漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

夔鳳鏡(きほうきょう)

2016年01月15日 | 古代史
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<この記事は漢検1級とほとんど関係ありません・・・ちょっとは関連していますが・・・>

●ブログ開設当初から作成しておいたカテゴリー「古代史」に書き込みを開始しています。
●私事の単なるメモ帳のようなものですので、興味のない方はスルーしてください。
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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<夔(虁)鳳鏡(きほうきょう)> (以下、大漢和より)
・「夔(キ、ギ)」=①一足の物の怪 ②一足のけものの名 ③舜の臣の名 ④おそれつつしむさま「夔夔(キキ)」 ⑤周代の国の名 ⑥姓
・「夔鳳(キホウ)」=一足の鳳(おおとり)。古、酒樽や豆(トウ)などの飾りに用いた。「夔鳳豆(キホウトウ)」
・「夔鳳紋(キホウモン)」「夔紋(キモン)」=鐘鼎等に彫った夔鳳の紋・・・(挿絵あり。出土した鏡の写真を見るよりもわかりやすい・・・たしかに一足の鳥みたいのが、向かい合ってる図になっている。)

・夔鳳鏡の出土、年代・・・要・継続調査。

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・その他
 *「夔一足」=「夔は一足」=①夔獣は一足である 「夔は一にして足る」=②(夔は舜の典楽の臣の名。)ただ音楽の一事に達しているのみで十分値打ちのあることをいう(出典:韓非子)
 *「夔は蚿(ゲン)をうらやみ、蚿は蛇をうらやむ」=一足の夔が多足の蚿をうらやみ、やすでが蛇をうらやむ →自分の足らないことをなげき人をうらやむ人情に譬える。(荘子・秋水)
 「蚿(ゲン)」=やすで、おさむし、たいこむし(*やごのこと)
 *「夔立(キリツ)」=恭敬の様子。夔が一足で立つように謹んで直立すること。

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俾弥呼の墓  ・・・「俾弥呼(ヒミカ)」(古田武彦) 

2016年01月15日 | 古代史
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<この記事は漢検1級とほとんど関係ありません・・・ちょっとは関連していますが・・・>

●ブログ開設当初から作成しておいたカテゴリー「古代史」に書き込みを開始しています。
●私事の単なるメモ帳のようなものですので、興味のない方はスルーしてください。
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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・女王国は筑前中域=糸島・博多湾岸と周辺山地が倭国の中枢部
・俾弥呼の墓はどこか・・・
 2つの“物”に注目すると、
 (1)三種の神器の出土・・・以下の6つが「弥生の6王墓」
    ①吉武高木(福岡市西区吉武)
    ②宇木汲田(佐賀県唐津市宇木)
    ③三雲南小路(福岡県糸島市三雲)
    ④井原鑓溝(福岡県糸島市井原)
    ⑤須玖岡本(福岡県春日市岡本)
    ⑥平原(福岡県糸島市有田)
 (2)絹と錦の出土 
    ①博多湾岸と周辺
    ②吉野ヶ里
 (1)と(2)を満たすのは、「須玖岡本」のみ。本の口絵に出土した絹房のカラー写真あり・・・青みがかった紫にも見えるが何とも言えない。「金印紫綬」のくみひもの可能性はある。
 →「須玖岡本遺跡は、俾弥呼の墓である可能性が最も高い弥生王墓である」
 *「夔(虁)鳳鏡ーきほうきょうー」問題
  ・須玖岡本遺跡出土の「夔鳳鏡」・・・D号遺跡からの出土・・・梅原末治氏「筑前須玖遺跡出土の夔鳳鏡について」・・・
    「年代的には後漢代後半。如何に古くても2世紀の後半を遡りえない。寧ろ、3世紀の前半に上限を置くべきことにもなろう」
   →(1)&(2)に加えて、夔鳳鏡の年代からの俾弥呼の年代と合致してくる!
    (*従来、「須玖岡本遺跡」は弥生中期・前2世紀初めごろ~1世紀初めごろに当たるとされてきた)
・金印(紫綬)、銀印(青綬)はどこにあるか
 印鑰神社・・・近畿にも若干あるが、筑紫(福岡県)とその周辺に集中的に存在。「印鑰」・・・印をしずめ守るという意味がある?

・俾弥呼の廟・・・香椎宮か。
 *この神宮は仲哀天皇が祭られている(熊襲と戦って戦死した伝承もあり、一応、もっとも。)。しかし、「神功皇后の廟」が併置されている不審あり。
 *神功皇后はこの地で没したわけではない、墓は滋賀県の米原近く・出生地とされている所にある=美しい一大円墳。また、大和には壮大な神功皇后陵あり。なぜ、「香椎宮」にも「廟」があるのか・・・。
 *同神社の由来によると「皇后の薨去後、養老7年(723年)神託により、特に九州に詔して・・・ 」←日本書記成立の3年後
 *(それまでは、この「神功皇后の廟」は存在しなかったのか・・・)「俾弥呼、壱与の遺跡は、今後、「神功皇后の遺跡」として扱う」という基本方針の表れ・実現ではないかと疑われる *日本書記が俾弥呼・壱与の業績を人名を出さずに神功皇后の業績としてまとめていることは周知の事実。

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手賀沼  ユリカモメの大群

2016年01月15日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●まるで合成したような、ユリカモメの飛行写真・・・

●エサを撒いている人のそばで撮っていたら最接近してきた・・・コワッ(^^;)

●遊歩道で餌をやりながら散歩している人がいるから、こうなる(ーー)

●こんなんでいいのだろうか(^^;)


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漢検1級 27-③に向けて その105 文章題訓練㉟

2016年01月15日 | 文章題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

<漢検1級 27-③に向けて その105>
●模試で中断した「文章題訓練」その㉟です。随分とやりましたねえ・・・これだけやれば大丈夫?
●難度は並み・・・チャレンジャーは80%(24点)以上が目標・・・。リピーターは限りなく100%とりたいところ(^^)

●文章題㉟:次の文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。(30) 書き2×10 読み1×10

「・・・三年後、孔子がたまたま蒲を通った。まず領内に入った時、「善い哉、由や、恭敬にして信なり」と言った。進んで邑に入った時、「善い哉、由や、忠信にして寛なり」と言った。いよいよ子路の邸に入るに及んで、「善い哉、由や、明察にして断なり」と言った。(ア)轡を執っていた子貢が、いまだ子路を見ずしてこれを褒める理由を聞くと、孔子が答えた。已すでにその領域に入れば(イ)田疇ことごとく治まり(1)ソウライ甚だ(ウ)辟(2)コウキョクは深く整っている。治者恭敬にして信なるが故に、民その力を尽くしたからである。その邑に入れば民家の(3)ショウオクは完備し樹木は繁茂している。治者忠信にして寛なるが故に、民その営を(エ)忽せにしないからである。さていよいよその庭に至れば甚だ(4)セイカンで従者(5)ボクドウ一人として命に(オ)違う者が無い。治者の言、明察にして断なるが故に、その政が(カ)紊れないからである。いまだ由を見ずしてことごとくその政を知った訳ではないかと。・・・」「弟子」(中島敦)

「・・・既に薄暮のこととて庭の隅々に(6)カガリ火が燃されている。それを指しながら子路が、「火を! 火を!」と叫ぶ。「先代孔叔文子(圉)の恩義に感ずる者共は火を取って台を焼け。そうして孔叔を救え!」
 台の上の簒奪者は大いに懼れ、石乞・盂黶の二剣士に命じて、子路を討たしめた。
 子路は二人を相手に激しく斬り結ぶ。往年の勇者子路も、しかし、年には勝てぬ。次第に疲労が加わり、呼吸が乱れる。子路の旗色の悪いのを見た群集は、この時ようやく(7)キシを明らかにした。罵声が子路に向って飛び、無数の石や棒が子路の身体に当った。敵の(キ)戟の尖端が頬を掠めた。(8)エイが断れて、冠が落ちかかる。左手でそれを支えようとした途端に、もう一人の敵の剣が肩先に喰い込む。血が(ク)迸り、子路は倒れ、冠が落ちる。倒れながら、子路は手を伸ばして冠を拾い、正しく頭に着けて素速くエイを結んだ。敵の刃の下で、真赤に血を浴びた子路が、最期の力を絞って絶叫する。
「見よ! 君子は、冠を、正しゅうして、死ぬものだぞ!」
 全身(ケ)膾のごとくに切り刻まれて、子路は死んだ。
 魯に在って遥かに衛の政変を聞いた孔子は即座に、「柴(子羔)や、それ帰らん。由や死なん。」と言った。果してその言のごとくなったことを知った時、老聖人は佇立瞑目することしばし、やがて(9)サンゼンとして涙下った。子路の屍が(コ)醢にされたと聞くや、家中の塩漬類をことごとく捨てさせ、(10)ジゴ、醢は一切食膳に上さなかったということである。・・・」「弟子」(中島敦)
👍👍👍 🐵 👍👍👍

<解答>
(1)草莱 (2)溝洫 (3)牆屋 (4)清閑 (5)僕僮 (6)篝(*「炬」「燎」は一字で「かがりび」だから、多分×) (7)旗幟 (8)纓 (9)潸然 (10)爾後
(ア)くつわ (イ)でんちゅう (ウ)ひら (エ)ゆるが (オ)たが (カ)みだ (キ)ほこ (ク)ほとばし (ケ)なます (コ)ししびしお(原文ルビは「ししびしお」。ひしお・しおからでも許容かも。)

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