WHITE STREET 徒然記

フォトグラファーの端くれである吉澤忍の気まぐれブログです。

お届け物

2009-11-26 21:47:11 | Weblog
昨日、大学時代の後輩でマイミクのにしーー氏より
TOPにUPしたものがAmazonの箱に入って届きまシタ。

ペンタックス67 45mmのレンズデス!

35mm版にすると・・・ 21mm~24mm相当になる広角レンズになりマス。

にしーー氏は学生時代には天文部に所属していて
星夜写真を6×7で撮影していたのを見ておりまシタ。
今でもオリンパスのデジ一眼で時折撮影しているようデス。


自分自身、星夜写真で撮影したものは・・・
これぐらいデス (^_^;)


送ってくれたレンズで
来週辺りに晩秋の奈良の風景を撮影しようかと検討中デス。

写真アレコレ

2009-11-25 13:48:17 | Weblog
写真に関する話題を2点。

・水越武氏の写真集「熱帯の氷河」


先だっての日記の話題で出た写真集になりマス。

本当であれば本日が発売日でシタが、
昨日本屋から電話があって、早速手に入れまシタ。

写真集と学術書の2面性があり、
綿密に取材を重ねて完成したものであると感じまシタ。

写真についても水越氏の眼差しが大いに感じられ、
自分にも大きな刺激になりまシタ。


・ふらりと撮影中で気付いた事
今日の昼飯前に携帯で撮影した田圃の畦道の様子デス。

もうヨモギが芽吹いてマス。

ヨモギの芽は「春先に摘んで」、草団子の材料にするのデスが・・・
いくらなんでも早すぎるんじゃあ・・・?

香りは春先のものに比べると弱く感じまシタ。

この早すぎる芽吹きと地球温暖化を結びつけるのは早計デスが、
何やら複雑な心境デス。

豊橋雅楽愛好者衆「千里」さんの懇親会に参加

2009-11-22 22:54:20 | Weblog

ゆたかおこし!


飯田線! 119系!!

これに山サのちくわが入れば完璧でシタ(^▽^;)
豊橋に行ってきまシタ。

本日はマイミクの青蛉返さんのお誘いで
雅楽愛好家衆「千里」さんの懇親会に参加してきまシタ(>▽<)

雰囲気はざっくばらんで
また、純粋に雅楽が好きな方々が集まって終始本当に楽しい雰囲気でシタ。
参加者の中にはマイミクの楽人さんと奥さんがおられまシタ。

「楽器をご持参ください」との事でシタので、愛機のライカと共に
篳篥を携えて赴きまシタ。

雅音会さんからの参加者が多く、
演奏を聞いて・・・

見事な演奏で、穴があったら入りたい程の見事なものでシタ・・・(・・`)
某所と比べたら羨ましい限り・・・
その様子を見て、自身の身の丈を知り、
更に研鑽を積まねばならないと心を引き締めまシタ。
・・・勿論、写真についてもデスがw

また、初めて楽箏にも触れる機会がありまシテ、
短い時間ながら演奏の姿勢や演奏方法を教えて頂き、
貴重な爪まで譲って頂けまシタ(K・Sさん、本当に有難うございます)

持ち管(使用楽器)が篳篥ということもあり、
篳篥使いの方々と自然に蘆舌作りの話題にもなり、
多くの方が様々な独自な方法で工夫を凝らし、
良い音を奏でようとしているのがわかり、自身としても楽しいものでシタ。
また、道具やセメに使う材料まで譲って頂き、感謝に堪えません

本日演奏した&雅音会さんが披露した楽曲リスト・・・

・越天楽
・登天楽(舞楽)
・還城楽(舞楽)
・五常楽急
・陪臚(勢いで篳篥の管頭を任されまシタ>< 己の下手さを披露して恥ずかしい><)
・越天楽 残楽三返
・長慶子


また、会場になった
豊橋三の丸会館の殆どを借り切った状態であったので、
御茶席も御用意頂き、
雅楽と共に宗偏流の御手前まで・・・
お菓子も「ゆたかおこし」の若松園と・・・
こちらについても嬉しい限りでシタ。



青蛉返さん>
本当によい機会を与えて下さり、感謝に堪えません。
写真一辺倒であると左様な機会はなかったと思いましたし、
雅楽があったからこそ己の身を振り返る事が出来たのかもしれません。
また機会がありましたら、宜しくお願いします。

楽人さん>
今回直にお話が出来て良かったです。
御夫婦で雅楽をというのは・・・
実は楽人さん夫妻で2組目になります。
1組目は自分を本格的に雅楽の道に引き入れた方になります。
嫁さんがもらえるかどうかは分かりませんが、
もらった時は雅楽の道に引きずり込もうと思いますw

国指定天然記念物を撮る

2009-11-21 20:19:18 | Weblog
11月も末になって
平野部でも紅葉になってきてマス。

そんな真っ只中で
「天然記念物を撮りたい」ということで国道41号線を北上。

・飛水峡の甌穴群
甌穴(ポットホール)とは
岩の割れ目などに小石が入り込んで、小石が岩を削り取って出来た穴デス。

しかし、今回は道に迷ってしまって肝心な甌穴の撮影は出来ず(T_T)
その代わりで雨に煙った紅葉の表情を見せてくれまシタ。


・禅昌寺の大スギ
歴史のある禅寺で、庭は金森宗和の作、雪舟の達磨図がある等・・・
そんなお寺のスギも樹齢1000年を越えるものになってマス。


・名古屋城の大カヤ
11月12日に撮影をしまシタ。
この日は天皇陛下が即位されて20年を記念して
名古屋城への入場料がタダでシタ(≧▽≦)
前出の禅昌寺の大スギに比べるとこじんまりしてマス。
加藤清正による普請の頃からそこにあって、
太平洋戦争末期の名古屋城炎上の際に一部被災したとか。
歴史の生き証人のような存在デス。

写真展示のお知らせ

2009-11-18 20:50:27 | Weblog
10月に写真展示を行った
「cafe brolo」さん
再び・・・
展示をする事となりまシタ(≧▽≦)



「NORTHERN AIR Ⅱ」

展示期間:2009年12月1日~28日
場所:「cafe Brolo」


作品は全て
テーマであるモノクロの白鳥になりマス。
「第1回 5 Eyes」にも出した懐かしい作品を揃えて出展しマス。

また今回は
12月1日~12月13日を前期
12月14日~12月28日を後期として
全10作品を展示予定デス!

名古屋は栄にお寄りの際は
ぜひお立ち寄り下サイ。

追慕と悔しさと喪失感

2009-11-18 00:17:24 | Weblog
昨日、雅楽会の一人の方が亡くなられたとの報告を受け、
本日の夜が通夜でシタ。

会の中でも音感が良く、
皆のコンダクター(指揮者)的な存在であり、
自分も随分助けられまシタし、
写真活動にも応援をしてくれまシタ。

つい4日前まで
練習の後で一緒にコーヒーを飲んで雅楽談義をしていまシタ。

棺桶の中の顔は
今にも起きそうなほど、「死」を実感出来ないほどの顔でシタ。



この方が会からいなくなる事を考えると
会のまとまりが果たして取れるのか不安になりマス。

自分個人としては
泉下の方に笑われぬように
楽の向上に努めるのみデス。

侵蝕するもの

2009-11-15 18:27:34 | Weblog
スクミリンゴガイ
俗に言うジャンボタニシの事デス。
世界の侵略的外来種ワースト100にも入ってマス。

田圃や用水路に毒々しいピンク色の卵を産み付け
美観もそうデスが、稲をも食い荒らしてしまうそうで
農業関係者には頭痛の種だそうデス。

TOP画像は近所の田圃の収穫前の様子デス。
御覧の通り、水面から10~20cmの所の稲の茎に
ピンク色が垣間見れると思いマス。


田圃に転がるスクミリンゴガイの殻


最近になって、
自分の住む岩倉周辺もスクミリンゴガイの繁殖が著しくなってきているように思われマス。
10年程前にはあまり見る事の出来ないものでシタが・・・


色々調べていくと
元々は1981年頃に食用として業者が養殖を始めたようで、
事業が軌道に乗らずにそのままスクミリンゴガイを捨てたのがキッカケだとか。

また、線虫の危険もあるそうデス。
ジャンボタニシに触れたら必ず手洗いを!

2009年11月14日付 中日新聞 「この人」 水越武さん

2009-11-14 11:53:51 | Weblog
今朝、この記事があった事により
たたき起こされまシタ。

6月に芸術選奨のお祝いパーティーに足を運ぶ機会もあり(参照記事)、
そのパーティーの前には銀座でバッタリとお会いしたりと。


記事中に
「自然を撮ることは単に美しい風景を撮ることではなく
自然保護を表現することなんですよ」

とありマス。

「自然保護を表現する」とは・・・
これは自分による解釈デスが、
被写体に何が起こっているかを被写体内面から引き出す
ということではないかなぁ?と。

綺麗な風景なら誰でも撮影は出来マス。
昨今はデジタルの普及もあって、身近に写真撮影が可能デスしね。

自分もそうデスが、
その「綺麗の奥にあるもの」を写し取り、表現するのが写真家ではないだろうかと思っていマス。

「声にならないものの声を聞く」
それが写真家の仕事なのかもしれません。

一世一代の大博打?

2009-11-09 19:41:37 | Weblog
会社通いが無くなった事によって
写真に対して真摯に取り組める時間が格段に増えまシタ。

中期目標の一つに・・・
「キヤノンサロン」もしくは「ニコンサロン」に応募
というのを掲げまシタ。

あらためて「キヤノンサロン」と「ニコンサロン」の応募規定を読み返してみて…

・キヤノン側
 キヤノン製品を使用の事。デジタル出力&プリンタもキヤノン製品で。

・ニコン側
 メーカーは問わず。

今現在、使用している機材がライカというのもあり、
最近の作品については応募しづらい状況デス。
大半がキヤノンMFで撮影したものが多いので、
使用機材分類すればキヤノンへの応募は可能な領域。

しかし、チャレンジするには全力勝負で挑みたい!

ニコン側は機材面で問題はありませン。
応募は「ニコンサロン」へと… という思いが強くなりまシタ。
しかしその分、応募者数も多いと考えられマス。

私の題材は「白鳥」。
とある雑誌でのコンテストの寸評で
「一段落ちる素材」というような書かれ方がなされたのを今でも覚えてマス。

ではこの素材を如何にして味付けしていくのか?
今はそれが課題になってマス。


学生時代からのテーマである「モノクロによる白鳥」。
これは「"白鳥の白"を"白"として純化出来るはずだ」との信念で続けてマス。
よって今回は「モノクロ」でチャレンジ!
(もう一方では「カラー&モノクロ混合」も考えまシタ。)

昨今の流れから行くと、
モノクロは前衛系の表現に用いられる事が多いなぁというのが私見デス。

では如何にして前衛系と差をつけなければならないのか?

考え付いた答えの一つとして
「作品一つ一つのクオリティを上げる」
そうする事によって
作品に"重み"がでるのではないか?

クオリティを高めるには・・・
・自身が持つ暗室技術を高める
・構図やトーン等の洗い出し
・更なる感性磨き
まだ他にあるかもしれませン。
とりあえず思う所はこの3つ。


TOP画像の通り、
幾つかのデジタル化が終了したものをプリントアウトし、
42~43枚程度で収まるように
作品の洗い出しを始めまシタ。

洗い出しをした後に
作品の製作、即ち暗室作業に入る予定デス。

偶然が重なれば・・・

2009-11-06 21:48:04 | Weblog
自分に写真というキッカケを与えた「究極超人あ~る」の作者、ゆうきまさみさんの作品の一つ、
「機動警察パトレイバー」のワンシーンに・・・

刑事の松井さん「偶然が3回重なったら、俺は必然だと思ってるんだ。」
特車2課 後藤隊長「・・・そう考えるのが当然だな。」


というのがありまシタ。
(ただし、台詞はうろ覚え・・・)

今現在、ある1人の話題を3人以上の別々の人から「偶然に」聞く事がありまシタ。
どちらかというと、あまり良くない話題デス。

この「パトレイバー」方式からいくと
やはり必然かもしれません。