6月12日に、今年も瀬谷区役所主催で、一般介護者向けに介護セミナーが行われます。
内容は、横リハからPTさんが来てくれて、体位交換やトランスファーの講習を行い、その次に私がオムツ交換の講習を行います。
時間的には、PTさんがたくさん時間が欲しいと言う事で、残りの時間でやるしかないのですが、テキスト作成していると、一口にオムツ交換と言っても、それに付随して知っておいてほしいことやちょっとしたコツなど、お伝えしたいことがかなり出てきました。
実は去年から始まったこの講習会、去年蓋を開けたら参加希望さんの半分くらいが、これから介護職になる人や介護職に就いたばかりの人が混じっていて、実際のご家族が少なかったことがわかりました。
しかも、時間的に余裕がなくて、終了後ももっといろんなことを聞きたかったと言われつつ、会場を明け渡さなくてはならず、とっとと追い出されてしまいました。
この反省から、今年は昨年よりは時間を取って頂けるようで、終了後も少しは質疑応答ができるようです。
実際実習に使うオムツは、Livedoコーポレーションさんに趣旨をお話しして、提供して頂きました。
区役所的には、会社名が入っているのは不味いのでしょうが、そんなこと言っていたら、どこも提供してくれないわけで、私の持ち込みと言う事で、Livedoさんのオムツを使う事にしました。
今日、区の担当保健師さんから電話があり、「意外に知っていそうで知らないことを伝えてほしいんです。」とのこと。
そして、区の職員で介護体験のある方が話してくれたことを、教えてくれました。
その介護者をAさんとします。
Aさんは男性ではありますが、一念発起して家族の誰の力も借りず、自分で父親の介護をする決心をしました。
病院からほぼ寝たきりになった父を引き取り、隣に寝起きしての介護が始まり、一番苦痛になったのがオムツ交換だそうです。
朝からオムツを交換して、通勤途中自分の指の爪の中に、いくら手を洗っても便が残っているような気がするのだそうです。
周囲にも臭うのじゃないかと、そればかり気になっていたけれど、ある時訪問看護師がゴム手袋をしてオムツを交換しているのを見て、「あ、そうだ。ゴム手袋をすればいいんじゃないか!」と気づき、それ以来ゴム手袋をすることで、朝の不快感は無くなりオムツ交換が苦痛じゃなくなったというのです。
これって、、私たちにはあまりに当たり前のこと・・。
でも、ご家族の多くが素手でおむつ交換をしているのを、私もよくみます。
私は、「お互いのためにゴム手袋はしたほうがいいと思いますよ。介護する人は感染の予防も含め、ゴム手をしたほうがより丁寧に細かいところまで、思いっきりきれいに出来ますよ。」と、ゴム手袋をお勧めしていました。
でも、改めてご自分で介護を始めたばかりの人は、こんな事でもすごい驚きなのだと、改めて納得しました。
そしてもう一つAさんが「」ととひらめいたこと。
ベットのすぐ近くに、オムツ、大きな尿取パット、小さな尿取パットと並べて置いておくだけでも、介護の労力がすごく減る。と言う事。
これも、私たちには当たり前のことですが、やっぱり初めての経験でいっぱいいっぱいの状況では、意外と気づくのに時間がかかったりするのでしょうね。
ベット周囲に、オムツ交換の必要物品、褥瘡の処置の物品、更衣や清拭の物品など、きちんとまとめて置いておくと、導線が短く手際よい介護が出来ます。
うちのヘルパーさんは、この整理整頓がすごく上手で、あっという間に介護環境を作ってくれるので、すごく心強い存在です。
でも、訪問看護やヘルパーがすぐに入るご家族ばかりではなく、意外と最初は自分たちだけで何とかしようとされる方が多いので、こんなkのような講習には、必ずそういう「やってみないとわからない、意外に気付かないポイント」をお伝えしないとけないですね。
そんなところも取り入れて、うちの事務をモデルに写真もたっぷり使った「らくらく介護・オムツ交換」のPPが出来ました。
テキストを兼ねたこのスライドを、プリントしてうちのケアマネやスタッフに見せたところ、「そうそう!こういうのが、みんな知りたいのよね。もっとは早く作ってほしかった!」と言ってくれたので、これで持っていこうかと思います。
「たかがオムツ交換されどオムツ交換」
観察のポイントまで入れれば、かなり奥が深いんですよ~。
これで準備完了、ほっと一息です。
内容は、横リハからPTさんが来てくれて、体位交換やトランスファーの講習を行い、その次に私がオムツ交換の講習を行います。
時間的には、PTさんがたくさん時間が欲しいと言う事で、残りの時間でやるしかないのですが、テキスト作成していると、一口にオムツ交換と言っても、それに付随して知っておいてほしいことやちょっとしたコツなど、お伝えしたいことがかなり出てきました。
実は去年から始まったこの講習会、去年蓋を開けたら参加希望さんの半分くらいが、これから介護職になる人や介護職に就いたばかりの人が混じっていて、実際のご家族が少なかったことがわかりました。
しかも、時間的に余裕がなくて、終了後ももっといろんなことを聞きたかったと言われつつ、会場を明け渡さなくてはならず、とっとと追い出されてしまいました。
この反省から、今年は昨年よりは時間を取って頂けるようで、終了後も少しは質疑応答ができるようです。
実際実習に使うオムツは、Livedoコーポレーションさんに趣旨をお話しして、提供して頂きました。
区役所的には、会社名が入っているのは不味いのでしょうが、そんなこと言っていたら、どこも提供してくれないわけで、私の持ち込みと言う事で、Livedoさんのオムツを使う事にしました。
今日、区の担当保健師さんから電話があり、「意外に知っていそうで知らないことを伝えてほしいんです。」とのこと。
そして、区の職員で介護体験のある方が話してくれたことを、教えてくれました。
その介護者をAさんとします。
Aさんは男性ではありますが、一念発起して家族の誰の力も借りず、自分で父親の介護をする決心をしました。
病院からほぼ寝たきりになった父を引き取り、隣に寝起きしての介護が始まり、一番苦痛になったのがオムツ交換だそうです。
朝からオムツを交換して、通勤途中自分の指の爪の中に、いくら手を洗っても便が残っているような気がするのだそうです。
周囲にも臭うのじゃないかと、そればかり気になっていたけれど、ある時訪問看護師がゴム手袋をしてオムツを交換しているのを見て、「あ、そうだ。ゴム手袋をすればいいんじゃないか!」と気づき、それ以来ゴム手袋をすることで、朝の不快感は無くなりオムツ交換が苦痛じゃなくなったというのです。
これって、、私たちにはあまりに当たり前のこと・・。
でも、ご家族の多くが素手でおむつ交換をしているのを、私もよくみます。
私は、「お互いのためにゴム手袋はしたほうがいいと思いますよ。介護する人は感染の予防も含め、ゴム手をしたほうがより丁寧に細かいところまで、思いっきりきれいに出来ますよ。」と、ゴム手袋をお勧めしていました。
でも、改めてご自分で介護を始めたばかりの人は、こんな事でもすごい驚きなのだと、改めて納得しました。
そしてもう一つAさんが「」ととひらめいたこと。
ベットのすぐ近くに、オムツ、大きな尿取パット、小さな尿取パットと並べて置いておくだけでも、介護の労力がすごく減る。と言う事。
これも、私たちには当たり前のことですが、やっぱり初めての経験でいっぱいいっぱいの状況では、意外と気づくのに時間がかかったりするのでしょうね。
ベット周囲に、オムツ交換の必要物品、褥瘡の処置の物品、更衣や清拭の物品など、きちんとまとめて置いておくと、導線が短く手際よい介護が出来ます。
うちのヘルパーさんは、この整理整頓がすごく上手で、あっという間に介護環境を作ってくれるので、すごく心強い存在です。
でも、訪問看護やヘルパーがすぐに入るご家族ばかりではなく、意外と最初は自分たちだけで何とかしようとされる方が多いので、こんなkのような講習には、必ずそういう「やってみないとわからない、意外に気付かないポイント」をお伝えしないとけないですね。
そんなところも取り入れて、うちの事務をモデルに写真もたっぷり使った「らくらく介護・オムツ交換」のPPが出来ました。
テキストを兼ねたこのスライドを、プリントしてうちのケアマネやスタッフに見せたところ、「そうそう!こういうのが、みんな知りたいのよね。もっとは早く作ってほしかった!」と言ってくれたので、これで持っていこうかと思います。
「たかがオムツ交換されどオムツ交換」
観察のポイントまで入れれば、かなり奥が深いんですよ~。
これで準備完了、ほっと一息です。