こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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毎日事件

2012-08-08 22:00:10 | 訪問看護、緩和ケア
毎日、いろんなアクシデントがおこります。

あっちもこっちも問題山積で、緊急担当者会議が開かれます。

患者さんの病状とかの問題ではない、家族関係や周囲との関係、問題行動や突発的な事故など、よくも毎日こんないいろんなことが起こるなと感心します。

在宅というものは、結局そういうものなのだろうけれど、どこまで頭を突っ込んでいくのか、線引きが難しいジャンルです。

学生さんとのカンファレンスでよく言うのは、訪問看護って学生さんが学校で学んだことの総まとめなのだということです。

病気を知ること、その病気を抱えている人も見ること、その家族にも気を配ること。
自律を支えるために必要うなことは、選択肢を提示できることです。
選択肢を提示するためには、手持ちの駒を多く持つことです。

フォーマル、インフォーマル、地域として、そして制度の中で何が必要で何をチョイスして提示できるか、私たちのキャパが問われます。

多くの学生さんが、訪問看護の実習に来て、言われるまでケアプランのサービスを確認していなかったり、見ていても老健と特養の違いすら分からなかったりします。

保健所の実習を終えていても、区役所の中で在宅に係わるセクションに、どんな部署があるかもわからなかったりします。

それば、病院とは違ってばらばらに点在しているからで、一人の患者さんを中心に、点を線で、そして輪に繋げられないからです。
実際、これは在宅にしばらく身を置かないとわからなくて当然ですが、その点を線に、そして輪に繋げていく過程こそが、訪問看護でありケアマネでもあります。

そう考えると、大変ではありますが、本当に面白い世界です。
うちに来た学生さんの多くが、「本当に楽しかったし、面白かったです!!」と言います。

今の若者が、臨床で修業を積んでから、在宅に戻ってきてくれることを心待ちにしています。


ところで、瀬谷区役所での会議のあるとき、よくランチを取るのが区役所前の通りにある「FOOD LAND」です。
どちらかというと女性向のランチプレートで人気がありますが、最近ここのカレーにはまっています。
ポーク・チキン・ビーフとあり、それぞれルーから別々に作るので、それぞれが個性的でおいしいのですが、お店の方にそっと教えていただいたのが、メニューにないシーフードカレーです。

この日のスープはつめたーく冷えてスパイシーなガスパチョでした。

そして、シーフードカレーがこれ。

ルーは魚介のエキスたっぷりで、ライスの真ん中にはホタテ、エビ、タコそれにズッキーニや枝豆が見た目も鮮やかに盛られています。

ん~おいしい。

サラダのドレッシングも大好きです。

目立たない小さなお店で、感じの良いご夫婦?が二人だけでやっています。
お近くの方は、一度お試しくださいね。