WHITE STREET 徒然記

フォトグラファーの端くれである吉澤忍の気まぐれブログです。

わくわく体験教室 「牛乳パックハガキづくり」

2016-11-27 17:52:58 | Weblog
本日はタイトルにある通り、牛乳パック紙による紙漉きを通じたハガキづくりを行いました。
イベントを行うにあたり、牛乳パックの提供をして頂いた方々に感謝申し上げます。


3日ほど水に漬けこんだ牛乳パックを…


表と裏にあるビニール膜を剥がします。


ベース部分を細かくちぎって


水を加えてミキサーにかけて、さらに細かくしていきます。


ミキサーをかけた後の状態。ドロドロ。
この時点で「キモい~」とか言い出す子供が出ますw


このドロドロを道具で漉いていきます。


漉いた後はフェロタイプ板に移し、余分な水をタオルに吸い取ります。


乾燥機にフェロタイプ板ごと乾燥にかけます。


そして乾燥後は郵便番号の枠をスタンプ。


ミキサー後のドロドロした状態ですが、子供達ごとに細かさが違っておりました。
大き過ぎで漉きに向かなかったりした子も。
何より、紙が出来ていく工程に興味を持ってくれたようで何よりでした。

また、暗室用品がこんな形で役立つのもビックリしました。

今日は岩倉ボランティアサークルからアースくん、そしてアースくんのお友達のめぐみんさん、お疲れ様でした。

「陵王面」 図面起こし

2016-11-10 17:21:34 | 雅楽・舞楽
昨日の加佐美神社の宮司さんからのアドバイスを基に、
手元にある陵王面を実寸に描き起こしました。

大きい… 想像以上に大きい!

最初に描き起こした時は面の長さだけで30cmになりまして。
「んなバカな~…」と思い、以前に手に入れた「還城楽」面と比較しながら描き起こしたら…28cm。

今回は面の部分だけ。
「頭上の龍」は別途図面に描き起こします。

ないのなら、作ってしまえ!

2016-11-09 17:28:36 | 雅楽・舞楽
本日、岐阜県各務原市の加佐美神社さんに御邪魔しました。

以前より雅楽関係者から、「宮司さんが舞楽面を作られている」との話を聞いておりまして、
今回は宮司さんに「製作の流れ」を伺ってきました。

自分が再現を試みているのは…

熱田神宮所蔵の「蘭陵王」面。画像は自分が所蔵する「写し」。

宮司さんからは…
・この面は縮小してあるから、サイズアップした図面を作る必要がある
・正面、側面それぞれの角度の図面を方眼紙を使って描く
・面の材料の確保。桐材は軽くて加工しやすい、クスノキやホオノキも加工しやすい
・サイズは最低でも24cm×16cm×26cmの一木材
・鑿(のみ)は最初だけ、以降は彫刻刀がいい

…などなど。
時間はかかるかもしれないですけどね。チャレンジしますよ。

TOP画像は宮司さんが作られた「蘭陵王」面。