雅楽愛好集団「葉二」 10月期練習日のお知らせ

雅楽愛好集団「葉二」は初心者からベテランまで楽しく練習を、というコンセプトで活動しています。
見学者大歓迎です。

10月期の練習日は以下の通りです。

10月13日（月・祝）、10月27日（月）

時間：18時～21時　（出入り自由）
場所：岩倉市青少年宿泊研修施設「希望の家」482-0015 岩倉市川井町江崎3819-1
参加費：1回につき500円（但し見学者無料）

植毛作業終了

ようやく「胡飲酒」（こんじゅ）の面の植毛作業が終了しました。

作業風景をちょこっと紹介。

φ2mmのドリルで穴を開ける


コスプレ用のカツラを糸でまとめて、手芸用ボンドで固定

今回の植毛作業にあたり、
熱田神宮の収蔵品である「胡飲酒」面を宝物館でじっくり観察し、穴の位置などを把握してからの作業となりました。
ただ、残念なのは…
馬の尻尾の毛ならば、固いので毛のカールがかっこよくなるのですが、如何せん化繊の髪、前のめりになると「貞子」と化してしまうのがｗ

手に入れた

舞楽「皇仁庭」（おうにんてい）の面を手に入れました。
今までの面は乾漆でしたが、今回のものは一木造！

「皇仁庭」は現在では肌色の面。
この面は手向山八幡宮所蔵のものの写しかと思われます。手向山八幡宮のものは緑色に彩色されたとの話ですから。

あと、眉間の皺が3つになっていない事も気がかり。

植毛作業

舞楽面「胡飲酒」と「貴徳鯉口」に植毛作業をしようと、
ドン・キホーテでコスプレ用のカツラを購入して活用してやろうとｗ


先ずはどんな感じになるのかを「貴徳鯉口」で試しました。

髭の量が多いかな？


髭の位置は国立博物館に所蔵されているものを参考にしました。
本来ならば馬の尻尾の毛を使う所ですが、何分価格が高く、あれこれ考えあぐねた末の結果なのです。

法隆寺所蔵の「貴徳鯉口」は朱に塗られていたそうなので、これはこれでアリかな～？

演奏会に足を運びまシタ。

舞楽「貴徳」が舞われるという事で、宿直明けの睡眠を欲する体調ながら撮影をして参りまシタ。
PCの壁紙用に800×600ピクセルの画像に編集し直しまシタ。