お菓子な徒然diary

趣味のお菓子作りについて綴ります。ときどき日々の出来事も。

外科のノリ

2015-06-12 20:29:33 | 日記

内科をひたすら回ってからの初・外科でした。

なんとなくせかせかした空気の中冗談がぽんぽん飛び交うさまはまさに体育会系のノリ。一ミリたりとも体育会系に所属したことのない私はといえば「これが外科のノリ…!」とちょっと圧倒され気味で初めはリアクションに困りましたが、真面目に構えすぎずノリよく受け答えしていれば大体のことはなんとかなる、そんな雰囲気の科でした。

オペの見学の際には、遠巻きに眺める場合(超クリアな映像モニターがあるのでこちらの方が見やすいことも)と実際に術野に入る場合があります。後者は滅菌ガウンや手袋を着用し“清潔″な状態で臨みます。厳密にいうと肩から上・腰から下そして背中は不潔とみなすため清潔な範囲はかなり限られます。このため清潔なスタッフは腕組みがデフォ。先生のお話を聞いている際にも当然腕組み状態ですから失礼なんじゃないかとそわそわしてしまう。

そうそう、ごみ箱や踏み台(背が低くて術野が見えないときにこれに乗っかります)は不潔なため手で動かせないのですが、そうすると足で動かすしか選択肢はありません。腕組みしながら足でごみ箱を蹴って動かしたり踏み台を引きずったりするのって傍からみたらよろしくない図だよなーなんて思いながらごみ箱蹴っていました。足癖が悪くなりそう。

 

 

話が逸れましたが、術野に入ってみて思ったのは意外と楽しいということ。あっという間の3時間でした。簡単めな手技だったのでゆっくり説明されつつ色々やらせていただいたお蔭(術野がきれいだったのも大きな理由)だと思います。優しい先生でよかった~

縫合の際、

「糸結びはできる?」

と聞かれたので外科のノリに倣って

「はい、できます!」

と即答してみたものの習っていなかったというね。(ちなみに、このときいいノリだね~という突っ込みが入っています)

前日に持針器を使った糸結び(見た目はハサミの器具を使った糸結びで、器械結びと呼びます)の実習をやっていたのでそれかと思ったら、求められていたのは手結びだった。知らんがな。そんなわけで実地で結び方を教わって即本番という、ちょー緊張な初手結びとなりました。

しかしそこはさすが外科の先生、

「飲み込み早いね」

やら

「内科に行くにはもったいないよ~」

などと褒めちぎられガンガン外科に勧誘されたのでした。笑(手先が器用でよかったと心から思った)

おだてているだけというのはわかっているけれど、褒められたら誰だって悪い気はしないよね。今までずーーーっと文化部畑で生きてきたので外科なんて無理ありえないと思っていたけれどちょっと興味がわきました。これはたぶん大きな収穫だと思う。

 

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顕微鏡を使った器械結びの実習も行ったのですが、これはかなり難易度が高かった。初っ端から難なく結べちゃう人もたまにいるみたいですが、そういう人は外科を選ばないんだよねぇと嘆いておられました。……なんだかわかる気がする。