卒業旅行については3月中にupしてしまいたいので旅記事が続きますが
お付き合いいただけると嬉しいです(^_^)
こちらも写真多めでお送りします。
今回の旅はこの旅館に泊まることがお目当て。
若者旅プランを利用して、川治温泉へ行ってきました。
宿へ行く前に鬼怒川温泉でお昼ごはん。
日光といえば湯波でしょう。
蕎麦はふつーでしたが笑
巻き湯波でもないし、「塊」としか表現しようのない湯波が入っていて
これが、そばつゆとは別に薄甘い出汁で含め煮にしてあったようで美味しかったのでした。
足湯カフェに向かう途中で見つけた鬼怒楯岩大吊橋を腹ごなしにと渡ってみる。
結構揺れます。
高いところはまあまあ好きですが、正直にいえばちょっと怖かった。笑
橋からの眺め。
展望台があるというのでてくてく登って、登って、登って……
想像以上に急な坂&階段だったのでみんな膝が笑ってしまいます。
頑張って登りきった先にはこんなものが。
とりあえず思い切り鳴らして合掌しておきました。笑
寒い寒い言いながら熱~い足湯につかり、アイスをつつきます。
苺ごろごろ手作り感満載なとちおとめソースがよかった。
足湯カフェで元気を充電したら、宿へ向かいます。
鬼怒川温泉駅から鬼怒川公園駅にかけての車窓から臨む景色には
廃墟が立ち並びうら寂しさが漂っていて、なんともいえない気持ちになりました。
さて、楽しみにしていた宿のお部屋。
広さやよさが全く伝わらない写真となってしまいましたが、とても素敵な空間です。
浴衣に着替えて石臼体験。
好きな豆をブレンドして自分好みのきな粉が作れます。
挽きたてのきな粉は傍の囲炉裏で炙ったマシュマロにまぶして。
そこだけ時がゆっくり流れているようで、癒されます。
さてさて、お待ちかねの晩ごはん!
卒業旅行と伝えていたら、なんと祝い酒を用意していただけました。
お写真いいですか?と聞かれ、何に使うのだろう~?と思いつつパシャリ。
その後も、写真タイムが数回挟まれます。
ひとつひとつ丁寧に、そして工夫の凝らされた料理たち。
美味しいものを、少しずつ。こんなに幸せなことはないですよね~
少しずつといえど、やはり最後はかなり苦しめ。
わ~お腹いっぱいもう動けない~と心の中で悲鳴をあげていたら
お祝いの気持ちですと、特別仕様のデザートが。
もう、これは別腹です。笑
最後の最後に、「間に合わなかったらどうしようと思っていたのですが…」と差し出されたのは
なんとフォトブックでした。
このために写真を撮っていたんですね!
サプライズ尽くしでびっくりするやら嬉しいやら。
最高のおもてなしをありがとうございました。
お腹いっぱい胸もいっぱい。
いただいた写真を眺めつつああもう卒業なんだなぁとちょっと感傷に浸りつつ
お腹と気持ちが落ち着いてから温泉へ。
広めの露天風呂×2だったので、ほぼ貸し切り状態で幸せでした。
朝ごはんも期待を裏切りません。
川治に伝わる昔話や代々の言い伝えを基にした郷土料理が2品も盛り込まれています。
その土地ならではの料理、というだけでひとりテンション高めだったのですが
特に鬼子蔵汁は滋味ゆたかな味わいでひたすら感動していました。笑
お出汁なんだろうな~かつおとか煮干しではないと思うのだけど。
「とばっちり」という、蕎麦・かんぴょう・にらに温泉卵を乗せた一品。
精をつける料理だそうです。
なかなかない組み合わせでおもしろかった。
デザートは春らしいうぐいす餡の最中。
朝からお腹いっぱい。ごちそうさまでした。
チェックアウト前にもゆっくり温泉に浸かったら東照宮へ。
小学生以来の東照宮、ほぼ記憶に残っていません。笑
なんやかんやで東照宮の入り口に辿り着いたのは16時すぎ。
奥宮は16:30に閉じてしまうとのこと、陽明門をくぐった時点でもうすぐ16:20。
階段も長そうだし今回はあきらめようか~と平和的に3人で話します。
奥宮へと続く参道の入り口にある眠り猫だけ拝んで引き返そうとしたそのとき
友人の1人(のほほんマイペース。そこが好きなんだけど笑)が何事もなかったように
奥宮へとずんずん歩を進めるではありませんか。
え?!?そっちは奥宮だよ??
2人の間に走る困惑。止めるなら今すぐ声をかけなければ。
一瞬固まったのち私が取った行動は
何事もなかったように追いかける、でした。
もう1人の友人も、みんなが行くなら喜んでいくよというタイプなので(そこが好きだよ笑)
さっと後に続いてきてくれて。
せっかく訪れたのだから(気力と周りの同意さえあれば)すべてを見ておきたいと思っていたので
私としては嬉しい限りでした。笑
ただ気になるのは、参道を降りてくる人から漂う今にもため息をつかんばかりの疲労困憊感。
この石段、そんなにつらいのか。
後ろを振り返れば私たちのあとに続く人はおらず、前の集団からも遅れをとっています。
登ったのに、はい時間切れ~だなんて言われたら立ち直れないので必死に急な階段を駆け上がる。
文化部女子3人には厳しい道のりだった(T_T)笑
(よくよく考えれば、参道の門は下にあるので階段に滑り込みさえすれば
奥宮を見れないなんてことはなかったのですが)
無事に家康公のお墓 宝塔や叶う杉を拝んで数分前に登ってきた石段を引き返します。
ため息をつきたくなるのもわかる。笑
参道から見下ろす景色。
傾いた陽を受けて淡い輝きをまとう屋根が綺麗でした。
薬師堂の鳴瀧の由来に感心したり
美しい朱に心奪われたりしながら、主要どころを回っていきます。
それにしても足裏から伝わる冷気で凍えそう。まだまだ日光は寒かった。
国宝 陽明門が平成の大修理を終え、4年ぶりのお披露目となったのは今月10日のこと。
(訪れたのは国試合格発表前日)
なんてタイミングがいいんだろう!
豪華絢爛を体現したかのような陽明門。
後は追い出されるようにさ~っと眺めて終了。
(私たちが通りすぎると扉を閉めたりおみくじをしまったりと、本当に最後の最後)
結局、三猿を拝むことなく出てきてしまいました。
45分で東照宮をくまなく見るのは無理なようです。笑
お土産は、日光湯波に日光ろばたづけ、そして宿で飲んで美味しかった地酒。
なんだろう、この渋いチョイスは。笑
日光は小学生以来でしたが、大人になってから訪れた方がより楽しめるようでした。
それにしても、周辺を含めもっと東照宮をゆっくり観光したかった。
次はもっと計画的に。
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