お菓子な徒然diary

趣味のお菓子作りについて綴ります。ときどき日々の出来事も。

リフレッシュ休暇② ~moksa~

2023-03-28 06:00:47 | 旅行

さあさあと降る雨音で目覚めた2日目。

昨晩あれだけ食べましたが朝は気持ちの良い空腹感です。

朝食は和食・洋食・養生の3種類から選びます。湯葉粥がいただける養生朝食と迷いに迷いましたが和食にして大正解。

大原野菜を使ったサラダやおかずに、新鮮な平飼い卵の卵かけごはんがいただけます。

炊き立ての土鍋ご飯。お米がつやつや。

黄身が濃くて美味しそう~

これに出汁醤油を合わせて、こう!

幸せ♡

 

そして一番感動したかもしれないお味噌汁。

このお味噌汁、さつま芋が入っているのですがそれがとんでもなく甘いのです。

これは絶対なにか仕事をしているなと思い訊ねてみると、なんと2時間ローストしたさつま芋を使っているのだそう。

そんなに手間暇をかけているなんて…!家庭では真似できません。

『最高のお味噌汁を作れ』という指令のもと出来上がったお味噌汁。最高に美味しかったです。

 

卵かけごはんはお代わり。

二杯目も変わらず幸せな美味しさ。

お庭の枝垂れ桜が見える窓際のお席での朝食でした。

 

チェックアウトの前に、お茶会が楽しすぎてもう一度お願いしちゃいました。

この日は白茶。

ほのかな甘みが感じられるやさしい味わい。

七煎も楽しめるのだそうでまたまたお喋りしながら美味しくいただきました。

上から時計回りに

よもぎの浮島(…であっているかな?名前を失念しました)、デーツx胡桃、山椒とお味噌のクラッカー、米粉と米油のクッキー、紫蘇の琥珀糖

どれも美味しすぎる♡

琥珀糖は大原の紫蘇を使っていて、この赤紫蘇は最も原品種に近く色・香り・味ともに最高峰なのだそう。

浮島もよもぎの香りがしっかりとしていてとても好みのお味でした。

 

全国にファンを抱える陶芸家市川孝さんの作品たち。

チャーミングなエピソードとともに器の話もたくさん伺って。

話は盛り上がり、仕込み中の柚子の琥珀糖も見せていただきました。

この余った切れ端も愛おしいのですよね。

しゃりしゃり感が控えめでこれもまた美味でした。

 

雨の日でも楽しめますよと建仁寺をお勧めしていただきその日はそちらを参拝することに。

あとは以前から気になっていたとある場所に伺うことにしました。

 

朝は本降りだった雨も宿を出ると小雨に。

まずは建仁寺へ。素晴らしい日本庭園を縁側でゆっくりと望みます。

枯山水。

砂紋が美しくてずっと眺めていられます。

吸い込まれそうに鮮やかなブルーの襖絵。

雲龍図。飛び出してきそうな迫力です。

こちらは双龍図。

天井いっぱいに描かれた2頭の龍。先ほどの襖絵と比べるとなんだかちょっとかわいらしいです。

拝観者も少なく雨の日でもゆったり過ごせる建仁寺、本当におすすめでした。

 

そして以前から行ってみたかった蹴上インクライン。

世界最長の傾斜鉄道の跡地で、線路内から桜並木を愛でることができます。

 

どこへ足を運んでも見事な満開の桜が楽しめて、とてもよいタイミングで訪れることができました。

さあまたがんばろう。

 

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リフレッシュ休暇① ~moksa~

2023-03-27 06:00:36 | 旅行

1年ぶりの更新となってしまいました。

昨年は異動があり環境ががらりと変わってばたばたしておりましたが、それも落ち着き有給消化をしてまいりました☆

 

『そうだ 京都、行こう。』ということで行き先は桜が満開な京都へ。

直前に思い立って決行した弾丸旅行でしたが、期待以上に素敵なお宿でとても心が潤う旅になりました。

 

天気予報は雨だった当日、京都駅に降り立つと傘を差している人はおらず、ラッキー♡

行きの新幹線で考えた観光コースは、八坂神社~丸山公園~高台寺~清水寺。まずは八坂神社へ向かいます。

観光客はわりとまばらで快適に参拝できました。

控えめに桜が咲いています。

そのまま円山公園ヘ。

残念ながら露店は閉まっていましたが、お花見客で賑わっていました。

圧巻の枝垂れ桜。

ねねの道。

続いて高台寺へ。

こちらも桜がきれいです。

開山堂を囲む庭園をぐるりと散策。

波心庭の枝垂れ桜。

竹林ってどうしてこんなにも癒されるのでしょう。

そこから二寧坂、産寧坂と歩みを進めるにつれ増えていく人、人…

宿へ向かう時間も迫っていたことから人の多そうな清水寺は断念しました。

 

そして旅のメインのお宿です。

再生、生まれ変わりをコンセプトにしたホテル「moksa」。

その名は梵語で解脱や解放意味する言葉で、伝統茶や蒸し風呂、大原の野菜を用いたお料理を通して心と身を清めてほしい

という想いが込められているそうです。

ゆったりくつろげる素敵なお部屋。

こんな遊び心も。

さて、さっそくお茶会を体験してきました。

東方美人をいただきます。

甘いマスカテルフレーバーがほのかに感じられるこのお茶は、ダージリンティと同じ製法で作られる台湾茶。

似た香り・味わいなのも納得です。

自家製の小菓子がまた美味しくて夕食前なのにどんどんお茶が進んでしまいます。

お酒が好きですとお話したら、お食事の際によかったらとお勧めを教えてくださいました。

季の美、おいしいですよね!

 

お茶を淹れてくださるお姉さんと談笑しているとあっという間にディナーの時間に。

楽しいひとときが過ごせました。

ちなみにその日の観光コースを話したらしぶいですねと言われました。笑

 

お待ちかねのディナー。

大原の野菜をふんだんに使った薪火料理です。

お品書き。

煎り番茶のジントニック。

スモーキーな香りがたまらない美味しさです。薪火料理との相性も抜群でした。

 

すっぽんの茶碗蒸し。

ツブ貝に合わせるのはアルゼンチン発祥のパセリソース。さわやかな酸味でそれだけでもいけちゃうくらい美味しいです。

香ばしくローストされたもちもちで美味しいパン。

ふっくらでぷりっとしたヒラスズキに甘い春キャベツ。

そしてこのサフランソースが絶品。

あさりの出汁にベルモット、サフランを加えたソースなのだそうです。

 

お姉さんにお勧めされた季の美のジントニック。

ワイン樽で熟成したジンだそうで、柑橘系の爽やかな香りのするすっきりとした味わいで飲みすぎ注意な美味しさでした。

 

地鶏と西洋人参のロースト。

人参が甘くて濃厚でおいしい~

お肉はしっとりやわらか。そしてね、これまたソースが最高に美味しいの。

竜眼、陳皮など(だったかな?)の生薬と保命酒をベースにした甘くスパイシーなソースです。

お肉はボリュームがあって一瞬ひるみましたが笑、薪火でローストすることによって余分な脂が落ちぺろりと平らげてしまいした。

 

京都の手打ちおうどん萬樹と試作に試作を重ねてようやく出来上がった手打ち麺。

ほどよい噛みごたえのある味わい深い麺に、スズキのお出汁がきいたつゆがよく合います。

 

とにかく薪火でじっくりローストされたお野菜やお魚、お肉の美味しいこと!

一品一品に工夫が凝らされていて幸せなディナーでした。

 

お庭の枝垂れ桜が見えるお席に移動してデザート。

マカロンはなんと梅のフレーバー。きゅっと酸味がきいていてとても好みなお味でした。

 

お夜食にどうぞとおいなりさんを持たせてくださいます。

もうお腹いっぱいで何も入らないよ~~~と思いましたが

あまりに美味しそうな香りに、お部屋で薬酒と一緒にいただいちゃいました。

薬酒の種類は季節により変わるのだそうです。

はぁ幸せ♡

長くなってきましたので2日目に続きます。

 

ちなみに外科専門医は受かっていました♡

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