WHITE STREET 徒然記

フォトグラファーの端くれである吉澤忍の気まぐれブログです。

「北の大地からのメッセージ」

2007-10-26 18:18:42 | Weblog
愛・地球博で写真家故星野道夫氏をテーマに活動した市民団体「心のアラスカ」による写真家・故星野道夫氏の著書・写真集のスライドと朗読、動物写真家のカナダでタテゴトアザラシやシロクマ、日本ではホタルを撮り続けている小原玲氏をお招きして写真のスライドを通してのお話しをしていただきます。子ども及び親御さん向け(午前の部)1回、大人向け(午後の部)1回の回講演を行います。
 小・中・高等学校の教科書にも採用されている故星野道夫氏・小原玲氏の作品をスライドと朗読・講演で紹介することにより、アラスカ・カナダにおける厳しい自然の中での美しさ、脆さ、命の繋がりを伝えることで、人と自然・人と人の繋がり、環境問題に関心を持つきっかけづくりに貢献できれば幸いです。


私も僭越ながらハクチョウ達の作品を会場内に展示致します。

日時:
平成19年12月2日(日)
午前の部10時15分~12時(開場9時45分) 定員500名
午後の部15時~17時(開場14時30分)   定員500名

場所:
愛知県 岩倉市総合体育文化センター 多目的ホール

午前の部プログラム:
「心のアラスカ」による
故星野道夫氏のスライド(25枚)&朗読ショー(30分程度)
1.ジリスの自立~長い旅の途上より
2.クマよ
3.アラスカの夏~長い旅の途上より

小原玲氏によるスライドとお話し(1時間程度)
「うみへのながいたび」
 小学生1年生の国語の教科書(教育出版「こくご1下」)に掲載されている、「うみへのながいたび」に関する話(シロクマの親子のお話し)をスライドと質問をまじえながらお話しします。

午後の部プログラム:
「心のアラスカ」による
故星野道夫氏のスライド(46枚)&朗読ショー(50分程度)
1.『長い旅の途上』より
2.『ナヌークの贈りもの』より

小原玲氏によるスライドとお話し(1時間程度)
「アザラシの赤ちゃんからホタル-生き物と地球温暖化」
 カナダで毎年撮影しているシロクマやタテゴトアザラシ、日本でのホタルのスライドを紹介しながら、極北での厳しい自然の中で愛くるしく育つ生命の素晴らしさと、地球温暖化の影響、日本での「ホタル」の撮影を通して体感したことなどをお話しします。


詳しい内容は以下より。
http://iwakura-cb.com/20071202inf/

田立の滝

2007-10-23 22:25:51 | Weblog
先週の土曜日の事であるが、長野県の南木曾町にある田立の滝に赴いた。
金曜日から有休を取って尚且つ4連休であった故、信州駒ケ岳に赴こうとしたが、
紅葉の時期であり、人出が多い事が予測された。
それを避けるかのように私は秋の足音が聞こえ始めた田立の滝へ自然と方向を進めていってしまった。

田立の滝は崩落の危険があり、暫く通行禁止にして遊歩道を整備するとの事であったので
見納め(?)という事もあった。

断っておくが、田立の滝へのアプローチはトレッキングを要する。
普通一般の軽装で来られると痛い目に遭う事を明言しておく。
木道や吊橋とかはあるが、所々不安定であり、滑りやすく危険である。

滝周辺は秋が入り始めたのか、木によっては勇み足なのか紅葉や黄葉を呈しており緑が濃い森の中に明るさを与えていた。
夏の森の中は薄暗さがあり、ある種の気味悪さがあるが、
秋に入ると不思議と緑が明るくなったように感じる。

田立の滝は幾つかの滝の構成を称して呼ばれる。
「天河の滝」「不動滝」「霧ケ滝」「螺旋滝」などなど。

赴いた時には人とすれ違う事が数度で、滝とも静かに向き合う事が出来て心地よいものとなった。

周辺の木々や草花は低い所から秋が見え隠れしていた。
写真はその一つ。
タラノキの一種かどうかは分からない。調べる必要があるだろう。
(トゲがあるのだが、私が知るタラノキのように葉は丸くないし…)
私は植物学者ではないので、細かい事は知らない。
手元に樹木関連の書籍もない…

キノコ類もベニハツ(食えるらしいのだが、過去に食べた事のある方から伺うに非常に辛かったと聞いている)もあちこちで見かけた。

コスモス

2007-10-16 22:42:08 | Weblog
この時期になるとよく写真の題材にされることが多い。

大体はスカッと晴れた秋空との対比に用いられる事がある。
この所、気が向くと全てが曇りか雨になるので雨の中のコスモスをライカのレンズで撮影してみた。

レンズのヌケの良さ・ボケ具合はやはり一品である。

また、雨の中のしっとり感も出ている。
ライカのレンズの凄さはこういうところにも出るものなのか…

去年の末に水越武氏と知床のトドの撮影に動向した際に、
ライカのレンズでは降りしきる雪の質感も出るんだ
と言われたのをふと思い出した。

雪の中の白鳥達の撮影にフツフツと意欲が湧いてきた。

10/6~8にかけて

2007-10-10 21:52:34 | Weblog
東京に足を運んだ。

その前に、5日に起きた事件を書かねばなるまい。

前の日記でCanonのプリンターiP4300を購入したと書いた。
7年来使ってきたEPSONのPM-760Cを捨てようとPCから切り離しておいた。
 
仕事を終え、東京へのお土産を買って意気揚々として旅行の荷造りをしていた時、
目の前に粗大ごみの日でないはずのEPSONのプリンターが目に入った。
「捨てるのを忘れたのだろう」とふとPCに目を遣ると…

EPSONのスキャナーGT-7600が綺麗に無くなっていて、その場所にはトロのぬいぐるみがちょこんと座っていたのであった。

母に問い詰めてみたら…
「あれってプリンターじゃないの?」
と驚愕の返事。

そう。母は「プリンター」と「スキャナー」を取り違えて「スキャナーを捨ててしまった」のである。

私は、怒るを通り越して呆れてしまった。
PCをいじらない人種にとっては「スキャナー」も「プリンター」に見えてしまうようである。
ここで予想もしない出費が確定したのである。

勿論の事、母は平謝りでしかなかった。


10/6
夕べの「事件」に少なからず意気消沈し、AM8:30家を出る。
AM9:00前に名古屋駅に立ち、新幹線に乗る。
乗車中、友人I氏から連絡があり、有楽町に合流する事となる。

AM11:00東京・有楽町。
日比谷通り口でI氏を見つける。
銀座へは
「黒田陶苑」
「銀座もとじ」
「キヤノンサロン銀座」
「レモン社」
などなど…
見物をする。

I氏は「いい物を見る」というより「違った観点」で銀座を見ていたようだ。

次に向かったのは、秋葉原
そう、捨てられたスキャナーの代わりを探すべくやって来たのである。
I氏の薦めにより購入したのがこのCanoscan8800Fである。
キヤノンのスキャナの中では高級機というらしい。

秋葉原に来たので、いつも足を運ぶ店があるので向かう。
え?メイド喫茶?バカ言っちゃいけない。
登山用品を扱う「ニッピン」である。
店長の平川さんにご挨拶をした。

PM6:00に秋葉原を離れ、PM7:00に登戸でひじり~氏と合流し、焼肉を頬張る。
この日はひじり~氏宅で宿を借りる。




10/7
AM8:30起床。ゆっくりしながらAM11:00にひじり~氏宅を出て、
一路、上野の国立博物館へ向かう。
勿論、一級品の道具を見る為である。
この日は上野の博物館で大半を潰して終わった。



10/8
AM8:30ひじり~氏宅で起床。
この日はTAKAさんと会う約束をしていた。
PM1:00に横浜へ向かう列車の中で
「今回は自宅に来て~」とのメールを受信。

PM1:00TAKAさん宅着。
出迎えたTAKAさんは連日の釣りで顔の皮がめくれるほど真っ黒に日焼けしていたが、何だか体調が思わしくないようだった。

話を聞くと、どうも魚が当たったらしくお腹を下していた模様。
( ̄人 ̄)

本当ならここでお昼ゴハンをと、どこかへ行く予定だったのだろうが…
まあ、体調不良なら致し方ない(;;`)

脇でWOWWOWを見つつ、TAKAさんと談笑(?)ていたら時間があっという間に過ぎていった。
しかし、TAKAさんのテンションはいつもとはトーンダウンしていたが。

TAKAさん>
正露丸の効き目はありました?
今頃は幕張でお仕事でしょうか?
くれぐれも変なものは食べないで下さいね~(謎


【ちょっと宣伝】
ソフィストリーというウェブマガジンでTAKAさんの作品が紹介されてます。
記事はこちら

使用している道具

2007-10-02 22:41:06 | Weblog
この道具(雲台)に代えて5年ぐらいだろうか?

マンフロット460MGである。

人によっては使いにくそうであるが…
私には手持ち感覚で気軽に使えて、山行には丁度いい。
ピッケル代わりとして取っ手のフィーリングとして丁度いいのである。

撮影の際も適度なトルクで締め付ければこれほど使いやすいものはないと思っている。
でなければ、長年愛用するわけがない。

ちなみに三脚は
SLIK製のグランドマスターである。
彼とはもう10年来の付き合いになる。