WHITE STREET 徒然記

フォトグラファーの端くれである吉澤忍の気まぐれブログです。

ソフトバンクのCMから

2009-04-30 18:13:48 | Weblog
いつものブログに書く内容ではありませンが
どーしても書きたくてウズウズしている事をw

このCMが初めて流れた時、
自分は大爆笑しまシタw



何故ならネタの出所が一発で分かってしまったからデス。


映画「八甲田山」


「お父さん」の声を当てている北大路欣也さんが神田大尉役で出演していマス。
出演陣が豪華で、映像としても迫力がありマス。
何でも八甲田山での現地ロケは役者数名が逃げ出した程の過酷なものだったとか。

能楽「恋重荷」と変なオーバーラップ

2009-04-25 19:32:33 | Weblog
先ずは読売新聞の記事から。

女子大生に猛アタック、最後は「焼き殺すぞ」…70歳男逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090424-OYT1T01247.htm

いやはや・・・
「お若いですなぁ・・・」
としか言えないのデス。

自分が「事件・事故」を取り上げる事は少ないのデスが、
この「年の差」を扱った能楽があったので、それを紹介。




「恋重荷」(こいのおもに)

舞台は菊の花薫る九月の白河院。
その菊の世話をする庭師の老人、
山科荘司(やましなのしょうじ)がこの物語の主人公。

ある日、荘司は一人の女御(にょうご:天皇の後宮の身位の一つで、天皇の寝所に侍した。位は、皇后・中宮に次ぐ。)を見かけ、好意を抱く。

それを知った女御が臣下に命じ、
きらびやかな布で包んだ荷を示し、
これを持って庭を百回も千回も回ることができたら姿を拝ませようと言う。

荘司は力を尽くして挑戦するが、重荷は岩を錦に包んだもので、
荘司の老いた力ではどうすることもできない。
絶望のあまり荘司は女御に弄ばれた事に対して恨みを抱いて憤死する。

(ここまで前半部)

従者から老人の死を聞いた臣下は
女御にその由を告げ、
こうした者の一念は恐ろしいから一目見るように勧める。

女御は憐れに思い、
重荷の所へ行ってそれを悔やみ、やがて立とうとするが、
盤石に抑えられたように動くことが出来ない。

そこへ荘司の亡霊が現れ、
女御に恨みを述べ、激しく責める。

うるんだ瞳で女御に懇願され、
荘司はやがて恨み心が和らぎ
千代までも女御の守り神になろうと誓って姿を消す・・・

(終わり)


「げに恋は曲者なり」
というのがこの能楽の有名な台詞デス。

年齢差、身分差が入り混じっており
女心の恐ろしさと男心のやりきれなさが
この能楽の魅力という人もいマス。

この「恋重荷」の場合、
荘司に罪はあったのか?
女御に罪はなかったのか?
ブログを御覧の方はどちらだと思いマスか?

普通であれば、
この読売新聞の記事のように
恨みに恨み通すのでしょうけれども、
荘司は「守り神になる」と言い放っていマス。


今の風潮では
「草食系男子」等という語句も出回っておりマス。

自分が思うに
恋をした後の失恋が恐ろしく、恋が出来ない人達が多いのではないか?
というのが原因で
「草食系」が多くなったのではないか?と解釈してマス。

はたまた、この「恋重荷」のように
恋をした人間が滑稽に見える
そうなるのはゴメンだ、というのもあるかもしれませン。

また「ストーカー」という事例も原因かもしれまセン。
恋心を抱いたはいいけども、
行動の一端では「ストーカー扱いされるのではないか?」と
余計に億劫になるのかもしれませン。
「ストーカー=犯罪者」ですからね。


「恋」というのは
「げに曲者」ですなぁ・・・。

もう来週

2009-04-23 23:57:18 | 雅楽・舞楽
早いもので
来週の水曜日が舞楽神事になりマス。

前回の練習から
陵王の面をつけての舞の練習をしていマス。

面をつけるとありとあらゆる感覚が変わってきて
時折バランスを崩して足がもつれたりしてもう大変デス。



再度、本年度の舞楽神事の内容を御連絡しマス。

日時:2009年4月29日 AM10:00~
場所:一宮市 真清田神社

曲目内容
・桃豊舞(とうほうのまい)
 真清田神社オリジナルのものデス。
 男声の歌物に巫女4人による舞が伴いマス。

・管絃演奏
 『黄鐘調 西王楽破』
 『黄鐘調 越天楽』
 自分が篳篥を演奏しマス。
 こちらでは狩衣を着ている姿が見れマス。

・舞楽
 『振鉾』
 舞楽における「露払い」ともいえる舞デス。
 禰宜さん2名が舞いマス。
 鉾を持って舞う勇壮な姿が魅力デス。

 『胡蝶』
 巫女さん4人による「蝶々」の舞デス。
 カメラマンによるシャッター音が響きそうデスw

 『蘭陵王』
 自分が舞いマス(汗)
 面をつけて舞う勇壮華麗な舞デス。
 
 『長慶子』
 退出曲デス。
 自分は舞の直後なので参加出来ません。


もし、
「当日は必ず見る!」
という方がおられましたら
レスなど頂ければ非常にありがたいデス。 

ショック!!

2009-04-21 22:59:36 | Weblog
今月の日本カメラの見開きを見ると・・・

「ありがとうペンタックス67&645」


!!
!!!

も、もしかして
生産中止か!?

それでペンタックスのHPに行くと・・・
http://www.pentax.jp/japan/news/announce/20090324.html

(T△T)

デジタルカメラが
中版フィルムカメラをも食い始めてるのだなと
痛感しまシタ。

中版フィルムカメラはこのまま行くと
ハッセルブラッドだけが残るのかもしれないデスね・・・

画像は所持しているペンタックス67
大学時代の恩師に格安で譲って頂いたものデス。


7月に開催する写真展「5 Eyes」では
この67で撮影した作品を迫力の全紙サイズで展示する予定デス。

新緑が眩しい

2009-04-20 23:34:30 | Weblog
自宅や職場周辺の木々が
新緑を呈し始めて、目を楽しませてくれマス。

先だっての18~19日に
真清田神社で結婚式の御奉仕(つまりは篳篥の演奏)をしてきまシタ。

境内のクスノキは
それはもう見事な新緑が芽吹いておりまシタ。

18日はカメラを持たずに神社へ行ったので
「撮影すべきであった」と後悔して
翌19日に集中的に撮った次第。

また、上旬に撮影した源平桃も
紅白の花の中に黄緑色の鮮やかな葉を伸ばし始め
更に目を楽しませるものとなっておりマス。

(画像は800*600ピクセルの壁紙サイズになっていマス)

久々に出してみた

2009-04-19 14:45:49 | Weblog
もう4年前になるんですなぁ・・・

2005年の秋に友人の星見人さんと共に
「どうでしょう祭」に行ってきまシタ。
勿論場所は北海道は札幌。

時期は秋でシタ。

そこで「どうでしょう」タイトルロゴをデザインしている
浜田次朗さんが一筆書いて頂けるというイベントもありまシテ、
自分も参加してきまシタ。

TVで見られるタイトルロゴはこんな感じ・・・


他の皆さんはどんな風に書いて頂いたかというと、
番組中の名セリフをもじったり、そのものを書いてたりと。

とか

とか。(「~~」には個人名が入りマス)


自分は
先の愛知万博に参加したというのもあり・・・
画像に見られるように一筆書いて頂きまシタ。

「花開いて万国春」

このように書いて欲しいと浜田さんにメモを見せ、
浜田さんは一言。
「随分洒落た言葉だねぇ」

それまで豪快な筆致に使っていた太い筆を置いて
細い筆で流れるように書いて頂きまシタ。

折りしも今は春。
時期に合わせて出してみまシタ。

舞楽写真集 ~2~

2009-04-16 19:59:04 | 雅楽・舞楽
前回の「舞楽写真集」から随分と時間が経ってしまいまシタ。

実は今回の舞楽神事で
自分の舞う候補の一つに「還城楽(げんじょうらく)」がありまシタ。
しかし、今後の事もあり
先ずは「蘭陵王」という事に。

還城楽はヘビと撥を持って舞う
軽快な舞デス。
ヘビを食す西方の民がヘビを見つけて喜ぶ様を表現しているのだとか。

画像は800*600ピクセルの壁紙仕立てにしてありマス。
(2006年熱田神宮舞楽神事より)

雅楽もいっしょ

2009-04-15 23:27:58 | 雅楽・舞楽
さて
久々のどこでもいっしょのトロのイラストをw

今回はリクエストの多かった
舞楽「青海波」の衣装をトロに着せてみまシタ。

源氏物語1000年紀ということで
光源氏と頭中将が舞った「青海波」は
あちこちで披露の機会が多かったようデス。

2月11日に国立劇場において
宮内庁式部職楽部による
「輪台」~「青海波」があったのデスが、
この日ははっきり仕事でシタ(T▽T)

春も終盤か?

2009-04-13 00:51:55 | Weblog
桜が散って、次に八重桜が咲く展開でしょうか?
もう、動いたら汗ばむ程デス。

この週末は雅楽漬けな展開で
舞楽『蘭陵王』の稽古でヘトヘトでございマス。

色々と修正しなければならない所がありまして、
明日からの個人練習は
徹底的に舞を舞う事が確定デス。


画像はその稽古の帰り道で
自宅の近所で見かけたレンゲ。
見事な程に咲き乱れてまシテ
「花の波」とも表現したくなりマス。

画像は記録用カメラのLumixで撮影したものデス。
勿論、ライカでもカットを切りまシタ。

春を満喫する

2009-04-09 00:30:45 | Weblog
自分の住む岩倉周辺の桜は「散り初め」の頃合となりまシタ。
桜以外にも・・・
菜の花、レンゲ、桃などなど・・・
写真の素材には事欠きませン。

その中のいくつかを短辺600ピクセルの壁紙仕立てでUP。


真清田神社境内の源平桃
先だっての桃花祭の演奏を終えてから撮影しまシタ。


岩倉・五条川の桜と菜の花


岩倉・田圃の菜の花


ライカの28mmのレンズのフィルター径が48mmとマニアなサイズなので
ステップアップリング&49mmをしているのデスが、
周辺部にフィルターが写りこんでしまうのデス。

ステップアップリング&ワイドサーキュラーPLでも
やはりフィルターの写りこみが・・・(T△T)

手間デスが、72mmのフィルターをかざしながら撮影するようにしてマス。



常々思う事なのデスが、
こうやって動植物の撮影をしていたり、
雅楽の演奏をしていると
「自分は人間である」という意識がはっきり持てマス。

撮影の場合は
「生物としての人間」を感じ、

雅楽演奏の場合は
「伝統・歴史の中にいる人間」を感じるのデス。

しかしながら、
会社勤めの場合であると
自分を人間でなく「道具」と感じる事がしばしばありマス。
この不況の御時世ゆえかもしれないデスが・・・