ヨウシュン) 
           陽性(ヨウセイ) 陽動作戦(ヨウドウサクセン) 陽報(ヨウホウ) 陽暦(ヨウレキ)

*意外に難しいのが、意味④と⑤の「陽」・・・

●「⑤陽(いつわ)る」に対応する熟語 
 ・漢検2:「陽動」「陽動作戦」 ***「同)佯」となってるので、“佯動”はあるかどうか調べたけど、広辞苑と大字源には無かった・・・。
      「陽狂(ヨウキョウ)」:発狂したふりをすること。また、その人。「佯狂」とも書く。
       *「佯」のところにも、
        「佯狂(ヨウキョウ):発狂したふりをすること。また、その人。「陽狂」とも書く。」と掲載アリ。
      「陽動作戦」:挑発的な行動をわざと行い、敵の注意をそちらに向けて判断を誤らせ、思いがけないところをつく作戦。
       *広辞苑もほぼ同じ。「陽動」だけの熟語は、広辞苑も大字源も掲載ナシ(大字源は「陽動作戦」もナシ)・・・。
       *ネットでは、デジタル大辞泉(小学館)で、
        「陽動:本来の目的・意図を隠し、他へ注意をそらすために、わざと目立つように別の行動をとること。」とアリ・・・。
 ・その他
 ①陽=佯 と書き換え可能となっている熟語(大字源ベース) 
  (*厳密には、「陽」も「佯」にも“いつわる”以外に“ふりをする”意味を有しているものが多い・・・)
   陽狂=佯狂
   陽言=佯言:偽って言う。 *「佯言」は、漢検2にも熟語は掲載アリ(「陽言」はナシ)。
   陽死=佯死:死んだふりをする
   陽尊=佯尊:うわべだけ尊ぶ。尊ぶふりをする。
   陽怒=佯怒:(①怒りが表にあらわれる)②怒ったふりをする。同)佯怒
   陽眠=佯眠:寝たふりをする。たぬきねいり。(「佯眠」のほうでは“そらねむり”とも書いてある)
   佯愚=陽愚:偽って愚かなふりをする。
   

 ②陽・・・=佯・・・となっていない熟語(大字源ベース)
   陽驚(ヨウキョウ・ヨウケイ):驚くふりをする *「佯驚」はナシ
   佯羞:恥ずかしそうなふりをする。
   佯走:まけたふりをしてわざと逃げる。佯北。佯遁。
   佯遁(ヨウトン):佯走に同じ。
   佯敗:負けたふりをする。
   佯北:負けたふりをして偽り逃げる。佯走。

 *(冗談だが)「陽報」には“いつわりの知らせ”とか“いつわりのむくい”とかの意味はないようだから注意(^^)
  「陰徳ある者、必ず陽報有り。陰行ある者は、必ず昭名有り。  」

●「④易で、能動的・積極的なもの。「陽気」「重陽」 」に対応する熟語
①「陽気」・・・
(漢検2)
陽気(ヨウキ):①天気。気候。「―がいい」
        ②性格や雰囲気が快活で、明るいさま。にぎやかなさま。「明るく―な性格だ」「―に盛り上がる」
        ③万物を活動させる力。
        対)②③陰気
(大字源)
陽気:①陽の気。万物が動き生じようとする気。春の気。②(国語)ア.晴れ晴れしいこと。にぎやかなこと。イ.気候・季節。
(広辞苑)
陽気:①陽の気。万物が動き、または生じようとする気。②心がはればれしいこと。ほがらかなこと。気分がうきうきすること。③時候。季節。

陽気の発するところ、金石も亦(また)透る
*陽の気が現れる所では、金石でも透き通る。精神を集中して物事をなせば、成功しないことはないたとえ。

 ***知っていればなんとはない故事成語類だが、知らないでいきなり出されると、1級レベルだと、「妖気」とか「妖鬼」とか浮かびそう・・・。

②その他
 ・「陽道(ヨウドウ)」
   広辞苑:陽の道。男子の道徳。
   大字源:①陰陽の陽の道。②君主の道。父の道。夫の道。③外事。対外的なこと。政治。④太陽の運行軌道。⑤男子の生殖機能。
 ・「陽九」(漢検2:熟語のみ掲載あり)・・・当ブログ模試(故事成語類の難問)で出題している・・・
   大字源:わざわい。災禍。災難。陽の災い5と陰の災い4、合わせて9(九)とする。陰陽家が数理から割り出した説で、三説がある。
      「今、天下、陽九の厄に遭う」(漢・匈奴伝)
 ・「老陽(ロウヨウ)」
   広辞苑:陽(1・3・5・7・9)の気のきわまること。周易では、九。⇔老陰
    *「老陰」:陰の気がきわまること。周易では六の数をいう。
    *なお、同じ広辞苑で「周易」の項に、
     「・・・陰・陽の二元をもって天地間の万象を説明し、この二元は太極から生ずるとし、陰・陽は、老陽(夏)・少陽(春)・少陰(秋)・老陰(冬)の四象となり、更に・・・」と説明あり・・・詳細は略・・・

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熟語の読み・一字訓読(その111:準1以下):恰・・・恰当

2017年10月06日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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・この時期に、準1以下の漢字の学習をしているわけではないが、ブログの復習中に気になったので調べた件・・・
・<29-1向け模試その5>の文章題で、
「・・・あるいはむしろ貴族的の功徳といわんよりその時節にオ.恰当(注)の社会なりしがゆえなり・・・(注)恰当:ぴったりとあう・こと(さま)。(大辞林)・・・(「将来の日本」徳富蘇峰))」の“読み”問題を出していた。・・・読みは“コウトウ”・・・

・模試作成当時も、「なぜ、恰好や恰幅のように“カツ”音、つまり“カットウ”で読んではダメなのか」と、ちょっと疑問には思っていたのだけど、大辞林の読み・説明もあるし、原文ルビもそうなってるし・・・で、なんとはなしに深く追求せずに見過ごしていたもの・・・

・なんと、「恰」の熟語は“コウ”音熟語がメインで、普段、目や耳にしている「恰好」や「恰幅」の音読みってのは<国語>読みだったんだ・・・

(漢検2)
恰:カツ、コウ、あたか(も)
意味:あたかも。ちょうど。まるで。「恰好」
「恰」から始まる言葉 恰も(あたか-も) 恰好(カッコウ) 恰幅(カップク)
恰好(カッコウ):①ちょうどよいこと。手ごろなさま。「―のプレゼント」
         ②外見の姿・形・ようす。「―がすっきりしている」
         ③世間体。体裁。
        「格好」とも書く。
恰幅(カップク):体つき。特に、どっしりとした体格にいう。「あの紳士は―が良い」

(大字源) *コウ(漢・呉音) なぜか“カツ”音ナシ・・・尤も、“国語”以外はほとんど“コウ”音熟語だった。
恰可(コウカ):(俗)ちょうどよい。
恰好:🈩(コウコウ・カッコウ)ちょうどよい。ぴったり。格好。🈔(カッコウ)(国語)すがた。かたち。格好。
恰恰(コウコウ):①鳥の鳴く声のさま ②和らぐさま ③たまたま。ちょうど。
恰似(コウジ・あたかもにたり):ちょうど・・・のようである。
恰当(コウトウ):(俗)ちょうどよい。適合。
恰幅(カップク):(国語)からだつき。

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熟語の読み・一字訓読(その110:準1以下):沖

2017年10月01日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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<沖:中学…おき 高校…チュウ 準1…むな(しい)、と(ぶ)>
(漢検2)
・意味:①おき。海・湖などの岸から遠く離れた所。「沖合」 ②わく。水がわき動く。「沖積」 ③とぶ。高くのぼる。「沖天」 ④むなしい。「沖虚」
・下つき:虚沖(キョチュウ)・幼沖(ヨウチュウ)
・沖(おき) 沖仲仕(おきなかシ) 沖魚汁(おきなじる) 沖膾(おきなます) 沖虚(チュウキョ) 沖する(チュウ-する) 沖積(チュウセキ) 沖積世(チュウセキセイ) 沖天(チュウテン)
沖虚(チュウキョ):①何もないこと。なかがからであること。類)空虚(クウキョ)
          ②雑念を去り、心をむなしくすること。我執の念がなく、心がさっぱりしていること。
沖積(チュウセキ):氷河の流水によって運ばれた土砂が、しだいに積み重なること。「―平野」
沖天(チュウテン):①まっすぐ空高くのぼること。 ②天にとどくほど勢力をのばすこと。「―の勢い」

(大字源)*「沖」の字義はたくさんアリ。このほかにも熟語アリ。極力、1級漢字を含むものを中心に抜萃している。
沖華(チュウカ):このうえもなく美しいこと。
沖衿・沖襟(チュウキン):こだわりのない胸中。
沖眷(チュウケン):深い恵み。天子の恩恵をいう。
沖旨(チュウシ):深い趣旨。天子の仰せ。聖旨。
沖弱(チュウジャク):おさない。幼い者。沖幼。
沖譲(チュウジョウ):心をむなしくしてへりくだる。
沖人(チュウジン):幼い者。また、天子が自分を謙遜していうことば。
沖静(チュウセイ):心をむなしくし、静かであること
沖寂(チュウセキ):ひっそりと静かなこと。奥深く静かなこと。沖寞(チュウバク)。
沖想(チュウソウ):むなしくて、深いものおもい。
沖漠・沖寞(ちゅうばく):①むなしくひっそりとしている。ぼんやりとして定まらない。
沖漠無朕(チュウバクムチン・チュウバクチンなし):ぼんやりとして、何のきざしもないこと 
 *(われ、きざ・し):漢検2:意味「・・・ ②きざし。きざす。「朕兆」」
沖藐(チュウビョウ):年がわかい。同)沖眇(チュウビョウ)
 *藐:ビョウ、ミョウ、バク、ちい(さい)、さげす(む)、とお(い)、はる(か)、うつく(しい)
 (漢検2)🈩ビョウ・ミョウ:①かろんじる。さげすむ。「藐視(ビョウシ)」 ②ちいさい。 ③美しい。
      🈔バク:はるか。かすか。とおい。遠くはなれたさま。「藐然(バクゼン)」
 *眇:ビョウ、ミョウ、すが(め)、すが(める)、ちい(さい)、はる(か)、かす(か)、おくぶか(い)
 (漢検2)①すがめ。片方の目が小さい。または、見えない。「眇目」 ②すがめる。片目を細くして見る。
      ③ちいさい。かすかな。はるか。「眇眇」 ④おくぶかい。精妙な。
沖黙(チュウモク):性質がものしずかである
沖約(チュウヤク):心が謙虚でつづまやか。欲がない。
沖融(チュウユウ):やわらぐ。とろける。
(その他、当ブログ既出・・・大字源に限らず・・・)
沖澹・沖淡(ちゅうたん)=①心が潔白で無欲なこと ②やわらかでさっぱししたこと 「沖和淡(澹)泊」
沖和淡泊(ちゅうわたんぱく):沖淡・沖澹(ちゅうたん):①心が潔白で無欲なこと ②やわらかでさっぱりしたこと。
沖齔(チュウシン):「沖」にも“おさない、いとけない”意あり(他に、「沖人」「幼沖」)

沖和之気:(漢検四字熟語辞典掲載)
 ・「沖」の字義に、「ととのった。調和した。おだやかな。「沖和」「太沖」 類)和」(大字源)とある・・・
(大字源)
沖和:①おだやかな。やわらぐ。また、調和した気。
沖和之気:天地の間のよく調和した気。沖気。
沖気:天地間の調和した根源の気。沖和之気。

幼沖(幼冲)、沖幼(冲幼)> (*「冲」は1級対象外漢字)
(デジタル大辞泉)幼沖/幼冲《「沖」「冲」は、おさない意》 おさないこと。また、そのさま。幼少。「七代将軍―にして死去す」〈田口卯吉・日本開化 小史〉
(広辞苑)幼沖(幼冲):おさないこと。 沖幼(冲幼):幼いこと。幼沖。
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愁緒(しゅうしょ):うれえ悲しむ“心”

2017年09月21日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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●準1級以下の音訓整理・・・特に、現行読みで音熟語がないものなどを中心にしらべているシリーズ・・・
●受検学習に入って来たことから、このシリーズは「熟語の読み・一字訓読(その109:準1以下):舛 」で中断気味・・・受検後、また、あらためて、準1以下の学習もしないといけないな・・・
●今、過去にまとめた広辞苑の熟語を再整理中・・・単なる熟語の整理でなく、
 ・慣用的な表現のもの・成句的に覚えて理解しておいた方が良いもの
 ・対義語・類義語になりそうなもの
 ・語選択で出そうなもの
 などにまとめ直している・・・時間があれば、開示して還元したいと思っていますが、この時期に開示するのもどうかと悩みながら整理中・・・現在、<サ行>まで完了・・・なげんだよな、<サ行>・・・<カ行>も長いと思ってたけど(^^)・・・

●(広辞苑)愁緒(しゅうしょ):うれえ悲しむ心

●なんで、これが「うれえ悲しむ“心”」ってなるんだよ、っておもったら、ちゃんと、漢検2の意味③にあったわ(^^;)はは、情緒(ジョウショ・ジョウチョ)の「緒」もそういう意味だったのかあ・・・
(漢検2)
緒:ショ・チョ お 外)いとぐち
意味:①いとぐち。物事の起こりはじめ。「緒戦」「由緒」 ②すじ。つづき。つながり。「一緒」 ③こころ。 「情緒」 ④ひも。お。「鼻緒」

●広辞苑の熟語整理から、こういう理解の仕方もあるんだ・・・また、脱線しちゃいそう・・・
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謝落(しゃらく):一定の時期に花などが脱落すること

2017年09月21日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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●準1級以下の音訓整理・・・特に、現行読みで音熟語がないものなどを中心にしらべているシリーズ・・・
●受検学習に入って来たことから、このシリーズは「熟語の読み・一字訓読(その109:準1以下):舛 」で中断気味・・・受検後、また、あらためて、準1以下の学習もしないといけないな・・・
●今、過去にまとめた広辞苑の熟語を再整理中・・・単なる熟語の整理でなく、
 ・慣用的な表現のもの・成句的に覚えて理解しておいた方が良いもの
 ・対義語・類義語になりそうなもの
 ・語選択で出そうなもの
 などにまとめ直している・・・時間があれば、開示して還元したいと思っていますが、この時期に開示するのもどうかと悩みながら整理中・・・現在、<サ行>まで完了・・・なげんだよな、<サ行>・・・<カ行>も長いと思ってたけど(^^)・・・

●ま、その中で、見つけた「謝」の熟語・・・
 謝落(しゃらく):一定の時期に花などが脱落すること
●これなんかも、以前に整理・開示した、「謝」の「謝(さ)る」(または、意味としてある“おとろえる、しぼむ”に該当する熟語)に該当する熟語だな、たぶん・・・。

(漢検2)
謝:シャ あやまる(中) 外)ことわ(る)・さ(る)
意味:①つげる。お礼を言う。また、お礼。「謝意」「感謝」 ②あやまる。わびる。わび。「謝罪」「陳謝」 ③ことわる。しりぞける。「謝絶」 ④さ(去)る。 ⑤おとろえる。しぼむ。「代謝」

●この記事には、このシリーズの連番は振らずに、記録の意味で残しておく・・・

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熟語の読み・一字訓読(その109:準1以下):舛

2017年08月29日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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<舛:セン、そむ(く)、あやま(る)、いりま(じる)>
(漢検2)
音訓:セン そむく・いりまじる *あやま(る)訓の掲載ナシ。でも、“あやま(る)”訓に対応する音熟語は以下のとおり、掲載されている
意味:①そむく。たがう。「舛互」 ②誤る。まちがう。「舛誤」「舛謬(センビュウ)」 ③いりまじる。乱れる。 
大見出し:舛誤(センゴ)
舛誤(センゴ):誤ること。また、誤り。類)舛謬(センビュウ)

(大字源)
舛互(センゴ):①そむきたがう。②互いに入り交じる。交錯する。
舛訛・舛譌(センカ):そむきあやまる。舛誤。
舛逆(センギャク):そむきさからう。あべこべになる。
舛午・舛忤(センゴ):そむきたがう。違背する。
舛差(センサ):ちがい。くいちがい。
舛錯(センサク):①入り交じる。錯乱。②そむきたがう。たがい乱れる。(他辞典)舛錯(センサク):物事が反対になって乱れる、入り混じる 
舛殊(センシュ):たがい、ことなる。
舛馳(センチ):たがいに反対になる。そむきあう。「分流舛馳し、東海に注ぐ」 
 (他の辞典)舛馳(センチ):逆の方向に進む、それぞれ勝手なやり方で行う 
舛駁(センバク):入り交じって統一がない。駁:バク、ハク、まだら、ぶち、なじ(る)、ま(じる)
舛謬(センビュウ):あやまる。あやまり。謬舛。舛誤。
舛濫(センラン):そむきみだれる。誤謬。
違舛(イセン):たがう。まちがえる。
乖舛(カイセン):くいちがう。そむきもとる。差誤。
紛舛(フンセン):みだれそむく。

<参考>既出記事中から「舛」で検索したもの・・・上記と重複するものはほぼ省いている・・・

・「生命には舛差(センサ)なし
  *舛差(センサ):食い違い 「性命無舛差」(=性命ニハ舛差無シ)(梅尭臣の詩)
・「舛命(センメイ)の苦を閲し尽したらしい」
(<文章題その23>「伊沢蘭軒」(史伝:蘭軒とその二子の生涯を細叙)より。 
  *舛命の苦:境涯がままならないこと。「セン」は、そむくの意。(原文注))
・(其道舛駁、其言也不中=)ソノ道ハ舛駁ニシテ、ソノ言ヤ中ラズ(荘子)
  *舛駁(センバク):それぞれに食い違って統一がない

訛舛(カセン) :あやまりたがう。差訛。違訛。
淆舛(コウセン):まじる
乖舛(カイセン):そむきもとる
舛錯ー舛じる せんさく-いりま(じる)
 
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熟語の読み・一字訓読(その108:準1以下):尤

2017年08月28日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
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<尤:ユウ、もっと(も)、とが(める)、すぐ(れる)>
(漢検2)
音訓:ユウ もっとも・すぐれる・とがめる
意味:①もっとも。(ア)そのとおり。(イ)ただし。 ②ことなる。すぐれる。すぐれている。とりわけ。「尤異」「尤物」 ③とがめる。非難する。
大見出し:尤める(とが-める) 尤も(もっと-も) 尤物(ユウブツ)

尤も(もっと-も):①道理に合っていること。納得できるさま。「君の意見も―だ」 ②ただし。とはいえ。「―、彼女には関係ないことだが」 ③とりわけ。はなはだ。ずばぬけて。「―すぐれている」
尤物(ユウブツ):①すぐれた人物や物。「なかなかの―だ」 ②美人。
(余談)
 *大字源によれば、「尤も(もっと-も)」は和語で、漢検2の意味「③とりわけ。はなはだ。ずばぬけて。・・・」は、大字源「尤(ユウ)」の字義⑥「もっとも。とりわけ。はなはだ。類)最・甚」となっており、本来、和語の「尤も」とは意味が異なるようなのだが、現行では、広辞苑でも「尤も・最も(副詞):第一にすぐれて。最高に。極めて。」となっており、「最も」の意味で「尤も」と書いても良いようだ・・・。
 (注)広辞苑では「最も・尤も」とは別建てで、「尤も:①道理にかなうこと。道理至極なこと。②そうはいうものの。但し。はたまた。」とはあるが・・・。

その他熟語(大字源)
尤異(ユウイ):特に優れている。
尤違(ユウイ):うらみそむく。*「尤」に“うらむ。あやしむ。また、うらみ。”の意味あり。
尤悔(ユウカイ):心にとがめ後悔すべき事柄。
尤諱(ユウキ):とりわけ忌むべきこと。死をいう。
尤隙(ユウゲキ):なかたがい。いさかい。
尤詬(ユウコウ):とがめと、はずかしめ。
尤最(ユウサイ):特に優れている。最上。極上。
尤者(ユウシャ):特に優れてよいもの。
尤人(ユウジン):他人をとがめる。人をあしざまに責める。「天を怨まず、人を尤めず」(論語)
尤絶(ユウゼツ):とりわけ優れている。
尤態(ユウタイ):際立った器量・態度。
尤物(ユウブツ):(略・・・漢検2とほぼ同じ)

効尤(コウユウ)・効郵(コウユウ):他人の過ちを知りながら、そのまねをする。尤・郵は、過失の意。
➪「尤而効ㇾ之」(とがめてこれにならう):他人の非をとがめながら、自分もまたそのまねをする。効尤。
*「尤」に、“とが。とがめ。あやまち。失敗。”の意あり。

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熟語の読み・一字訓読(その107:準1以下):廉(しら)べる 、 「聯」≠「連」の熟語 

2017年08月04日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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・愈、漢検2も残すところ、あと20頁・・・“ロ”と“ワ”のみ・・・こういう、ちょっとした達成感を味わえるのも楽しい・・・
・それにしても、「廉」・・・常用漢字なのに、漢検2にはすべての訓は載ってない・・・この辞典、こういうのが多すぎる!一体、何を考えているのやら・・・その反面、わけのわからん熟語を小っちゃく載せていたりする・・・漢検1については言わずもがなで、漢検2よりもヒドイというか、簡略にしすぎ・・・漢検受検以外には役に立たん辞典ということか、それにしてもヒドイね・・・
・受検で合格だけを目指す方はこれで十分ということか・・・もっと漢字の学習を深く広くやりたい方は、こんな辞典に頼ってはイケマセン・・・
・ちなみに、「漢字必携」(漢検協会)には、常用・準1・1級漢字のすべての音・訓が載ってます。
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<廉:中学…レン 準1…かど、しら(べる)、いさぎよ(い)、やす(い)>
(漢検2)
廉:レン 外)いさぎよい・やすい・かど *「しら(べる)」訓の掲載ナシ・・・でも、以下のとおり、“廉(しら)べる”に対応する熟語は載せている。
意味:①いさぎよい。きよい。「廉潔」「廉恥」「清廉」
   ②やすい。値段が安い。「廉価」「廉売」
   ③かど。すみ。「廉隅」
   ④しらべる。見きわめる。「廉問」
下つき:清廉(セイレン)・低廉(テイレン)・貞廉(テイレン)
大見出し:(略)

*「廉(しら)べる」に対応する熟語・・・(一度、この熟語は、記事にしてますけど・・・改めて調べ直した・・・)
 廉按(レンアン):よく調べる。とりしらべる。吟味する。廉察。廉問。
 廉察(レンサツ):廉按に同じ。
 廉問(レンモン):細かく取り調べる。廉按。廉察。 ・・・出典が史記となっているから、随分と古い熟語なんだ・・・

 *大字源では以上の3つの熟語しか見当たらず。「吟味」=廉按、廉察、廉問・・・なんて、同義語・類義語になるのかしら・・・

<聯:レン、つら(なる)、つら(ねる)>
(漢検2)
意味:①つらなる。つらねる。つづく。「聯珠」「聯綿」 ②対にする。二つならべる。「対聯」「柱聯」 *書きかえ:①「連」が書きかえ字。
下つき:対聯(タイレン)・柱聯(チュウレン)・門聯(モンレン)

*「書きかえ:①「連」が書きかえ字。」となっているように、②の意味の熟語は「連」は✖で「聯」で書かないとダメなようだ・・・

対聯(タイレン) :(漢検2)一対になっている掛け軸。「聯」は分けて書いた対句を掛けた飾りの意。 *広辞苑は「対聯(“ツイレン”)」で、「①対になって並んでいること ②対になっている聯 」と・・・。(*「対聯(タイレン)」のところには、「➪解説:ついれん」となっている。)
 *この①の意味なら、「対“連”」と書いてもよさそうだが、広辞苑には「対連」はなかった・・・。

柱聯(チュウレン):(漢検2)詩文などを書き、柱に掛ける柱掛け。柱隠し。
門聯(モンレン) :(大字源)門の両側に掛ける、対句を書いた札。

(律詩の以下の熟語も「聯」で、「連」の書きかえは不可だろうな・・・意味からしても・・・)
首聯(シュレン):(広辞苑)律詩の第1・第2の両句。起聯。
頷聯(ガンレン):(漢検2)漢詩で、律詩の第三句・第四句。対句をなす。前聯。対)起聯・頸聯(ケイレン)・尾聯
頸聯(ケイレン):(漢検2)律詩の中で、対句となる第五句・第六句のこと。後聯。
尾聯(ビレン) :(広辞苑)律詩の第7・第8の両句。結聯。

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熟語の読み・一字訓読(その106:準1以下):蒙:童蒙 幼蒙  罷:罷黜 罷遣・・・

2017年08月01日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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<蒙:モウ、ボウ、こうむ(る)、おお(う)、くら(い)、おさ(ない)>
(漢検2)
蒙:モウ・ボウ くらい・おおう・こうむる *漢検2は“おさ(ない)”訓ナシ。
意味:①くらい。道理にくらい。「蒙昧(モウマイ)」「啓蒙」 ②おおう。こうむる。身にうける。「蒙塵(モウジン)」 ③おさない。子ども。「童蒙
下つき:愚蒙(グモウ)・啓蒙(ケイモウ)・童蒙(ドウモウ)・幼蒙(ヨウモウ)
大見出し:蒙い(くら-い)蒙る(こうむ-る)蒙古斑(モウコハン)蒙塵(モウジン)蒙昧(モウマイ)勧学院の雀は蒙求を囀る(カンガクインのすずめはモウギュウをさえずる)
訓蒙(クンモウ):子どもや初学者におしえさとすこと。また、その書物。「蒙」は知識や道理にくらい意。「キンモウ」とも読む。
呉下の阿蒙(ゴカのアモウ)発蒙・発矇(ハツモウ):①道理に暗い人を導いて、物事が分かるようにすること。「蒙・矇」は暗い・愚かの意。 ②覆っているものを取り除くこと。きわめてたやすいことのたとえ。
無知蒙昧(ムチモウマイ)

*漢検2掲載の「童蒙」や「幼蒙」の「蒙」は・・・“くらい”か“おさない”か・・・調べた。 
童蒙(ドウモウ)」
(デジタル大辞泉)幼くて道理がわからないこと。また、その者や、そのさま。「―な顔の体のずんぐりした少女」〈秋声・仮装人物〉
(大字源)①こども。蒙は、物事に暗いこと。②道理に暗いこと。無知な初学者。童昧(ドウマイ)。 ①② 同)僮蒙(ドウモウ)瞳矇(ドウモウ)

幼蒙(ヨウモウ)」
(大字源)①幼くて道理がわからない。幼昧(ヨウマイ)。②こども。童蒙。
 *ネットでは見当たらず。

・どうやら、「童蒙」も「幼蒙」も「蒙(くら)い」という意味の方が適切のようだが、漢検2では(少なくとも)「童蒙」は「蒙(おさ)ない」の方の意味でとらえているようだが・・・ホントかね・・・

<罷:中学…ヒ 準1…や(める)、つか(れる)、まか(る)>
(漢検2)
罷:ヒ 外)やめる・つかれる・まかる
意味:①やめる。やすむ。「罷業」 ②役目をやめさせる。しりぞける。「罷免」 ③つかれる。「罷弊」類)疲 ④まかる。退出する。行く。
「罷」から始まる言葉:罷業(ヒギョウ)罷工(ヒコウ)罷馬は鞭箠を畏れず(ヒバはベンスイをおそれず)罷弊(ヒヘイ)罷免(ヒメン)罷り通る(まかりとお-る)罷る(まか-る)罷める(や-める)
罷駑(ヒド)*「駑」の下つき熟語として掲載されている・・・

罷駑(ヒド):(漢字源)①疲れてのろくなった馬。同)疲駑 ②役にたたない鈍才。自分の才能をへりくだっていうことば。
*<関連の故事成語類>(既出)
 ●王良 車に登れば、馬は罷駑せず
 ●王良、車に登れば、 馬に罷駑なし
 ●“罷馬(ひば)”は鞭捶を畏れず:疲れきった馬は、鞭をおそれないのと同様に、困窮した人民は過酷な刑罰をおそれない。
 (注1)王良:馬の良否を見分ける名人の王良と伯楽。転じて、馬を見分け、御することにすぐれた人をいう。伯楽と並んで「良楽」ということも。
 (注2)罷馬=疲馬=罷駑(ヒド)
 (注3)鞭捶・・・漢検2では対象外の「箠」を使用して、「罷馬は鞭箠を畏れず」と掲載している。

*「罷」の現行音は“ヒ”のみのようだが、“ハイ”音もあり・・・“ハイ”音読みの熟語は以下のとおりだが・・・
(大字源)
罷官(ハイカン):①官を辞める。退職。②免職する。罷免。
罷休(ハイキュウ):仕事を辞めて休む。
罷業(ヒギョウ・ハイギョウ):同盟休業。ストライキ。罷工。
罷工(ヒコウ・ハイコウ):仕事を辞める。ストライキ。罷業。
罷止(ハイシ・ヒシ):やめる。廃止。
罷織(ハイショク・ヒショク):職を辞めること。また、職を辞めさせること。罷黜(ハイチュツ)。
罷省(ハイセイ):取りやめにし、省く。
罷退(ハイタイ):辞めて退く。また、免職になる。
罷黜(ハイチュツ):辞めさせ退ける。罷免する。黜も、しりぞける。
罷廃(ヒハイ・ハイハイ):免職されること。
罷免(ヒメン・ハイメン):役人などを辞めさせる。

<大字源の音による意味分け>・・・関係するところのみ抜萃・・・
🈩ヒ(慣用音)ハイ(漢音)・・・①やめる。(ア.中止する。休止する。イ.休む。休止する。ウ.しりぞける。免職する。)②ちる。類)散 ③かえる。類)帰 ④ゆるす。放免する。・・・
🈔ヒ(漢・呉音)・・・①つかれる。同)疲 ②にぶい。おろか。働きがない。ぐうたら。③きわまる。つきる。同)極 ・・・
🈪・・・(略)・・・

*“つかれる、おろか、にぶい”などの意味の熟語は“ヒ”(漢・呉音)の読みのみでよさそうだが、“やめる、休止する、しりぞける”などの意味の熟語は“ハイ、ヒ”両読みの場合と“ハイ”のみの熟語があるようだ・・・

*現行“ハイ”音はないけど、上記の“ハイ”音のみの熟語の場合、万一、出題されたらどうすんだろ!?ちなみに、「罷遣」は大字源・大漢和ともに“ハイケン”読みのみ。他の辞典にも当ってみた方が良いかもしれないが、一級漢字も含んでいる「罷黜」なんて、“ハイチュツ”と読んだら✖になるのだろうか・・・ 

 (注)罷遣(ハイケン)については、過去記事でこんなのを掲載しています。
  「故事成語類(実践問題18)2014年08月20日 | 故事成語類」
(問題・・・読み)
④衆は尚ほ十余萬、輜重は七千余両、皆な(罷遣)して郷里に帰せしむ。  (注)衆:ここでは集まった兵のこと。
(解答)
④(はいけん):罷遣:ちょっと難問かも知れません。罷:中学…ヒ 準1…や(める)、つか(れる)、まか(る) 「漢字必携」の常用漢字表では左記の読みしか出ていません。罷免、罷業、罷工、罷士、罷女・・・すべて音読み「ヒ」です。本熟語のみ、大漢和辞典では「ハイ」となっています。ので、出題はされないかもしれませんね。(文意)その集った十余万もの張歩の兵と、輜重は七千余両を、すべて解散させて郷里へと帰らせた。

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熟語の読み・一字訓読(その105:準1以下):免(ベン、ブン)

2017年08月01日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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●漢検2辞典、<マ行>まで終了、あと140頁弱・・・準1級以下の漢字(音訓)調査のつもりが、途中でどんどん脱線してかなり時間かかってしまったが、どうやらゴールが見えてきた^^
●「免」・・・すでに、過去の弊ブログ模試で出題した熟語などもありますが、あらためて、「免(ベン、ブン)」についてまとめたものを開示・・・。

<免:中学…メン 高校…まぬか(れる) 準1…ベン、ブン、ゆる(す)、や(める)、う(む)
(漢検2)
免:メン 外)ベン・ブン まぬかれる  外)ゆるす・やめる・うむ
意味:🈩メン ①ゆるす。「免許」「免罪」 ②まぬかれる。のがれる。「免疫」「免責」 ③やめさせる。「免職」「罷免」
   🈔ブン うむ。子を産む。
下つき・大見出し・・・略。 *“メン”以外の熟語などはナシ・・・。

(主として大字源)

う(む):<ブン>:乳(ブンニュウ:子を産む
          免身①ブンシン:子を産む。分娩。免乳。 ②メンシン:自分一身の罪を免れる。
(その他の、訓読みに対応する音熟語は、漢検2にすべて掲載あり・・・略・・・)

・その他1(つとめる意)
 免尽(ベンジン):つとめはげむ。免も尽も、勉の意。
 閔免(ビンベン):勤めるさま。 同)黽勉(ビンベン)
 免耕(ベンコウ):(大漢和か字通)つとめたがやす。
・その他2(喪に服する意)
 袒免(タンブン):喪中の服装の一。袒衣免冠の意で、左の肩を脱ぎ、冠を脱いで髪をくくる。
         (注)ネット上では“タンモン”と表記&説明してあるものもあるが、出典辞書等不明。
 免袒(ブンタン):喪に服する(大)喪服、喪服をつけて死者を弔う(字)

<参考:大字源による、音による意味分け>
🈩フ(漢・呉音):ふす。うつむく。かがむ。同)俛・俯
🈔メン(呉音)ベン(漢音) :①「閔免(ビンベン)」は、勤めるさま。 同)黽勉 ②まぬかれる・・・③ぬぐ。ぬぎすてる。「免冠」④やめさせる。しりぞける。解職する。・・・⑤ゆるす。・・・⑥よわい。類)弱 ⑦星の名・・・
🈪バン(漢音)マン(呉音):だまる。類)黙
㊃バン(漢音)マン(呉音):喪服の一。冠を取り去って、白布で髪を束ねる。
㊄ブン(漢音)モン(呉音):①子を産む。類)娩 ②新しいもの。乾物でない、生の食事。 ③㊃に同じ。「袒免(タンブン)」 ④喪服を着けて、死者に悲哀哭泣すること。

 *上記の「袒免(タンブンまたはタンモン?)」の“タンモン”読みは、㊄の呉音の“モン”を採用しているものと思われる。

<付記>

*大漢和か字通では「免起(ベンキ):伏したり起きたりする」という熟語があったが、大字源にはナシ・・・ただし、本熟語の意味からしたら、大字源の音分けによれば「フキ」と読むべきかもしれない・・・が、現行音には“フ”音はナシ。(たぶん)字通(だったと思うが)には“フ”音はなかったのではないか・・・本件、後日再調査要かも・・・ま、あまり重要な熟語ではないが・・・
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