WHITE STREET 徒然記

フォトグラファーの端くれである吉澤忍の気まぐれブログです。

小さな発見

2013-07-23 10:53:07 | Weblog
7月15日のイベントで、子供達が植えた大豆、
1週間後の7月22日には…

本葉まで見せる程の急成長!
19日には双葉だったとを考えると、大豆ってスゴい植物だなぁと純粋に思いまシタ。

今朝、「希望の家」のロビーを掃除していたら…
3cmくらいの生きものがウロウロ。
それはヤモリの子供でシタ。
そっと捕まえて外に放しまシタ。

皮が付いていたので脱皮後だったようデス。

わくわく体験教室 「ジャガイモの収穫とクッキング」

2013-07-14 21:55:40 | Weblog
タイトルの通り、
本日は「希望の家」でジャガイモの収穫を行いまシタ♪
実は、先月辺りでジャガイモが病気に係り枯れてしまったのデスが、
肝心のイモは小さいながら実っておりまシタ♪

先ずは収穫デス!

手で次々掘り進めていきマス。

どんどんイモが出てきマス!

ひょうたんみたいなイモが出てきた!

イモムシがいたよ!

小さいながらも充分食べれる量が採れまシタ♪

イモの泥を落とす

農業指導を頂いているMさんが、子供達がイモを洗っている間に畑の畝を整えて頂きまシテ…
コレを植える事にしまシタ♪

大豆


子供達に大豆の植え方を解説

次々に大豆を植えていきマス。


午後からは収穫したジャガイモでクッキング!
1品目は北海道名物のイモもち。

茹でたイモを潰して…

片栗粉を混ぜて耳たぶ位の柔らかさにしていきマス。

円柱形に整え、包丁で厚さ約1.5cmに切り

油をしいたフライパンで焼いて完成♪

2品目は蒸し器でふかしイモを作り、バターをつけてジャガバターに♪

それでは、いただきマス!





後片付けも大事だよ~。


今回はイモの収穫量は少なかったデスが、
イモを掘り出した時の子供達の表情が、宝物を見つけたような、眩しい顔をしてまシタ。
また、畑にはダンゴムシ、バッタ、カマキリ、イモムシなどの昆虫がいた事も、発見に繋がったように思いマス。

藍の成長

2013-07-09 11:37:19 | Weblog
来月2日に、「わくわく体験教室」で使う予定の藍デス。

暑い季節になってからの成長が早いデス。
これで20cmくらいの背丈になってマス。

藍という植物は横展開しながら成長していくのかなー…

根が節になる所から生えてきてるんデス。

横展開しながら成長していくのはツユクサやイチゴなんかがそうデスからね。

真似事

2013-07-07 13:28:51 | Weblog
今日は七夕デス。
また、「乞巧奠(きこうでん)」でもありマス。

乞巧奠は早い話が「芸事に感謝する行事」デス。

画像がその真似事。
しかし…

梶の葉 → ないから桑の葉っぱで代用(後で調べてみると、カジノキはクワ科の植物でシタw)
カメラ → こういった形でカメラに感謝するのもいいかなw

お供え物は?

ツッコミ所満載デスw

【雅楽及び神社関係者へ】 ゴスペラーズを見ていて湧いた疑問

2013-07-05 23:31:32 | Weblog
【雅楽及び神社関係者への質問】となりマス。

タイトルにもあるように、
ゴスペラーズの歌唱の映像を見ていた時、
メンバーの北山さんが時折、音叉(おんさ)を使って音程の確認をしているのを目にしまシタ。

さて、ここからが質問デス。

Q.「神事及び祭礼中に奏楽や神楽歌などある場合に、御祓中の低頭している間や歌の直前に音叉で音確認をやってもよいのでしょうか?」

考えられる事としては…
「神楽歌をより良くする為」という、ある種の「プロ意識」ともいえる大義名分を掲げる事が出来マス。

ただ、全体の「神事」「祭礼」に於いてそれはOKなのか、NGなのか?

自分個人としてはNGだと判断しておりマス。

有名な雅楽団体の演奏を見る限り、
管絃演奏の前には笙の一音を静かに吹いて楽筝や琵琶の音の微調整をしたりする事があるので…

皆さんの所ではどうでしょうか?
各所のコメント欄で御返答を頂けると助かりマス。

三保の松原

2013-07-01 21:44:10 | Weblog
富士山が世界遺産になるにあたって、
日本側のロビー活動で世界遺産になる事が出来た「三保の松原」。

「世界文化遺産」になった背景は歴史的な伝説のお陰かと思いマス。
よく語られる「羽衣伝説」の舞台が「三保の松原」なのデス。

先ず、物語要素の強い能楽「羽衣」から…

~~~~~
東遊の数々に。東遊の数々に。
その名も月の色人は。三五夜中の空に又。満月真如の影となり。御願円満国土成就。
七宝充満の宝を降らし。国土にこれを。ほどこし給ふさるほどに。
時移つて。天の羽衣。浦風にたなびきたなびく。三保の松原浮島が雲の。愛鷹山や富士の高嶺。
かすかになりて。天つ御空の。霞にまぎれて。失せにけり。
~~~~~

さて、「東遊」と出てきまシタが…
これは雅楽における一大歌曲の「東遊」(あずまあそび)の事デス。

奈良時代~平安時代にかけては
関東地方以北は「未開の地」扱いを受けてまシタ。
中央(現在の京都)では関東地方の民謡を「東歌」(あずまうた)と呼んで
中央に歌いやすいように変化していったものとされマス。

「東遊」、
雅楽の中ではどのように歌われているか、
文字に起こしてみマス。

~~~~
(1)狛拍子

(2)阿波礼
   天晴(あはれ) お お お お

(3)音出

(4)一歌
   はれな 手を調へろな 歌調へむな 相模の嶺(ね)

(5)二歌
   え 我が夫子が 今朝の言伝は 天晴
   七つ絃(を)の 八つ絃(を)の琴を 調べたること
   や なほ懸山の桂の木や お お お お

(6)駿河歌歌出

(7)駿河歌一段
   宇渡浜(うとはま)に 駿河なる宇渡浜に
   打寄する波は 七種(ななぐさ)の妹(いも) 言(こと)こそ佳(よ)し

(8)駿河歌二段
   言こそ佳し 七種の妹は 言こそ佳し
   逢える時 いささは寝なんや
   七種の妹 言こそ佳し

(9)加多於呂志(かたおろし)

(10)阿波礼

(11)求子歌出(もとめこのうただし)

(12)求子歌
   千早振る 神の御前の 姫小松
   あはれれん れれんやれれんや
   れれんやれん 可憐(あはれ)の姫小松

(13)大比礼(おおびれ)歌出

(14)大比礼歌
   大比礼や 小比礼(こびれ)の山 速(は)や寄りてこそ

~~~~~

こうして見ると、
端的ではありマスが、羽衣伝説の一大組曲的な扱いデス。
尚、「東遊」の歌及び舞人は全て男性デス。

この「三保の松原」は、
少なくとも平安時代から語り継がれた
「文化遺産」としての価値は十二分にあると、自分は思いマス。