こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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施設もお金です。

2012-12-04 22:55:29 | 訪問看護、緩和ケア
今日もスタッフとの何気ない話の中で、自分の老後の話をしていました。

「動けなくなったら、入所できるくらいのお金がないと、家族も大変だよねー。とにかくそれくらいは貯めとこうね。」「特養だといろんな減免措置を受けれれば、多床室なら6万くらい?」「減免なければ安くても10万は切らないよね。」「今は15万とか18万とか、もっと高いところもあるよ。」

確かに施設にもよりますし、介護度にもよりますが、最近は食費も結構高くて一日1800円とかしますから、それだけで月54000円ですし、ここにユニットの個室料金やらおむつ代やらが入ると、まず月に安くても10万から20万は掛かるということになりますよね。

夫婦で入ると月に20から40万位は見積もらないと、医療費や諸雑費だってかかります。

やっぱり、必死に働くしかないですね。

でも、現代社会をみれば、正規雇用されていない若者だらけで、ニートやフリータは年金だってろくに支払っていません。
しかも、年々生活保護受給者はうなぎのぼりです。

私たちが年老いた時に、一体本当に年金がもらえるのかどうかだって分からない世の中です。

なんだか暗澹たる気持ちなりますね。

実際問題、施設入所したくても費用面で入所できない人たちはたくさんいますし、それなのに施設はどんどん高級感漂わせ高くなっていきます。

高専賃だって、サービスを一体化して、介護保険ではなく利用者負担を増やすシステムを国は模索しています。

国民の実情は、そんな甘くない昨今ですが、これからはお金持ちか、生活保護のかたしか施設利用をできなくなってしまうのではないかなんて、ちょと考えたりもして・・。


自分たちの老後が、これからどうなっていくのか。
自分たちの子供の時代はどうなのか・・。
なんて考えると、なんだか日本という国の未来が、すごく不安になってしまいます。

一生懸命働いて、なんとか私たちは年金をいただけるとは思いますが、世の中を見たときに、非正規雇用で点々と毎日をつないでいる人たちの雇用を、国はちゃんと考えて欲しいと思います。
っていうか、介護の世界は人手不足なのに、なんで職がない!とか言ってフリーターしているのかもわかりませんが。

楽して高級もらえる仕事なんてないんだぞー!!


というわけで、話は変わりますが、ホームヘルパーさん、PTさん、OTさん、募集中です。

お近くにお住まいで、詳細を聞きたいという方は、メールください。