☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

マドリッドとセゴビア

2012年05月29日 | スペイン旅行

セゴビア

 

セゴビア 〈アルカサール⇒ローマ水道橋・サン・マルティン教会・マヨール広場・カテドラルなど旧市街地散策〉

フォトチャンネルで ごらんください。

 

スペイン旅行 8日目 最終観光日は 首都マドリッドから

朝 ホテルのカーテンを開けると 街を歩いている人が傘をさしている。

ずっと、ずっと コバルトブルーの青空が続いていたスペインの空がどんよりしていた。

肌寒い小雨模様の中 市内の観光は ほとんどが車窓から

 

歴史ある建物が続く 華やかな街並み

マドリッドのスペイン広場にはセルバンテスの彫像と共にドン・キホーテとサンチョ・パンサの銅像が立っていた。

 

 

そして 「世界三大絵画館」と言われている プラド美術館

スペインが全盛期だった頃収集された数多くの王家コレクションが収蔵されている。

ベラスケス、 ゴヤ 、エル・グレコ 三大巨匠の有名な作品を鑑賞

特にベラスケスの ラス・メニーナスの大作などは

ガイドの方から アート鑑賞マニュアルの手ほどきを受けながら観ると 違って見えてくる。

ヨーロッパの美術館や博物館には、よく小さい子供たちや学生が先生と一緒に鑑賞に来ている。

授業の一環として幼いころから芸術に親しむ機会があれば感性も磨かれていくことだろう。

そんな機会に恵まれないで育ったオバサンは、日本でもそういう教育が必要だと切に思うのであった。

 

そのあと、現代アートの殿堂 ソフィア王妃芸術センターでは

ピカソの大作 ゲルニカなどを鑑賞

スペイン内戦中に空爆を受けた町ゲルニカ・・・その描かれた背景にあるものなど

大きな絵の前で ずっと立って説明を聞いていると 体が揺れているようだった。

疲れもたまっているのと、午前中は弱い私。。いつもならバスで一休みしている時間だ。

 

お昼は、近くのレストランで 中華料理

なんでスペインに来てまで中華なの?と思っていたが・・・

お粥にスープなど、疲れた胃や体には優しく美味しく うれしなつかしのお食事だった。

体調を崩していた人たちも、ドクターの診察を受けて快調に向かっていた。

Kさんのご主人だけは、観光には出ないでホテルで体を休めておられた。

都市部での連泊だったので本当に良かったと思う。

奥さまは、付き添いで残られるのかと思ったら「どうしても主人が行って来いっていうもんで~」と。

明るい人柄で廻りの人も、あまり深刻に引きずられることなく、ご主人の分も楽しまれていたのでよかった~!

 

午後は マドリッドからおよそ95キロ セゴビアの町へ

車窓の景色も雨が降るとこんなにも違うのかなと思うほど旅の晴天のありがたさを思う。

雨にけむるアルカサール 

「白雪姫」のお城のモデルとなったといわれているお城

 

ローマ時代に造られたという水道橋は 想像以上に 圧巻だった!

セゴビアのローマ水道橋は全長813m、最も高い所で28.5m

128のアーチで構成され、釘などは使わず2万個以上の巨大な石を積み上げて作られている。

19世紀末まで実際に使われてきただけでなく、現在も水道橋は水を流すことができるとのこと。

ものすごい存在感と古代ローマの技術のすごさに驚くばかり!!

 

 小雨が降る中 セゴビアの旧市街地を散策した。

セゴビアの街も、またこれまでとは違う特徴のある建物が並ぶ。

歴史ある建物を修復し保存しながら住み続けている人々の暮らしがそこにはあった。

それがヨーロッパの魅力なのだと、いつも思う。

 

 

夕方には、またマドリッドに戻り そのころには、またお天気もあがってきた。

   

8時過ぎてもまだ明るい 夕食は王宮やオペラ座の近くのレストランで パエリア~~ 

 

私たちのテーブルは ご主人が欠席でひとりになった kさま が加わり

最初の夜同様での締めとなり 女子会のメンバーで にぎやかなお食事となった 。

楽しかったスペインの最後の晩餐 

 

夜も更けて・・・ホテルへ   街は夜遅くまでサッカー観戦で賑わう

 

翌朝 早朝4時に バスにて空港へと向かう。    3時間も眠っただろうか・・・?

マドリッド発 6時10分発の飛行機で ドイツ フランクフルトへと飛び立った。