☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

ラ・マンチャ地方

2012年05月25日 | スペイン旅行

旅の観光も、残すところ2日。

スペインらしさを余すことなく感じさせてくれたアンダルシア地方を後にして

私たちのバスは南から北へ  最終観光地 マドリッド方面へと向かった。

 アラビア語で「乾いた土」を意味する ラ・マンチャ地方

ドン・キホーテ』の舞台としても知られる。

コンスエグラの町の丘の上に並ぶ 昔は粉をひいていた風車と要塞

とても風が強い。眼下に広がる風景

  

コルドバから休憩をはさみ 4時間ほどのバスの旅となった。

 

今回、スペイン旅行を決めるにあたり どのツアーにするか迷ったが

長距離移動が多くなるので デラックスvipバス を使用するものを条件のひとつとした。

8日間にしようかとも思ったが日本からの往復に3日間とられるので観光日が少なくなるのと

その分、スケジュールがきついように感じられた。

10日間のコースなら ポルトガルが入ったものもあったが vipバスはではなかったので却下。

このコ-スは アンダルシア地方が充実していた。

コスタ・デル・ソルの海岸線を通り、憧れのミハスに泊まりゆっくりできるのが魅力であった。

長い冬から解放され、青空に恋焦がれる北国に暮らすものにとっては

アンダルシアの初夏の風を感じ、まぶしいほどの太陽は、たまらなくうれしかった。

夏はかなり暑くなると聞くので 暑からず寒からず時期的にも良かったと思う。

ベストシーズンは、5月・6月  旅行代金も高くなる。

ひまわりは見られなかったが新緑が美しく花もたくさん咲いていた。

でも、最近のお天気は想像できないことが起きるので この時期は絶対!とは言いかねる。

 

  

たしかに 10日間の旅は長く、疲れもでてくるがバスは体を休める場でもあった。

横3列の ゆとりある座席で 

列車にはない添乗員さんやガイドさんの お話しを聞くのも楽しみのひとつ。

車窓には 日本では見られない 珍しい木々や広大な景色が広がり 退屈することはなかった。

 ブドウ畑

雨が少ない土地の知恵。背丈を低くして育て葉っぱが地面を覆い乾燥を防ぐのだそう。

 

さて 8日目は 不調者が6,7人出て 不安を抱えての出発。

vipバスと いえど 飛行機のように毛布はない。

昨年も乗って思ったのだが冷房対策にもぜひ準備して欲しいアイテムである。

kさんの 旦那さんは寒気もするようだったが厚手の上着がなかったようで

私のコートを貸してあげた。寒がりな私は厚手と薄手2枚持っていた。

そうとう具合が悪そうで うつろな表情・・・とても心配だったが、その夜はマドリッドに2連泊

添乗員さんがホテルに お医者様を呼んでくれるとのことで そこまでの辛抱と少し不安もやわらぐ。

 

 

お昼は 『ドン・キホーテ』の物語の中に登場する旅篭を改築したレストランで 田舎料理のお食事

  

デザートの サクサクした食感のお菓子とアイスクリームがとても美味しかった♪

私たちのテーブルは 元気組の素敵なご夫婦とご一緒 

いろいろお話ししてたら奥さんが私と同い年。結構皆さん「同じ年だね!」と言う人同士が多いようだった。

ツアーの皆さんと親しくなるころには 旅も終わりに近づいてくる。

午後は 【世界遺産】 古都 トレド へと向かった。