わくわく体験教室「いろんな火を使ってクッキング！」

（独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」助成活動）

昨日、タイトルのイベントを行いました。
「いろんな火」という事で…
炭火・薪・落ち葉焚き・燻製といろんな火に子供達に触れてもらいました。

火を付けるにしても、マッチやライターでは味気ないので…。
「舞きり式」にチャレンジしてもらいました。






2年前にも「舞きり式」にチャレンジしてもらいましたが、この時は火が付かず、時間の都合上やむなくライターで着火しました。
今回は子供達の努力と自分の助力で着火する事が出来ました。

着火後

小さな火種から炭火・落ち葉焚き・燻製に着火。

炭火

落ち葉焚き

薪

燻製の準備

子供達には「焼きたいもの一品」と伝えておきました。
今回は色んな「焼きたいもの」が。
サツマイモ・ジャガイモ・おにぎり・マシュマロ・餅…

ボランティアで参加している学生さん達は…
玉子・しいたけ・ピザ等（＾ω＾；）

燻製にはかまぼこ・チーズ・はんぺん・かにかま・ブロックベーコン・ゆで卵を。

お昼辺りには「焼きたいもの一品」が焼き上がりました。

じゃがバター

午後からは…
ダッチオーブンを使った焼きリンゴと炭火による竹パンにチャレンジ。

リンゴは勿論「紅玉」。

竹パンの指導は岩倉ボランティアサークルのアースくんにお願いしました。











ダッチオーブンでリンゴをじっくり焼いていきます。

そうこうしているうちに燻製の出来上がりに。

いい感じに燻されてます。


燻製と焼きリンゴの試食。



後片付けと掃除も大事。

今回も子供達は「舞きり式」に夢中でした。
コツさえつかめば案外簡単に着火出来ます。

今回も岩倉ボランティアサークルのメンバーにお世話になりました。ありがとうございました。

かな文字読解訓練 ～２

鹿聲
う多ま久らたつぬるたひ尓えし徒との
於も尓那らぬはさをし可のこゑ　義清

～～～～～
鹿声
うたまくらたづぬる旅にえしつとの
おもにならぬは小牡鹿の声　義清
～～～～～

読解にまだ自信がないです（＾ω＾；）
読みも「こうでないのかな？」程度ですからｗ

「さをしか」とは何ぞ？と、古語辞典をひっくり返したら納得がいきました。

短冊の人物は加藤義清（かとうよしきよ）。

加藤義清
（ことバンクより）
歌人・御歌所寄人。号は蕉陰・鏡迺舎。名古屋生。菊間平八郎の五男、加藤安彦孫娘婿。従五位・勲五等に叙せられる。著書に『火筒のひびき』『渡るに安き安城の』等がある。昭和16年(1941)歿、80才

かな文字読解訓練

雅楽関連の古書読解の訓練の一環として、
かな文字を少なくとも読めるようにと気に入った短冊等を蒐集しております。

今回はTOP画像。

雪中松

徒○支見流松原な連と雪不利天
堂徒のむれ多る心ちこそ春れ　義象

～～～～～～

つ○き見る松原なれど雪ふりて
たづのむれたる心ちこそすれ　義象

～～～～～～
と、自分は解読しました。
○部ですが、「介」のようにも見えますが…


尚、短冊の人物は池辺義象（いけべよしかた）。
雅楽関係者はピンとくるはずですｗ


池辺義象
（ことバンクより）
国文学者・歌人。熊本県生。号は藤園・知旦。小中村清矩の養子となるが、のち池辺姓に復する。御歌所寄人、臨時帝室編修官などを歴任する。落合直文らと編んだ『日本文学全集』は古典研究の勃興に多大な貢献をなした。旧派然たる歌風で題詠が多い。大正12年(1923)歿、63才。